ジョシュア・ファリスくん、スケート・カナダでシニアデビュー
いつものように更新もできないまま、大波乱!(←男子ですね)のスケート・アメリカが終わってしまいました…orz

もうGPS第2戦スケート・カナダ関連の記事が出てきているので、ぼちぼち拾っていこうと思います。
まずは今季スケカナでシニアデビューする、アメリカの新星きジョシュア・ファリスくんきの記事をicenetworkから。
昨季の世界ジュニアでは同じアメリカのジェイソン・ブラウンくんを抑えてジュニア・チャンプに輝いたファリスくん。ジェイソンくんに続いて初GPSで活躍できるでしょうか? いや、もしかすると表彰台、くるかも…?

元記事はこちら→Eager Farris battles nerves before Skate Canada  10/21/13
 



「やる気十分のファリス、スケート・カナダを前に緊張と戦う」

2013年世界ジュニアチャンピオンのジョシュア・ファリスは、今週開催される2013スケート・カナダに向けて熱意を燃やしつつ、ちょっぴり不安でもあると漏らした。
「ちょっと緊張しています」と、ファリスは認めた。「僕の(シニア)グランプリ・デビュー戦ですし。どんな目標をもってのぞめばいいのか、よくわからないんです。みんなは僕にいろんなことを言うけれど、実際に始まってみないとわからないかな」

18歳のファリスは、内気そうな、穏やかな話し方をする。ふだんはインタビューを断ることも多いが、引き受けたインタビューでは率直に、正直に話してくれる。われわれは4月にコロラド・スプリングス(ファリスはここを本拠地に、クリスティ・クラールとデーモン・アレンのコーチングの元で練習している)で、そして今月(10月)ボストンで、彼に話を聞くことができた。

ファリスは今季の新プログラムを、9月にソルトレーク・シティで開かれたU.S. International Classicで初披露した。スケート・カナダでは新プロを滑るのは二度目になる。ショート・フリーとも、振付はファリスが自分でおこなった。ただし、振付の大部分は、ということらしい。
「デーモン(コーチ兼振付師のデーモン・アレン)との共同作業だった、って言ったほうがいいでしょうね。フリーのほうは僕がメインでやりました。レイアウトを考えたのは僕でした。でも、ステップの振付をしたのはデーモンです。なぜかわからないけど、ターンなどのステップの振付となると、僕の脳は働かなくなってしまうんです」

ファリスはいつも音楽を聴いているという。そこからプログラムのアイデアを探していくのだそうだ。
「昔からアートや音楽にはすごく敏感なほうなんです。いろんな曲を聴くたびに、“作曲家はなぜこの曲を書いたんだろう? なぜこの曲にこの歌詞が入ってるんだろう? どういう意味だろう?”と、いつも細かい部分まで考えてしまうんですよね」

新フリーの曲は「シンドラーのリスト」。このアイデアが浮かんだのは、春におこなわれた世界ジュニア選手権の前だった。一方、ショートの「リベルタンゴ」(ピアノバージョン)は、友達のティモシー・ドレンスキー選手 [2011-12シーズンの全米ジュニア2位、世界ジュニアでは12位] が出してくれたアイデアだったという。
「フリーがゆっくりした曲だから、ショートはテンポのいい曲にしなくちゃと思っていたんです。フラメンコ音楽がいいかなと思ったけれど、それは以前使ったことがある。そこで、“自分の安全圏からちょっと踏み出した曲にトライしてみよう”と思ったんです」
「ショートの曲を見つけてくれたのはティム(ドレンスキー)です。ティムは振付のためにコロラド・スプリングスに来て、僕らと一緒に滞在していたんですが、彼はすごく音楽に詳しいんです。彼が紹介してくれたこの曲を聞いて、僕はすぐに“これにする!”って決めたんですよ」

ファリスはU.S. International Classicでは3位に終わった。その頃は振付のほうに集中しており、ジャンプの練習がおろそかになっていたんだと思う、と彼は言った。この経験を今後の教訓にしたいという。
「練習不足というわけじゃなかった。ただ、正しい練習ができていなかったんです。イライラが表に出てしまい、プログラムの途中で流れが止まってしまった。丁寧な演技ができませんでした。こんなことはもう二度と繰り返さないつもりです。過去にもそういうミスをしてしまったことがあって、そのたびに悪い結果に結びついてしまった。いい教訓になりました」

