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チャン、高橋、羽生、ジュベール…ワールド男子コメント@goldenskate
あっというまに終わってしまいました。2012年世界選手権。
すみません、連日のストリーミング&テレビ観戦で疲れはててしまい、記事を更新するパワーがありませんでした。やはり即日速報とか、私にはムリなんです…

なので、遅ればせではありますが、これからぼちぼちワールドにかかわることを取り上げていこうかな思っています。
まずはおなじみのgoldenskateに出ていた3月31日付のこちらの記事から。
パトリック・チャンを筆頭に、男子シングル上位10名の、フリー直後のコメントをひろった記事です。
ただし…すごーく長いですよ!

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「チャン、世界選手権二連覇」 

2012年フィギュアスケート世界選手権。カナダのパトリック・チャンが昨年に続いて王座を守り、日本の高橋大輔はショートからひとつ順位を上げて銀メダル。初出場の同じく日本の羽生結弦は、ショート7位から躍進して銅メダルを獲得した。

ショートで上位につけていた選手たちは、気がはやっていた。最後から2番目のグループの最終滑走者だったサミュエル・コンテスティの得点が出る前に、最終グループの選手たちがリンクに飛び出してしまったのだ。数秒後、リンクサイドに戻るようアナウンスが出された。

「おかしかったよ」とパトリック・チャンは語った。「大輔と僕は長いこと一緒に試合してるから、リンクサイドで待機してたんだけど、(最終グループの)ほかの4人がリンクに飛び出していったんだ。すぐに、これは変だとわかったよ。「間違ってる!」と思ったから、隣にいた女性に「間違ってますよ!」と言ったんだ。アナウンスもなかったし、タイムのカウントも始まってなかったからね。でも、なんだかおもしろかったし、おかしかった。その影響は少しあったと思うよ。最終的には全員うまく対処できたけど、つまり、どんなことだって起こり得るってことなんだ。たとえ世界選手権であってもね」

フリーに進んだ24人の最終滑走者だったチャンは、ほぼ完ぺきな演技で試合をしめくくろうとしていた。ところがコンビネーションジャンプでよろめき、最後のジャンプ要素であるダブルアクセルの入りでは滑って転倒してしまった。

「ありえないことだったよ。まあ、僕はいつも変なコケかたをしちゃうんだけどね」チャンは冗談めかして言った。「最低ひとつはとんでもないミスをしないと、僕らしくないだろ。最後にちょっとパトリックらしさを出したってことさ。その時点で、自分が音楽に遅れていることはわかってたんだ。それが影響したんじゃないかな。追いつこうと思って、入りを急いでしまった。じつはお尻にけっこうひどいアザができたけど、それほどの減点にはなからなかったからラッキーだった」

「コンビネーションジャンプは3Lz-ハーフループ-3Salを予定していた。ところが、ルッツで着氷が乱れてしまったんだ。ルッツには今シーズンずっと問題をかかえていたんだよね。去年は絶好調だった。4回転がすごくよくて、トリプルアクセル以外のすべてのジャンプが安定していた。ところが今季になってルッツがあやしくなってしまったんだ。(今回のこのコンボでは、最初のルッツが乱れたため)あとの3回転を2回転に変更したんだ。ところがこのコンボで2回転にしたことなんて今までなかったから、ちょっと勢いをつけすぎてしまい、2回転にしては高さが出すぎてしまった。それで着氷が乱れたんだ」
 
「でも、全体としてはいい演技ができたよ。結弦みたいに必殺の演技ってほどじゃなかったけど、なんとかまとめて、1位をキープした。細かいことにもきちんと気をくばって演技することができた」
チャンのプログラムを形容するのに「good」という言葉では物足りない。完ぺきな4回転2つに、力強いトリプルアクセル、それらを巧妙なつなぎの動きでまとめあげていく。昨年の優勝者であるチャンは、フリーで176.70を出し、トータル266.11で二連覇をなしとげた。
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カテゴリ:2011-12シーズン | 13:06 | comments(4) | trackbacks(0) | - | - |
浅田真央の戦い@World Figure Skating
2012年世界選手権では、昨年のこの大会と同じく6位に終わった浅田真央さん。
World Figure Skatingというサイトに、トリプルアクセルに挑み続けるその姿について書かれた記事がありました。

