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ジュンファンくん、クリケ取材&医療サポート契約etc

あいかわらず仕事が終わらず、スケートはなかなか見れないわ、生活時間帯はぐちゃぐちゃだわの今日この頃アセアセですが、とりあえず全米男子とユーロ女子まで見終わりました。

で、ものすごーく今ごろですが……ジェイソンのフリーすばらしかったですね! 演技が始まるまでの不安な表情とうってかわって、氷に立ち演技を始めた瞬間からどーっとあふれ出すものがあり、涙が出てしまいました。あの表現者としての才能は何なんでしょう…。

 

さて、ジェイソンではなくまたまたジュンファンです汗

 

世界ジュニアまでジュンファンくん関連の情報は出てこないと思ってたら、嬉しい大間違いでした!

昨日2月2日、韓国のSBSテレビの夜のニュースで、クリケットクラブでの練習の様子を伝えるミニ特集が放送されたもよう。

この動画を含め、1月のナショナル以降アップされて、ヘビロテさせていただいている動画をちょっと載っけさせていただきたいと思います〜(動画主さま方、いつもいつも本当にありがとうございます〜)

 

 

 

SBSのクリケレポ。無人に近いリンクは早朝でしょうか? オーサーとウィルソンと共に振付のブラッシュアップをおこなっているもよう。ナショナルでは靴の問題があったけれど、今は大丈夫そうかな? ちょっと安心。

オーサーとハイタッチする顔がめっちゃうれしそう(笑)

 

 

ウィルソン「ジュンは非常に才能がある。ヨナがそうだったのに似ている。音楽に対するすばらしい耳があり、動きの可動域が広い。体の動かし方がよく、表現する力がある」ふむふむ。ウィルソンはヨナの耳をすごく高く評価していたそうですが、韓国のインタビューとはいえそんなヨナと比べられるぐらい、やはり音感を評価されているんですねぇ。

ジュンファン「技術的なことも重要ですが、ジャンプ以外の要素もとても大切だと思っているので、表現力などの部分を練習しています」(グーグル訳

 

【追記】

追加で出た記事によると、ウィルソンはこんなコメントをしているそう。

「数年前に韓国を訪問した際、若いチャ・ジュンファン選手が練習している姿を見る機会があった。彼はすばらしいスケーターであり、本物のパフォーマーになる資質を持っていると、その時に感じた。彼は表現力の面で、以前のキム・ヨナのような、音楽を完全に理解する力、感情を身ぶりで美しく表現する優れた能力を持っている」

おお〜、数年前というのは、ヨナのショーの練習か、あるいはウィルソンが審査員をつとめ、ジュンファンくんがペアスケートにチャレンジした『キム・ヨナのKiss & Cry』のことでしょうか? もし後者だとしたらなかなか感慨深いものがあります!

また、韓国SBSでは2月9日に今回のクリケ取材の特集放送があるそう……どこでもドアぁ〜 kyu

 

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ナショナル後には韓国の病院との医療サポート契約も発表されましたね。この病院がアップしてくれた動画がすごく高品質な上にやたらめったら可愛くてーアセアセ 

 

 

病院はソウルにある「自生韓方病院」というところで、新体操のソンヨンジェ選手や有名サッカー選手も訪れる病院だそう。

この病院のブログがまた充実していて、これによると、「2018五輪で男子初のメダルに挑戦するチャ選手」がよい成績をおさめられるよう、1月18日に医療支援契約を結んだとのこと。演技に集中できるよう専門の医療スタッフを派遣し、漢方治療や鍼治療、マッサージ療法などで負傷防止プログラムを実施する予定。契約式では病院長から、この病院自慢の漢方薬を贈られたとか。

ここ数年、成長痛やらいろいろ抱えていただけに、心強いですね!

