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宮原知子USクラシック優勝!Icenetwork記事&知子ちゃん英語コメント
今季初戦の2015年USインターナショナル・クラシックで、みごと優勝を飾ったさとこちゃん。SP・フリーともにノーミスに近いすばらしい演技。PCSは若干抑えられた?と思わないでもないですが、初戦からこの完成度はすごいの一言。(プロトコルはこちら→女子SP  女子フリー
このさとこちゃんの演技が、Icenetworkの記事ですごく美しい言葉で形容されていました。美しすぎて、正直日本語に訳すのが難しいぐらいなのですが(汗)とりあえずさとこちゃんに関する部分だけ抜き出してみました。ライターはツイッターでもおなじみのリン・ラザフォードさん。

元記事はこちら→Stunning Miyahara skates away with Salt Lake gold


「美しき宮原、圧巻のスケートでソルトレーク優勝」



2015年USインターナショナル・クラシックで、宮原知子のフリー「Un sospiro」(リストの『ため息』)を見たファンの目に映ったものは、空気のように軽やかなピンク色の姿が、氷上を浮かぶように舞いながら、リストのピアノエチュードの情感を、希望に満ちた明るさから謎めいた陰影まで、いとも自然に描きだしていく様子だった。空中姿勢のしっかりした小気味よいジャンプ。そして、絵に描いたように完璧なスピン――そのハイライトはプログラム最後の美しいレイバックスピンだった。

しかし、演技をふりかえった宮原にとっては、もっと向上できるところばかりだったらしい。
「もっといい演技がしたかったです」と、京都生まれの17歳は話した。「ちょっと悔しいところもあります。もっと練習しなくちゃ、と思いました」

その一番悔しい部分というのは、転倒し回転不足も取られた3Lzのことだろう。その瞬間だけ、ローリー・ニコルの振付がかけた魅力的な魔法が、確かに一瞬途切れてしまった。けれどもそれ以外は、3つのコンビネーションを含む6つの3回転ジャンプも、軽やかで精巧なステップも、スピンやステップのレベルも、すべてがみごとだった。現・世界銀メダリストの宮原は、120.06点でフリー首位、総合183.64点で優勝を飾った。

「このプログラムはすごく気に入っています。去年の『ミス・サイゴン』より表現するのは難しいんですけど」小柄な宮原は、小さな声でそう話した。「美しい曲ですし、自分の演技もよくなってきていると思います。少しずつですけど、成長はしていると思います」

宮原は今後、子どもの頃からあこがれてきた大スターと対戦することになる。
「もっと一生懸命練習して、次の試合(ジャパン・オープン)に備えたいと思います。浅田真央選手が出場します。すごく尊敬している選手なので、一緒に試合に出ることができてすごく嬉しいです」



トム・ディクソン振付のSP「ファイアー・ダンス」。冒頭の3Lz-3Tをはじめ、回転不足を取られ続けて苦しんでいたのが嘘のような、明快できれいなジャンプですね。以前より高さも出ている気がします。けっこう忙しい凝った振付なのに、せわしない感じが全然なくて、踊りを楽しんでいるかのような余裕が感じられるところがすばらしいです! 選曲も知子ちゃんにすごく合っていて素敵。去年のフリー「ミス・サイゴン」もそうでしたけど、トム・ディクソンいい仕事してますねー。


フリー「ため息」。記事の最初で「いとも自然に」と訳したのはeffortlesslyという単語だったのですが、まさしくeffortless(無理なく、苦もなく)という形容がぴったりの、無駄な力がどこにも入っていない、それでいてしっかりした芯を感じさせる動きが本当にすてき。ただ迫力という点ではちょっと弱い印象もある気も。さとこちゃん自身が課題として挙げている「スピード」がついてくると、さぞすごいことになるでしょうねぇ。
ジャンプは昨シーズンと同じく、3-3は入れず、2A-3Tを2本構成ですね。確か以前にインタビューで「今季はフリーで3-3跳びたい」と言っていたと思うんですが、これから変えてくる可能性もあるのかな?そのあたりも含め、JOでどんな演技を見せてくれるか、楽しみです。