元記事はこちら→Mao Asada--The fight must go on
April 04, 2012 By Vladislav Luchianov
 
「浅田真央――戦いは終わらない」

ニースの世界選手権での浅田真央の演技を見て、多くのフィギュアファンはこう思ったのではないだろうか。
「なぜ彼女はまた難しいトリプルアクセルに挑んでいるんだろう?いったい何のために?ダブルアクセルにしておいて、連続3回転を加えたほうがいいのでは?彼女の高い演技構成点をもってすれば、必ず金メダルがとれるのに!結局6位で終わるなんて!」
最初は私も同じことを考えていた。

でも、彼女がキス&クライで納得した顔をしているのを見て、考えを変えた。真央は、そんなやり方――他の大多数の選手にとっては当然なやり方だが――を使ってこの大会で勝ちたいとは思っていなかった。彼女にはトリプルアクセルが必要だった。なぜなら、おそらく別の考え方をしていたから。彼女には間違いなく別の戦略があったのだ。
 
おもしろい点は、彼女はもう誰に対しても、何ものをも証明してみせる必要がないことだ。すでに、2010年五輪銀メダリスト、2008年と2010年の世界金メダリスト、2008年と2010年の四大陸金メダリスト、2005−2006シーズンと2008−2009シーズンのグランプリファイナル金メダリスト、2005年世界ジュニア金メダリスト、2004−2005シーズンのジュニアグランプリファイナル金メダリスト、そして2006〜2009年と2011年の5度にわたる全日本金メダリストなのだから。
 
しかし、この選手には大きな特徴がある――常に未来の可能性に向かっているということだ。今後いやがおうでも女子シングルの世界が難しくなることを、彼女は理解している。もう来シーズンには変化が起きるだろう。エリザベータ・タクタミシェワ、アデリーナ・ソトニコワ、グレイシー・ゴールドといったジュニアのスターたちが大舞台に登場してくるのだから。
 
これらの選手たちが大きな試合で勝つためには、例えば連続3回転のような技が必須だ。連続3回転は非常に難しいジャンプだが、残念ながらそれほど難しくない3-2-2の連続ジャンプより基礎点が低い。ジュニア選手たちは、まちがいなくプログラムの難度を上げてくるだろう。真央はそれを完ぺきにわかっている。これこそ未来を見ている、ということなのだ。
 
真央はただ勝とうとはしていない。彼女が目指しているのは、ライバルにはとうてい手が届かない、他人がとやかく口をはさめない、圧倒的な勝利だ。今シーズン、彼女はこの目標のためにたくさんの努力をしてきた。真央は、今の女子フィギュアにおける高難度の技をすべて持っている。唯一、安定して持てていないのがトリプルアクセルなのだ。それでも成果は見える。世界選手権のフリーではトリプルアクセル成功のチャンスはあったが、私の見たところ、ジャンプへの入りで力が入りすぎてしまった。だが、無駄なことは何ひとつない。まちがいなく彼女はすべてのミスを糧にして、それを猛練習によって修正し、きっと望む成果をつかんでいくだろう。
 
まるで古代ローマ軍のようだ。歴史に詳しい人なら知っているように、ローマ人はたいてい最初の戦いでは敗北した。しかし彼らはそこから教訓を学び、敵を見つけだし、努力を重ねて、最も重要な決戦で大勝利をおさめるのだ。それに比べると、中世の王たちの勝利はつつましいものにしか見えない。
 
浅田真央とその他の選手たちの違いはそれだ。彼女は世界選手権で負けることができる。世界選手権は毎年おこなわれるものなのだから。だが、彼女が勝つときには、それは途方もない大勝利になる。

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 これは…心強い記事ですね。真央さんのストイックな姿勢には、たしかにとまどいの声もあるでしょうけど(私自身、今回のワールドでの演技を見た直後には、正直考えこんでしまいました…)、それは未来に目を向けているからだ、とすごく前向きに評価してくれています。
それにしても「真央イコール古代ローマ」とは! 一見大げさなたとえのようですが、来季以降の女子シングルを想像してみると、たしかに戦場なみのし烈な戦いになりそうですものね。ゴクリ…

ちなにみ筆者のVladislav Luchianovさんは、フリーのスポーツ記者で、電子版World Figure Skatingの編集者、Icenetwork.comの記者でもあるそうです。