 

 

双葉 双葉 双葉 双葉 双葉

 

動画ではないけれど、オーサーコーチに取材したコラム

 

オーサーはヨナといろいろあったこともあり、韓国選手を受け入れることをためらっていたらしい。だけどジュンファンくんだけは、将来トップクラスの選手になれる逸材と判断し、例外的に受け入れたんだそうです。

その他、ヨナとの経緯なども書かれていてなかなか興味深いコラムです。もしよかったらグーグル翻訳などで読んでみてください。

 

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最後は、いつもお世話になっているAARONさん(ナショナルの朝のサブリンクでの練習動画をアップしてくださった方)の動画です。貼り付け禁止なのでリンクだけ。

韓国ナショナル2017のジュンファンくんの演技以外の全記録と言っても過言ではない動画たち……感謝!

 

★1日目 公式練習→ https://youtu.be/CPFSBZvNFvA

 

★2日目 公式練習+6分間練習→ https://youtu.be/Qy4DW4_IqOI

 

★3日目 6分間練習→ https://youtu.be/igsVb3ZOYUI

 


…さて、朝になったのでお仕事にもどるとしますかね… Aネコ

 

JUGEMテーマ:フィギュアスケート

カテゴリ:チャ・ジュンファン | 05:50 | comments(19) | trackbacks(0) | - | - |
ジョシュア・ファリス、現役復帰。icenetworkインタビュー

じょ、ジョシュアの約1年ぶりのつぶやきです…

 

 

ジョシュアが戻ってくる――。

 

2016年の夏、あのすばらしくも悲しい引退インタビューを書いたニック・マッカーベル記者が、今度はすばらしい復帰インタビューを記事にしてくれました。

 

めったに自分の声をSNSに上げないジョシュアですが(それにはシャイな性格以外に理由があったことを、去年の記事で知ったのでした…)じつは家族や友人、コーチ、医師など、まわりの人々からすごく支えられてきたんですね。そして、彼自身がとても強い人であることを、今回改めて知りました。

 

おかえりなさい、ジョシュア。決断してくれてありがとう。神様、治してくれて本当にありがとう。


元記事はこちら→For the love of the sport: Farris announces return
Posted 2/8/17 by Nick McCarvel, special to icenetwork

(時間がなくてざっと訳なのでもし間違い誤訳誤字などあったらすみません)

 

 

 

「スケートへの愛のために:ファリス現役復帰を発表」

 

これは忍耐と勇気と情熱、そして何よりもスケートへの愛の物語だ。主演はジョシュア・ファリス。

 

2015年夏に連続して複数の脳震盪にみまわれたファリスは、今後さらなる脳震盪を起こす危険があるとの理由から、2016年夏に現役を引退した。だが今、脳震盪が完治し、医療チームからのゴーサインも出て、彼は試合に復帰することを念頭にリンクに帰ってきた。

 

そして彼はちっとも変わっていなかった。

 

「僕は自分自身のために滑りたいんです」今週はじめ、ファリスはicenetworkとの独占電話インタビューでそう話した。「結果のためではなく、スケートへの愛のために滑りたい。滑るために滑りたいんです」

 

当面の目標は、ただ氷に乗ること、健康でいること、滑ることだ。長期的な目標はまだ具体的には決まっていないが、それでもファリスは今、コロラドスプリングスの〈ブロードムア・ワールド・アリーナ〉に、クリスティ・クラールとデーモン・アレンをコーチとして戻ってきている。すでに3Aを跳んでいるという。

 

●気持ちの変化

 

僕が最後にファリスと話したのは、彼の人生で最悪の時期が終わろうとしている頃だった。2015年全米選手権で3位となり、世界選手権デビューも果たした(結果は11位)あと、彼は練習で4Tを跳ぼうとして転倒し、頭を打った。その後すぐに、さらに2回の脳震盪にみまわれた。

 

「長く苦しい1年でした」去年の6月、彼はそう言った。「滑り続けるのは危険が多すぎると、正式に判断しました。脳震盪の再発への恐れをいだくことなく生きていきたいんです」

 