そして、フリー演技後のさとこちゃん英語インタビューが!
(おそらく「この大会で何を目標としていたのですか?」と聞かれて)「今シーズンの初戦だったので、どのくらいの得点がもらえるか知るため。そして、今後の試合に向けて自信をつけるためでした。課題はスピードを出すことと、ジャンプの質をよくすることだと思います。SPはいい演技ができましたが、今日のフリーは自分にとってはそれほどよくありませんでした。だからすごく満足というわけではありませんが、今後の試合に備えるためにはいい試合だったと思います」(最後にカメラに向かってお手ふり)「こんにちは、宮原知子です。スケアメで会いましょう!」
さすがに7歳までアメリカで暮らしていただけあって、端正で自然な英語。でも英語で話すときも、日本語のときとまったく同じく、小さな声ではにかみながら話すんですね〜。可愛いです❤


復帰する真央ちゃんとはJapan Open、NHK杯、そしてもちろん全日本で対戦することに…やはり世界的にも注目なのですね。きっと日本のメディアも煽りに煽ってくると思いますが、さとこちゃんにはこのまま自分のペースをしっかり守って、がんばってほしいです!

そして……ああ、NHK杯(;_;) 私も現地観戦をもくろんではいるのですが、チケが……チケがあああ(;_;) 
万が一、「11月27日または28日のチケットが余っているよ!見かけたよ!たまたま落ちてたよ!!」などという方がいらっしゃいましたら、お声かけ頂けたらありがたいですぅぅ。よろしくお願いいたします<(_ _)><(_ _)><(_ _)>

そして、絶対ないと思いますが万が一スケート連盟様の関係者様がこちらを見かけられましたら、どうか次回からは大き目の会場確保と、よからぬ転売業者対策を、どうかどうかよろしくお頼み申します!

さとこちゃんからの脱線、大変失礼いたしましたー!(;∀;)

JUGEMテーマ:フィギュアスケート
カテゴリ:日本女子 | 12:28 | comments(6) | trackbacks(0) | - | - |
ジョシュア・ファリス、クラールコーチが語る脳震盪の詳細@Icenetwork
突然こんなツイートがTwitterのタイムラインに現れたのが、今からほぼひと月前の8月25日。
  「米スケート連盟のレポートによると、ジョシュア・ファリスは脳震盪のため強化合宿を欠席している。脳震盪は完治に向かっている」(スポーツライターのエイミー・ローズウォーターさん)

それ以降、米スケ連やメディアからまったく何の情報もなく、もちろん普段からめったにつぶやかないジョシュア本人も沈黙したまま、ファンがやきもきしているところへ舞い込んできたGPS欠場の知らせ。
そして、やっとやっと、ジョシュア本人がつぶやいてくれました。
  「GPSを棄権することになってしまい、非常にがっかりしています」
「僕は今、着実に回復に向かっていて、できるだけ早く氷の上に戻れるよう願っています。ファン、家族、友達からのすべてのサポートに感謝します」



そして今日、Icenetworkからジョシュアのコーチ、クリスティ・クラールさんのインタビュー記事がアップされました。記事を書いたのは、ひと月前の第一報をツイートしたエイミー・ローズウォーター記者。やはり脳震盪は練習中の転倒によるものだったのですね…。

元記事はこちら→No timetable for Farris' return from concussion



「ファリス、脳震盪からの回復時期は不明」

クリスティ・クラールコーチは、ジョシュア・ファリスが氷上に戻ってくることを心から願っているが、教え子への一番の望みは彼が健康を回復することだという。だが、回復までどのくらいの時間がかかるか、今はわからないそうだ。

米スケート連盟は今週金曜日、2015年全米銅メダリストのファリスについて、脳震盪が完治していないためGPSを2大会とも欠場する、と発表した。ファリスは8月下旬のChamps Camp(アメリカのトップ選手を集めた強化合宿)にも参加しなかった。

「脳震盪はふつうの怪我とはまったく違うものよ」2011年からダモン・アレンと共にファリスのコーチをつとめているクラールはそう話した。「彼がスケートを大好きなこと、スケートをとても恋しがっていることは、よくわかっているわ。でも、脳震盪というのは決して甘く見てはいけないものなの」