ワールドでのフリー演技。佐藤両コーチも含め、キスクラでのなんともいえない表情が印象的でした。

JUGEMテーマ:フィギュアスケート 
カテゴリ:浅田真央 | 06:35 | comments(6) | trackbacks(0) | - | - |
quotes from Yuzu's book
ツイッターでゆづ本の中から印象的だった部分を英訳してみる機会が
あったもので…そのままにするのももったいないので、ここにのっけてしまいますっ。
めちゃくちゃ自己流翻訳です>< 間違いも多々あるかと思いますが、
おゆるしくださいませm(__)m

Here are some quotes from Yuzuru Hanyu's first book Aoi Honoo (Blue Flame) published on April 7th. →Amazon Japan

I picked up parts where I found interesting/hilarious/cute/impressive/moving etc, sorted them in chronological order and tried some translations.
Hope it makes sense and conveys at least a little bit of Yuzu's awesomeness.
Here we go!



- I've always loved Plushenko since I was around 6 yo. He used to hold up the trophy high and show it to the audience on the podium. I imitated it pretending I was him, grinning wide with toothless mouth lol

- I started skating because it was so much fun, but as the training became harder I started to hate it. But right after I won at Japanese novice nats when I was 10, my home rink in Sendai closed down and I had to train at farther rinks for the next 3 years. Many kids quit skating during this time. That was when I realized that training is so valuable. I started to really love skating. I knew I couldn't live without it.
(It was during this period he lost to his rivals of the same age, Hino and Tanaka)

- 2010 summer: I, too, think men should do quad, but the result of Vancouver Olympics was convincing for me. Evan avoided quad but it was comfortable to watch him skate, everything was perfect in that particular performance, while Plushenko's jumps were a bit shaky and his quad wasn't likely to get +goe. However Sochi won't be like that. You'll neet quad AND perfect skating.

- after 2010 COR: How mortifying! I don’t want to see EX, I just want to go back to Japan and train now! The most frustrating thing is I, the junior champ, lost to Gachinski, the junior 3rd! I’m angry with myself! Ugh I want to train hard right now!!

(He restarted training 10 days after the Great Earthquake on 3/11/2011 but was suffering from nightmarish memories of it. Then he saw Gachinski won blonze medal at 2011 worlds)
- Of course I got fired up! It was mortifying as hell, to be honest! I felt my winning juior worlds over him was wiped off by it. I was like "shit! why can't I land quad when he lands everything!" I couldn't sleep until 3am that night lol

(Being looked as a symbol of the disaster victims was stressful at first, but he began to acknowledge the fact that he had been supported by many people)
- I'm being helped by Jpop music too. I listened to it on my elder sister's ipod when I was in the evacuation center, crying big tears thinking a lot of things. And now, all these earthquake, training environment, rivals...they don't matter any more. I just have to fight with myself and do my best to aim high and achieve good results in order to convey my gratitude and to meet peolple's expectations.

- Building up stamina and perfecting my program as one piece of work are my current challenges. I think I can work this hard because I have good rivals. I admire Plushenko and Johnny. Plushenko always tells me "Beat me!" "Go beyond me!" He sometimes gives me advices on quad and biellmann spin. I heard he was scolded by his wife for it. Dai-chan and Patrick are two skaters who overmatch me. Particularly, no one can beat Patrick now, but I want to reach his level.

- I saw Jr worlds and was impressed with Han Yan & Jason. Especailly, Jason will be like Patrick if he gets 3A and quad. I want to fight with him.

- My biggest goal is to be an olympic champ, not at Sochi probably, but the next one. But before that, I want to be a world champ first and continue to win.


the back cover of the book. THIS FACE OMG


Yuzu's handwritten message on ad card: "Thank you very much for always cheering for me!! I wish you will see me skate as best I can, and will get a bit of courage to look forward!! Yuzuru Hanyu"

*All his royalties will be donated to devastated Ice Rink Sendai.