ところが、引退発表から数か月後、その判断は間違っていたのではないかと思い始めたという。ファリスはワールド・アリーナでコーチをしていたが、時がたつにつれて症状はよくなっていった。そこで、医師に相談してみた。(引退を決めた当時)医師たちは、完治すれば脳に損傷が残る危険性はなくなると言っていたからだ。

 

「でも、引退を決めたとき、僕はまだ鬱状態にありました。それ以降、考え方が変わったんです。」

 

競技から離れている間、ファリスはプロホッケーの大ファンになっていたのだが、ホッケーのような激しい接触スポーツで、選手たちがどんな犠牲を払っているのかわかったという。氷の上で戦う戦士たちを見て、自分もそうなりたいと思うようになった。

 

「僕は幸運だったんです」とファリスは話した。「治療にかかわってくれた医師たちは、医師のチェックを受け続けるのであれば、現役に戻ってもだいじょうぶだと確約してくれました。ただし、プロホッケー選手になるのでなければ、ですけどね」

 

●決意

 

自分がどれだけスケートを愛していたか、離れてみて初めてわかったのだと、ファリスは言う。昨年9月か10月頃までは引退したことをあれこれ考えることはなかったが、11月はじめに本格的に練習に戻ったとき、次に何をすべきか悟ったのだという。

 

「練習は思っていたよりずっとうまくいきました。感謝祭の直後ぐらいには、『トリプルアクセルが跳べているんだから、もう一度復帰してみても全然かまわないんじゃないか?』と思ったんです」

 

これほど長く休んでいたにもかかわらず、ほとんど状態が落ちていなかったこと。このことによって、ファリス自身や一緒にリンクにいた人たちも、彼が今の男子フィギュアにおいて最高の才能の持ち主であることを改めて知ることになった。

 

「スケートを再開し始めたばかりの頃、リンクにいた人たちに『今までずっと滑っていたの? 週末の休みをちょっと長めにとっていただけみたいに見えるね』と言われたんですよ」ファリスはそう言いながら笑った。「それで気づいたんです。そうか、僕はフィギュアスケーターとしての才能にすごく恵まれているんだなって」

 

感謝祭の休暇でダラスに住む父親ロッドのもとを訪ねたときには、自分の中で気持ちは固まっていた。

 

「父はスケートにかかわるいろんなことで、とても助けになる人です。で、このことを父と話しているうちに、『よし、やってやろう。僕はできる』という気になったんです」

 

クラールとアレンの両コーチにはこれまでも何かと相談してきたが、ファリスはふたりに今の気持ちと決心を伝えた。アレンコーチと話をしたのは12月はじめのことだった。

 

「デーモンのところへ行って、こう言ったんです。『あんなふうに(キャリアを)終わることはできない。戻って戦いたいんだ』と。そしたら、アレンは『わかった』と。彼もクリスティも、僕はまだ終わったわけじゃないとわかっていたんだと思います。僕のまわりにいた多くの人は、まだ僕はスケートをやめるべきじゃないとわかっていました。僕ははじめ、彼らは間違ってる、ただの希望的観測だと思っていました。でも、彼らは正しかったんです」

 

●復帰への長い道のり

 

練習を再開したのが11月はじめ。今はジャンプも毎日跳んでおり、エッジ使いも現役時代より上手く、より深くなっているのだそうだ。オフアイストレーニングや体力づくりにも励んでいるが、これらの面についてはまだ不足していると感じている。

 

復帰戦については、初夏から真夏にかけて行われる大会への参加を考えている。2シーズン休んだことにより有効なポイントはすべて失ったため、アメリカスケ連からGPSのアサインを与えられるには自分から嘆願書を出す必要がある。

 

アメリカスケ連は、ファリスは2015年世界選手権で12位以内だったため、規定によって「復活した選手」として扱うことが可能である、とのコメントを出した。ということは、シニアB大会への出場資格があり、夏の大会への出場をこなせばGPS(最も可能性があるのはスケート・アメリカ)への資格も得ることになる。

 