今はプログラムの通し練習の途中でミスを犯してしまっても、集中し直すことを学んでいるところだという。
「正直、まだイライラすることはあります。しょうがないんです、誰でもイライラしてしまうものだし。でも今は素早く平静を取り戻して、演技を続けられるようになりました。人生どんなことがあろうと、それが自分の糧になるんですよね」

昨シーズンの世界ジュニア選手権では、228.32というハイスコアで優勝した。そのとき犯した主なミスは、フリーの4T転倒と3Fのエッジエラーだけだった。大会前は優勝候補と言われたことでやや緊張していた、と彼は言う。
「でも、会場に着いたら、“よし、ふだんの試合と同じなんだ。僕にはできる。ちゃんと練習してきたんだから”と思いました。そしたら緊張はほとんど消えてしまったんです」

U.S. International Classicでは、ショートでは4Tがステップアウトとなり、フリーでは4Tをやめて3Tに切り替えた。練習では4Tだけでなく4Fなど他の4回転ジャンプにも取り組んでいるという。
「僕にとってはたぶんフリップが一番跳びやすいと思います。でも、フリップは時々エッジエラーを取られるので、その(4Fを入れる)リスクを犯したくはないですね。じつはハーネス(吊り下げ器具)を使った練習では、アクセルをのぞくすべての4回転ジャンプにトライしているんです。ループとルッツが一番楽に跳べる気がします」

今のところ、ショートとフリーにそれぞれ4Tを1回ずつ入れているが、ゆくゆくはフリーで4回転を2本跳びたいと思っている。
「ショートではミスのないクリーンな演技がしたいです。自信をもって、自分にできることをきっちりやりたい。そしてフリーでは思い切って全力でいきたいですね」

4回転ジャンプは、先月(9月)の1か月間でずいぶん向上したという。
「ああ本当に、すごくよくなってきてるんですよ。U.S. International Classicから戻ってきたときには、“なんとしてでも立て直してやる”って思ってました。今ではずいぶん安定してきています。過去になかったぐらい安定して跳べています」

「尊敬する男子選手は?」と聞かれると、ファリスは日本のスーパースター2人の名前をあげた。そのうちの1人とは、今週スケート・カナダで対戦することになる。
「それはもう、ユヅルですよ。ユヅルとタカハシが、僕が今、一番好きな選手たちです」

ただし、ファリスの最大の敵は牛乳とバターかもしれない。彼には重度の乳製品アレルギーがあり、常に用心はしているものの――試合には自分専用の食事を持っていくという――リンクから病院の緊急治療室に運ばれたことも一度や二度ではない。
「周期があるんですよ」と彼は言う。「症状がずいぶん軽い時期もあるんです」

2018年五輪の出場を目指したいと、彼はつねづね口にしてきた。
「2018年には出れるように…いや、出たいですね」

では、2014年五輪については?
「そうですね、可能だとは思います」ファリスはゆっくりとそう答えた。「それについては意識しすぎないようにしたいです。ピーキングを考えずに、自分の力を出し切ることができれば(可能だと思います)。でも、本当に出るんだったら、全米選手権にピークをもっていきたくはないですね。何が起きても、きっと夢のような感じなんだろうな。今は1週間ごとに考えていきたいです。グランプリ・シリーズがすごく楽しみです。わくわくしてるし、光栄に思っています。今は本当にいい練習ができています」

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エルモ 好きな選手が「ユヅルとタカハシ」とは意外でした!
羽生くんについては「ユヅル呼び」していますが、羽生くんが1994年12月7日、ファリスくんが1995年1月6日と、生年月日も近い同い年なので、きっと意識するところもあるんでしょうね。(ちなみにジェイソン・ブラウンくんは1994年12月15日。3人とも、ものすごく近いぞ〜)

パトリック、羽生くん、織田くん、ミハル、ジェレミー、マイナーくん、無良くんなどなど、超激戦のスケカナ男子ですが、安定感を増したというクワドとジュニア上がりとは思えない音楽性で、どんな得点・順位になるのかものすごく楽しみな選手です。
とともに、ひょっとするとジェレミーとマイナーくんより上に立つこともありうる? もしそうなったらアメリカのソチ代表の行方は!?(怖)...と、何かと目が離せないファリスくんに要注目です!
 

カテゴリ:ジョシュア・ファリス | 05:15 | comments(4) | trackbacks(0) | - | - |
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