表現力豊かなスケーターとして知られるファリスは、2015年四大陸選手権で銀メダルに輝くなど、昨シーズン後半に大活躍し、今年のスケート・カナダとNHK杯でも高い期待がかかっていた。だが、クラールによると、ファリスは7月中旬にコロラド・スプリングスで練習中、4Tで激しく転倒した。その際、「むちうちのように、首ががくんと後ろにのけぞった」という。

「私はその瞬間は見ていなかった。でも、それから約30分たってから、彼が私のところへやってきて、何かおかしな感じがすると訴えたの。それで(米国オリンピック委員会の)トレーニングセンターへ向かったわ」

「彼は頭痛がして、何か違和感があると言った。イライラして落ち着かない感じがすると。それから3週間後、彼はリンクにやってきて2Aを跳んだ。転倒はしなかったけれど、着氷した後に彼は『何かが変だ』と言ったのよ。それ以来、彼はスケートをしていないわ。私たちは治療に積極的に取り組んでいて、彼は今、回復しつつあるところよ。彼はすごく幼い頃、7歳か8歳の頃に一度脳震盪をやったことがあるの。2度目の損傷に耐えられなかったのね」

クラールによると、ファリスはこの時以降、氷に乗っていないという。

クラールはスポーツ科学を研究していることでも知られているが、ファリスには今、「ファンからのサポートが必要」なのだと彼女は強調する。

「私たちはみんな、ジョシュのためにできる限りのことをしたいと思っているわ。彼はとても努力家のアスリートであり、人間としてもすばらしい人だから」

米スケート連盟からのニュースリリースの中で、ファリスは次のようなコメントを出している。「GPSを棄権することになってしまい、非常にがっかりしています。僕は今、着実に回復に向かっているところです。できるだけ早く氷の上に戻れるよう願っています」

ファリスは世界ジュニアで優勝後、2015年にシニアの世界選手権にデビューし11位になっている。米スケート連盟によると、スケート・カナダにはファリスに代わってティモシー・ドレンスキーが出場する。NHK杯の代替選手についてはまだ発表されていない。

最近、脳震盪によって影響を受けたスケーターはファリスだけではない。昨季サイモン・シュナピアとペアを組んでいたディーディー・レンは、今年の初めに脳震盪を起こし、それ以来リンクから遠ざかっている。アイスダンスの現世界チャンピオンのガブリエラ・パパダキスも脳震盪に見舞われ、11月まで試合に出場できない見込みだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

……涙。

この記事にはジョシュアの言葉はありませんが、クラールコーチのこの言葉。
「彼がスケートを大好きなこと、スケートをとても恋しがっていることは、よくわかっているわ」 (I know he loves skating and he misses skating a lot)
misses skating a lot ということは、おそらく彼は今、スケートができないことをとてもとても悲しんでいるんでしょうね…。

ジョシュアが、去年大惨敗したNHK杯にふたたび戻ってきてくれることを、私はすごく楽しみにしていました。ジョシュア自身も、またNHK杯に出られることになって嬉しいとつぶやいてくれていました。
  「僕が一番好きなGPSの2つの大会にまた出られることになってラッキーだ! 日本大会のことはとても嬉しいよ。今度こそいい演技ができるチャンスだからね!!」

でも、NHK杯欠場の理由がやはり脳震盪だとわかった今は、とにかく完治して健康な体を取り戻してほしいという気持ちでいっぱいです。
そして、クラールコーチは「今の彼にはファンのサポートが必要」と言っているんですよね。きっとジョシュアはこれからもなかなかツイートしてくれないでしょうけど、なんとかファンとして声を届けたいな…そう思っています。

それにしても、スケートって本当に過酷なスポーツですね。あの硬い氷に日々体を打ちつけているんですもんね。
ガブリエラ選手とディーディー選手も、一刻も早く完治しますように!


JUGEMテーマ:フィギュアスケート
カテゴリ:ジョシュア・ファリス | 02:39 | comments(18) | trackbacks(0) | - | - |
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