うかうかしているうちに、もう明日から
2013年国別対抗戦! 気になる練習レポートもどんどん入り始めましたね。いよいよだー!
今年、個人的に特に楽しみにしていたのがアイスダンスだったんですが、メリチャリとテサモエは不出場だし、出場予定だったペシャブル、じつは一番見てみたかったボブソロが、怪我のため相次いで棄権…・゜・(ノД`)・゜・
でもでも! ケイトリンの怪我で今季は絶望?と思われていたのに、みごとワールドで感動のカムバックを果たしたウィバポジェ! 彼らにとってはこの国別、お遊びの試合などではないようです!
4月9日付でカナダのCBC sportsに掲載されたこちらの記事です。
元記事→
Kaitlyn Weaver, Andrew Poje look to finish challenging season strongly
「ウィーバー&ポジェ、苦闘したシーズンをいい形で終わりたい」
ほかの選手たちにとっては、国別対抗戦は長かったシーズンのしめくくりの大会だ。だがカナダのアイスダンス、ケイトリイン・ウィーバーとアンドリュー・ポジェ組にとっては、中断を余儀なくされたシーズンの中で、もう一度試合にのぞむ貴重なチャンスになる。
ふたりはカナダチームの一員として、今東京にいる。ウィーバーがリンクの壁に足から滑りこんで激突し、足首を骨折してから、4か月になる。
カナダではオリンピック金メダリストのバーチュー&モイヤ組に続く力を持つふたりは、怪我明けに出場した先月のロンドンでの世界選手権で5位に入賞した。ウィーバーが練習を再開してわずか2週間だったことを考えれば、これは大健闘だ。しかも、彼女の足首には、腓骨を支えるためのプレートと5本のビス埋め込まれていた。
「今季の状況と私の怪我、そしてカムバックを考えると、(ワールドに)出られたのはすばらしい経験だったわ」デトロイトの練習拠点で、ウィーバーは最近そう語った。「最終的に5位になれたことはとても感動的だった。本当に信じられない瞬間だったわ。私たちがあの状況からあんなふうにカムバックできたことは、私たちの決意の強さとスケートへの愛を本当に表しているんだと思う」
国別対抗戦のアイスダンスは、木曜日にショートダンス、金曜日にフリーダンスが行われるが、バーチュー&モイヤ組を含むワールド上位4組が出場していないため、2人が優勝候補の筆頭と目されている。
「どんな大会であっても、もう一度試合に出ることができて、今季を満足な形で終わることができることを、私たちはすごく幸せに思っているわ」
カナダチームを率いるキャプテンは、世界選手権3連覇のパトリック・チャン。ほかに17歳のケイトリン・オズモンド、ペアでワールド銅メダリストとなったメーガン・デュハメル&エリック・ラドフォード組も出場する。
カナダは、今季の国際戦のポイントでランキングトップにつけている。来年ソチ五輪で初めて導入されるフィギュアの団体戦でも優勝候補になる。今回の国別対抗戦の出場資格を得たランキング上位国は、ほかにアメリカ、日本、ロシア、フランス、中国。 各国から男女シングルに2人ずつ、ペアとダンスにひと組ずつエントリーする。総合得点で優勝した国には賞金20万ドルが与えられる。
ほとんどの選手にとって、この国別対抗戦は長いシーズンのしめくくりとなるが、昨年12月14日に負傷したウィーバーとパートナーのポジェは、まだ調子を取り戻そうとしている最中だ。23歳のウィーバーによると、ワールド以降、怪我からワールドまでの間にやった練習と少なくとも同じ程度の練習は積めてきたという。
「なので、私たちは強い気持ちでいます。余裕があって、自信もあるわ。ワールドでできたことを、またここでやればいい。そう思うとより一層自信になるし、全力でやれば何だってできることが自分たちにはわかったの。ワールドにのぞむときには背負うものもあまりなかったから」
だが、ウィーバーは再び、試合から遠ざかることになる――東京から戻ったらすぐに、プレートとビスを取り除く手術を受ける予定だからだ。
手術を来シーズンの後まで伸ばすこともできた。だが、「これをつけたままだと、スケート靴の中で邪魔になってしかたがない」のだそうだ。「骨折が十分治ったら、できるだけ早く除去手術を受けるつもりよ。これとまたもう1年間付き合う気はないわ。ビスは皮膚のすぐ下に入っているから、このまま滑るのはあまり快適ではないのよね」
こういう形で短くなってしまった彼らのプレ五輪シーズンだが、それでもウィーバー&ポジェ組はソチの有力なメダル候補だ。むしろ、ここ2、3か月の経験からフィギュアに対してまったく新しい見方ができるようになった、とウィーバーは言う。
「私たちは学んだの、毎日がどれほど貴重かということを。私たちは毎日、自分たちが大好きなことをすることができるし、私たちがスケートをするのはそれが私たちが情熱を感じているものだから、そして楽しいから、おもしろいからよ。こう思えるようになったおかげで、もっと楽しくなったし、もっとポジティブな状況になったの」と、ウィーバーは言う。「どんなことでもそれを失うことがありえる、そんな気持ちを知ったことは、すばらしい学びの経験だったわ」
カナダチームからは他に男子のケビン・レイノルズ、女子のガブリエル・デールマンが出場する。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ VIDEO カムバックのワールドでみごと5位。フリーの「Humanity in Motion」。白い大理石の彫像が、男性のキスで生身の女性に…だが、やがてキスの魔法はとけ、彼女はもとの彫像に…というストーリー。彫像をかかえるようなリフトがすばらしい! もう一度こんなすばらしい演技と、ふたりの笑顔が見れますように!
さて、初日の明日はダンスのSD、男女のショートがおこなわれます。リザルトページは→
こちら 練習レポでは中国のハン・ヤンくんが絶好調だとか!? こ、これはショート1位発進もありうるかも!!!??? 楽しみですぅ!!!
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