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カテゴリ:羽生結弦 | 11:01 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
ブライアン・ジュベール ソチに出る!宣言@goldenskate
母国でのワールドで4位、惜しくも表彰台を逃したブライアン・ジュベール。
私はなぜか、彼はワールド後に引退するんだろうなと、ずいぶん前から思っていたんです。(なんでなんでしょ?ソースが思い出せないんですが…思い込みだったのかもしれません)
ところがなんと、昨日4月8日付の記事で、「俺はソチに出るぞ!」宣言をしています!!!
少々長いですが、訳してみましたので、どうぞ〜。

元記事はこちら→Brian Joubert: Reloaded
Golden Skate April 8, 2012 - by Tatjana Flade
 
「ブライアン・ジュベール リローデッド」


フランスのブライアン・ジュベールは、2002年のヨーロッパ選手権で国際的なシーンに彗星のように現れて以来、ファンの一番お気に入りのスケーターであり続けてきた。
そのデビュー戦でみごと銅メダルに輝いてから10年。ここ2シーズンは、このベテラン選手にとってタフな時期が続いていた。
今年27歳のジュベールは、好不調の波と故障に悩まされ、表彰台に上がれないことのほうが多くなった。今季は背中の故障でグランプリシリーズを欠場。シェフィールドで開催されたヨーロッパ選手権では10年連続で獲得してきたメダルをついに逃し、8位という残念な結果に終わった。
 
だが、多くの人が彼を見限り始めた中で、3度ユーロ王者に輝いたジュベールは力強く立ち直り、先週フランス・ニースでおこなわれた2012年世界選手権ではみごと4位となった。

ジュベールはようやく彼らしさを取り戻した。パワフルでエネルギッシュ、特におなじみの「マトリックス」のフリープログラムでは観客を沸き立たせた。フリーの演技終了後には、喜びのあまり、ひざまずいて氷にキスをした。
僕にとって、気持ち的に今まででベストの部類に入る世界選手権だったよ」とジュベールは語った。「自分でも意外だった。いつもはフランスで試合に出るのは好きじゃないんだ。でもニースでは観客が応援してくれてるって感じた。これは僕にとってとても重要なんだ。もう一度ポジティブな感覚を取り戻したかった。フランスのワールドでは、いいスケートがしたいと心の底から思ったんだ」
 
2007年の世界王者・ジュベールは、銅メダルの羽生結弦に6.48点及ばず4位に終わったが、観客はジュベールが表彰台にのるべきだと感じていた。だが、彼自身はがっかりしてはいないという。
僕にとって一番大事なのは、いい演技をすることなんだ。ショートでもフリーでも。そして再び自分自身を見つけ出すことなんだ。1位になれたかもしれないし、3位か、11位だったかもしれない…順位なんて二の次だ。得点だって重要じゃない。もちろん銅メダルをとれたらフランスのためにも、お客さんのためにもよかったんだろうけど、この大会での目標はそういうことではなかったんだよ」
 
復活は予想外のものだった。ジュベールの2011−12シーズンは背中の故障で幕を開け、グランプリシリーズに出場することはできなかった。怪我が完全に治る前にフランス選手権に出場し、そこでは優勝するものの、ヨーロッパ選手権ではうまくいかなかった。
「シェフィールドでのユーロはタフだったね。最終的には自分のためになったけど。自分としては準備万端だったし、いい試合ができると思っていたけれど、結果は悲惨だった」

その時ジュベールは、自分とコーチのヴェロニク・ギヨンが正しい方向を向いていないことを悟った。
「コーチとディスカッションして、彼女の指導方法について質問をしたんだ。その後、僕らはすべてを変えた。時期的にはワールドで完ぺきな演技――ショートとフリーでクワドを2回入れて――をするには時間が足りなすぎたけど、いい基礎を見つけるには充分だった。それから2週間ほどで、自分が世界王者だったりワールドでメダルをとったりしてた頃の感覚が戻ってきたんだ
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カテゴリ:ロシア&ヨーロッパ男子 | 04:18 | comments(4) | trackbacks(0) | - | - |
ネイサン・チェンくんの世界デビュー!【追記:ガルデナ杯SP結果と動画】
アメリカ男子の期待の星、12歳の天才スケーター、ネイサン・チェンくんが、いよいよ世界の舞台に出てきます!
4月11日付のicenetworkの記事からチェンくん関連のところだけ抜き出してみました。

「3つの全米タイトル保持者、イタリアで世界デビュー」


2010年と2011年の全米ノービス王者、そして今シーズンの全米ジュニア王者であるネイサン・チェンが、今週イタリアのバル・ガルデナで開催される2012ガルデナ・スプリング・トロフィーで、初の国際大会出場をはたす。
試合が始まるのは4月13日の金曜日。ノービス男女SPを皮切りに、日曜日のジュニア&シニア女子フリーとシニア男子フリーまで行われる。

