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たらのフィギュアスケート日記大好きなフィギュアスケートについて語っています。
男子シングルに偏る傾向あり。 たまに海外記事も翻訳してご紹介します。 |
2週間もたってめちゃくちゃ今さらですが……ジュンファンくん初JGPで初優勝おめでとう!
いやあ、私的に今シーズン前半のメインイベントだったJGP日本大会@新横浜。念願の初生ジュンファンな上に、なんとびっくり初優勝!に興奮しすぎてバーンアウトしてしまったのか、大会後ぐらいからテンションが急激に下がってしまい…
絶対書くぞと決めていた観戦記もアップできず、スケート情報を追おうという気持ちもいまいち盛り上がらず…
これって…ロス…なんですかね? もしそうだったらちょっとヤバすぎますよね…
そんなわけで、もう4日も前の記事だし、インタビュアーのウェイ・ション(Wei Xiong)さんがとってもやさしい英語で書いてくださっているので今さら訳す必要もないと思うけれど、個人的にリハビリというか、「ロス打破!」のためにも
Goldenskateにアップされたジュンファンくんインタビューです。既出の情報も多いですが、こうやってまとまった英語記事になるのはうれしいな。ウェイさんうらやましいありがとうございます^^
【追記】ISUのライストで演技の解説を担当しているテッド・バートンさんの演技解説、そしてテッドさんによるジュンファンくんやオーサーコーチへのインタビューも追加で訳しました〜
元記事はこちら→Jun-Hwan Cha off to strong start
「チャ・ジュンファン 好スタートを切る!」
先週、横浜で開催されたJGP日本大会で、韓国のチャ・ジュンファンは、ジュニア男子の最高得点となる総合239.47をたたきだし、金メダルに輝いた。
チャはまずSPで力強い演技を披露し、JGPデビューを飾った。SPの曲は『コーラス・ライン』のサウンドトラック。3Lz-3Tのコンビネーションとしっかりした3Aを決め、スピンとフットワークの質も高かった。パーソナルベストとなる79.34点で、アメリカのヴィンセント・ゾウに続いてSP2位につけた。
「SPはまあまあでした」と、現在14歳のチャは言った。「いくつか小さなミスをしてしまったけれど、緊張しないように、落ち着いて滑ることだけ心がけていました。もっとできたかもしれないけど、それでもかなり満足はしています」
選曲については、オーサーの教え子は次のように話した。
「デビッド・ウィルソンが選んでくれました。去年のSPは『死の舞踏』で、とても重厚なプログラムでした。今年は去年とは違うものにしたいとデビッドが言って、それでこのミュージカルを使うことにしたんです」
SP後の抽選で、フリーは最終滑走となった。翌日のフリーの曲は映画『イル・ポスティーノ』より「ミ・マンケライ」、ほぼノーミスの演技をおこなった。4SはGOE2.0の加点がつく美しい着氷、残る7つの3回転ジャンプもクリーンに決めた。
スピンでレベルの取りこぼしはあったものの、完ぺきに近い演技で、こちらもパーソナルベストとなる160.13点を獲得。フリー1位、総合でも1位となった。
「(優勝したからといって)特に何か違うという感じはないですけど、優勝できてうれしいです」と、チャは語った。「この大会では優勝は特に目指していたわけではなく、ただいい演技をすることだけ考えていました。演技で一番よかったのはクワド(サルコウ)だと思います。試合で初めてきれいに着氷できたので」
総合239.47点は今シーズンのJGPの最高得点であるだけでなく、これまでのジュニア男子記録だった日本の宇野昌磨の点を1.2点上回った。
「得点にはかなりびっくりしました。演技後にはブライアンに、よく努力したね、よくやったねって言われました」
チャ・ジュンファンは韓国ジュニア・チャンピオンに2度、韓国シニアの銅メダルに2度輝いている。スケートを始めたのは2009年、8歳のときだった。
「ある日、生まれて初めてスケート・リンクに行ったんです。ちょっと滑ってみたらすっかり好きになってしまって。それで、スケートを始めました」
生まれ育ったソウルで、シン・ヘスクコーチの指導を受けていたが、2015年3月に拠点をカナダのトロント・クリケットクラブに移し、ブライアン・オーサーについた。
「海外のいいコーチを探していたんです。その前にブライアンに会ってスケートを習うチャンスがあったんですが、彼のことがとても好きになって、ぜひ指導を受けたいと思いました。だから、トロントに行ってそこで練習しようと決めたんです」