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ジュンファンくんの世界デビュー!@ハンガリー世界ジュニア2016
やーーーっと見れました世界ジュニアのチャ・ジュンファンくん(遅っ)
もーー今季はスケート情報に全然ついていけてないのですが(;_;) せめてジュンファンくん情報だけはまとめておきたいと思います。



ネイサンと草太くんの欠場で(2人とも本当に悔しかったでしょうけど早く完治して、万全の状態で来季を迎えられますように祈っています)どうなるかと思ったジュニアワールド男子だったけれど、とてもハイレベルな戦い、かついろんな個性があって、すごくおもしろかったですね。
その中でも韓国のチャ・ジャンファンくん。まだ14歳5か月と、フリーに進んだ男子で最年少だったけれど、総合7位。演技的にも存在感たっぷりで、すばらしい世界ジュニアデビューでした!
耳鳴りはもう治ったのかな?とか、JGPシリーズ出ていないから大舞台でどうかな?とか、勝手に心配しまくってましたが、いやーまったくの杞憂どころか、初のビッグな試合なのにほとんど緊張感を感じさせないたたずまい。前も思ったけれど、けっこうメンタル強そう。
実はオータムクラシックのとき、以前に比べてちょっと伸びやかさがなくなってしまったかな…と感じていたんですよね。でも今回は、あのあぶなっかしいほどの伸びやかさが帰ってきたように感じました。

  
SPはサンサーンスの「死の舞踏」。振付はシンディ・スチュワートさん。リッポンくんや未来ちゃん、カレン・チェンやパク・ソヨンなど主に北米選手の振付を多くされている方らしいです。



ルッツにアテンションがついてしまったけれど、ものすっごい幅のルッツコンボ! 3Aは回転不足もなく高さも十分。去年まではコロコロ転びまくっていたのに、マスター早っ! 跳ぶ前の屈みこみがちょっと気になるけれど、これから「ミスター3A」にどんどんブラッシュアップしてもらえることでしょう。特に3つ目のジャンプ、ウォーレイからのつなぎてんこ盛り3F、音楽の高まりとかみ合って、すっごいワクワクしますわー。

もともと音感がすごくいい選手だけど、ただクロスやつなぎのステップを踏んでいるときも、膝の曲げ伸ばしと曲のリズムが合っているために、プログラムの最初から最後まですごくリズミカルな印象ですね。こういうのは意識的なのか、天性のものなんでしょうか? とにかく音楽との一体感がすばらしいです。
まだ筋力やバネが弱いせいか、肢体がぐにゃっとしてしまうところはあるけれど、上半身の動きがジュニア男子らしからぬ優美さ。ふわりとした手・腕の使い方はやっぱりバレエの基礎が生きていますね。
それにしてもちょっと前まで、まるで女の子みたいに可愛らしい印象だったのに、すっかり男子。身長も167センチまで伸びているらしいです。ファンとしては成長が楽しみではあるんですが、ちょっぴりさびしい気も…。
TES41.29、PCS33.09、総合74.38でSP7位。実績もなく滑走順も早かったのに、PCSけっこう出ましたね。(プロトコル

あと今回、英語がかなり上手なことも判明! スローからキスクラにカメラが切り替わったとき、「I don't feel like anything」と言って、オーサーに「Really?」と笑われてます。「特になんにもしたくない」みたいな意味だと思うんですが、どういう文脈だったのかな? すごく自然な言い方で発音もばっちり北米風です。
その後、オーサー「OK。70点台だろうね。きみは何点だと思う?」、ジュンファン「Seventy」とこれまた自然〜なお答え。点数を待っていると、客席から「ブライアン!」と男性の声が聞こえます。オーサーが「だれかブライアンと言ったね」というと、ジュンファンくん客席を指さして「あそこ」「どこ?」「手をふってる」「ほんとだ(笑)」みたいなやりとりが。英語もばっちりだけど、キスクラでのリラックスぶりがすごいです。

そういえば、Jスポーツで解説の中庭健介さんがずいぶん褒めてましたね。「(3Fを)降りたあとすぐにステップにつなげて、ジャンプがステップの一部であるようにきれいに決めてましたね」「(この選手)初めて見たけれどすばらしい。コーチがブライアン・オーサー先生ということで、本当にいい環境で育っているんだなと感じる」とここまではいいとして、演技後に「踊ってる時には非常におとなっぽいけど、やっぱりまだ若い顔されてますねー」、キスクラで「しぐさもかわいらしいですねー」。なんか中庭先生、萌えてらっしゃいません?w

  
フリーは「ブラックスワン」。振付は宮本賢二さん。英語版wikiによると、2010-11シーズンから競技プロのほとんどは宮本さんが振付されていたそう。全然知らなかった!



TES61.51、PCS71.22、総合132.73。(プロトコル
3Aはフリーでもばっちり。ルッツは2本ともeマークがついてしまったのが今後の課題でしょうか。後半ヌケもあってノーミスではなかったけれど、終盤まで勢いを落とさず優美な黒鳥を演じきりました。
Jスポの中庭先生ですが、フリー後のコメントがまた秀逸。「まだ少し粗い部分はあるけれど、磨けばどんな色にも輝きそうな、宝石のような選手ですね!」ですって! 宝石のよう、なんてそうそう言えませんよ。語彙がステキすぎます、先生❤

  
韓国スケート連盟提供の動画。twitterのファンアカウントさんが訳してくださったのがこちら。フリーのキスクラで自分でおでこをコツンとやっていたのは、「試合で失敗が続き、悔しかった」からだったのかな。



  
ISUのバイオを見ると正式にオーサーがコーチになったんですね。ユース五輪のときのバイオではまだ韓国人のシン・ヘスクさんがコーチだったので、この間に変わったんでしょうか。

昨年12月に出た韓国の記事によると、昨年の3月から11月までトロントのクリケット・クラブでオーサーコーチに“猛特訓”を受けたそうな。当初は短期留学のような形だったという話もあったので、成果が出たのを受けて正式に移籍ということになったのかもしれませんね。
 
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カテゴリ:チャ・ジュンファン | 16:59 | comments(4) | trackbacks(0) | - | - |
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