チェンは10歳のとき、2010年の全米ノービス選手権で優勝。翌年の2011年大会では、2位に35点以上の大差をつけ、二連覇。今シーズンはジュニアに上がって優勝、3年連続でタイトルを獲得した。
ガルデナ杯ではノービス部門に出場する。12歳であるため、国際大会ではまだジュニアの試合には出られない。
現在、出場した試合で5連勝中。ガルデナ杯で6連勝なるか。

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ちびっこいけどスケートがめっぽう上手い!!ってことで、14歳の宇野昌磨くん、13歳のカナダのナム・ニューエンくんとともに、「未来のスタートリオ」と勝手に盛り上がっているファンも多いネイサンくん。

会心の演技だった今年の全米ジュニアでのフリーです。


3Lz+3Tも、3Lo+2T+2Loもばっちり決めて、2つのスピンでレベル4。大人っぽい振付も自然にこなして、なにより踊りがうまい!最後のステップでの盛り上がりがすごいですね〜。会場ガラガラながら、スタオベが起きています。

こちらは今季のEX。金網ごしのファンカメ映像でちと見づらいですが。


じつはJスポーツで放送された今年の全米EXを見て、個人的にシニアを含めて一番印象的だったのが、このネイサンくんのEXだったんです!(このときのバージョンがアップされていないのが残念無念…)ヒップホップで、ほんとに踊れる!

2010年の全米優勝後のインタビュー(ちょっと映像と音声がずれてますが)。司会者のウザいつっこみを、品よくかわす11歳のネイサン。(握手シーン、「手を離せよ、離してくれよー」といいつつ、実は握っていたのは自分だったという古典的なギャグ…orz) オフアイスではバレエ、体操、ピアノ、ホッケーをやってるんですね、多才!



まだ12歳。あんまり今から期待しちゃいけないかなとは思うものの(今のグレイシー・ゴールドへのプレッシャーのかかり方を見ると、ちょっとかわいそうな気もします…)、それでもやっぱりすばらしい才能、そして将来のイケメンぶりを期待せざるをえないキュートさ!
その逸材っぷりには、アメリカのシニアのスターたちもひれ伏します!!


「ははー、ネイサン様」…こんなことをするのは、やっぱりアレックス・シブタニ氏ww


元全米王者ライアン・ブラッドレー氏、今季四大陸で3位のロス・マイナーくんと

ガルデナ杯では緊張に負けず、のびのびと滑ってくれるといいな。がんばれ、ネイサン!! 

追記!
ガルデナ杯滑走順出ました。(リザルトページは→こちら
ネイサンくんは今日おこなわれるノービス男子SPで9人中5番滑走です。

追々記!!
ノービス男子の結果が出ました!
ネイサンくんは44.03で、1位と0.31という僅差の2位発進。リザルトは→こちら
え〜!と思ったら最後のチェンジフットコンビネーションスピンがなんとノーカウント…。プロトコルは→こちら


さっそくSPの動画があがってました(up主さんありがとう)

ん〜残念ですけど、大丈夫、これなら余裕で巻き返せる!
15日(日)のフリーではぜひとも実力を発揮してほしいです!Go, Nathan!!

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カテゴリ:北米男子 | 09:47 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |
ネイサン・チェン、優勝!〜ガルデナ杯男子ノービス


イタリアのセルバ・ヴァル・ガルディナで開幕したガルデナ・スプリング・トロフィー2012
昨日の記事でご紹介したアメリカのネイサン・チェンくん。僅差でのSP2位発進から、フリーは堂々の1位、総合1位でみごと金メダルを獲得しました!
(フリーのリザルトは→こちら プロトコルは→こちら 総合のリザルトは→こちら

4月14日付のicenetworkでは、ごくあっさりとですが、ノービス男子上位3名の成績だけ伝えています。→'Godfather' free plays well for Chan in Italy この中からネイサンの部分だけ抜いてみました。

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「ゴッドファーザーのフリー、イタリアでチェンに味方する」
  (「ゴッドファーザー」が開催地イタリアに縁のある曲であることにひっかけたタイトルですね)