五輪シーズンに復帰することになるが、目指すものは平昌五輪ではないという。

 

「五輪に出られたら嬉しいかと言われれば、はい、嬉しいですし、手が届く可能性があるかと言えば、あると思います。でも、それが最優先事項かといえば違うんです。僕は自分のために戻ってきたいんです」

 

「この話をしたら、みんなすごく喜んでくれました。僕の周囲の人はみんな、僕がまだ終わりじゃないとわかっていたんだと思います。僕が味わった『トラウマ』を乗り越えられたことを、だれもが喜んでくているんだと思います」

 

●新しいジョシュア

 

そのトラウマについて、ファリスは今、話をすることができる。だが、その数か月間、それは暗い現実だった。脳震盪のため、明るい照明がついた部屋にいることができなかったため、暗く静かなところに何時間もこもっていなくてはならないこともあった。音楽とギター、そして両親やスポーツ心理学者のキャロライン・シルビーと話すことが助けになった。

 

これらの時間が、自分が誇れる人間、試練にみまわれても果敢にチャレンジできる人間へと成長するチャンスをくれた、とファリスは言う。ワールド・アリーナではマックス・アーロンとよく顔を合わせたし、ジェイソン・ブラウンもファリスの状態や回復具合を気にかけて定期的に連絡をくれていたという。

 

ファリスは引き続き母と暮らしており、ワールド・アリーナでのコーチ業も続ける予定だ。クラールとアレンの両コーチがいれば、以前よりもっといいスケーターになれるだろうと、彼は考えている。

 

ファリスはなめらかで変化に富んだスケーティングが持ち味だが、そのキャリア中ずっと、いろいろな理由から試合で力を発揮することがなかなかできなかった。だが、休んでいる間に冷静さを身につけ、メンタルの状態も変化したため、元と同じ悪いパターンにおちいることはないと確信しているという。

 

このことは、クワドについて質問した答えに明確にあらわれていた。

 

「クワドは絶対に挑戦したいと思っています……いや、『挑戦する』はやめておこう。クワドは跳びます。休んでいた時間が、過去の僕の悪い習慣を取り去ってくれていたらいいな。今は自分をきたえ直し、平静でいられるようになったんです。以前は一生懸命やりすぎていました。クワドは簡単なものではないけれど、当たり前のジャンプの一環として取り組まなくてはならないものだと思います。」

 

●確かなもの

 

これまでの2年間をどう表現すればいいのか、まだちゃんとはわからない。だが、今は自分に自信が持てている。それが一番大切なことだと、彼は言う。

 

「この2年が僕の人生の『もっとも暗い時代』だったのかどうかはわかりません。人はだれでも人生で暗い時期を経験するものですし。僕はスケートを離れて、人間として自分自身のことを理解していったんです。何かを失ってみて、それがどれほど大事なものだったのか初めて理解できます。それがこの2年間から得ることができた最大の教訓であり、最大の収穫です。今、僕にはこれからのロードマップ(道路地図、工程表)があります。今はまだ短期的な目標ではあるけれど」

 

これから自分の前に伸びている不確かな道を進んでいく上で、もっとも大切なもの、進んでいく意味をもっとも与えてくれるものは、家族的なつながりだという。

 

「僕には優秀でしっかりしたチームがついてくれています。彼らが『君は滑るために滑る。そのために戻ってくるんだよ』と思い出させてくれました。そう、だから僕は戻ってくるんです。自分のサポートチームのことを、僕はとても信頼しています。彼らが僕を呼び戻してくれたんです」

 

 

3週間前にこの写真をあげてくれたペアのマックス・セトレージ選手のインスタより。

アイスダンスのジョー・ジョンソン選手とともに、この2年間ジョシュアの近況をさりげなく楽しく知らせてくれてほんとにありがとう。

記事に出てきたマックスもジェイソンも、みんなほんとにあったかいなあ…

 

 

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カテゴリ:ジョシュア・ファリス | 10:03 | comments(27) | trackbacks(0) | - | - |
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