全米ジュニアチャンピオン、6つの三回転ジャンプを決めて金メダル獲得

アメリカのネイサン・チェンは、初の国際大会となる2012年ガルデナ・スプリング・トロフィーで、SP2位から順位を上げ、金メダルを獲得した。
ノービス男子フリー:「ゴッドファーザー」の曲で滑ったチャンは、3F-3T、3Lz-2Tを含む7つの3回転ジャンプを着氷(うち6つがクリーンジャンプ)して、フリーで85.42点を獲得。SP「ウォーリー」では3Lz-2T、3F-2Aをきめ、44.03点。合計129.45だった。

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 ショートに引き続き、フリーでもスピンひとつノーカンになってますね…>_<; それでも2位に10点近い差をつけての優勝は、ま、地力を発揮できたってことですね。
初国際大会で初優勝おめでとう、ネイサン!!!


フリーの動画があがり次第、アップしたいと思います。フリー動画が5月5日にやっとあがってきました!(動画主様、ありがとうございますm(__)m)

ところで、昨日の記事で書きました今年の全米EX…Jスポ版が中国の動画サイトにUPされてました!
2時間のショーがまるまる入った動画です。ネイサンくんのEXは~38:48ごろから
キュートですよー。ジャンプすばらしいですよー。どうぞお楽しみください!

「yo!!」 踊り上手〜。それなのに、こまっしゃくれてないというか、本質的にシャイっぽいのが何ともかわいいです♥

JUGEMテーマ:フィギュアスケート

カテゴリ:北米男子 | 11:05 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
速報!パトリック・チャン、コーチ変更!


最近、ちょっといろいろあって生活が不規則な毎日が続いているのですが、例によって変な時間に起きていたら、なんと明け方4時前後にこんなびっくりニュースが!
カナダスケート連盟(Skate Canada)のサイト→こちらから、こんな声明が出されました。

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4/16/2012 Coaching Change for Chan

OTTAWA, ON: Christy Krall and two-time World Champion Patrick Chan have concluded their coaching relationship, following Krall’s indication of her decision to resign from Chan's coaching team, which was accepted. While the two have parted ways, it was with sincere best wishes to one another for the future.

Krall, based in Colorado Springs, CO, was a valued member of the team which coached Chan to his two world championship titles in 2011 and 2012.

Chan will continue to work with Kathy Johnson, as he revamps his coaching team. He will maintain his current training base in Colorado Springs, CO with more frequent return visits to his home in Toronto, Ont.

「チャン、コーチを変更」

クリスティ・クラールと、2度の世界王者であるパトリック・チャンは、コーチング関係を終了することになった。これは、クラールのほうがチャンのコーチング・チームからの辞意を表し、了解されたものである。両者はたもとを分かつが、互いによき未来を祈ってのことだった。

コロラド・スプリングスに拠点を置くクラールは、チャンを2011年と2012年の世界チャンピオンへと導いたコーチング・チームの主要なメンバーだった。

チャンは引き続きキャシー・ジョンソンの指導を受けつつ、コーチング・チームの練り直しをする。今後も現在の練習拠点であるコロラド・スプリングスにとどまるが、故郷であるトロントへの帰郷は今までよりも増えることになる。

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 なんと、クラールさんのほうからコーチ辞任を決めたとか!そしてそれをパトリックが受け入れたんですね。
これには本当にびっくり! こちらでご紹介した、ワールド前にカナダで放送されたドキュメンタリー番組では、パトリック自ら「厳選したスタッフ」と語っていた「チーム・チャン」。番組にはクラールさんも登場して、結束の固さがうかがえたばかりだったんですけどねえ。

しかし、シカゴ・トリビューン紙のフィリップ・ハーシュ記者が気になるつぶやきを…
「クリスティ・クラールがたった今語ったところによると、チーム・チャンが彼女の役割を縮小しようとしたので、彼女はコーチを辞めることを選んだ」と…えええ、そ、そんな

あわてて、先日のワールドのときの動画を見直してみたのですが(笑)、キスクラでも特に変わった様子はなかったような…。あ、でも、演技を終えたパトリックが、ダンスコーチのジョンソンさんにはハグして、クラールさんにはハグしていなかった場面もあるにはあったけれど…。


もともとスケーティングには定評があったパトリックですが、堂々の4回転ジャンパーに変貌させたのはクラールさんのおかげが大きかったと思うんですが…。でもやはり人間同士ですからねー、よい関係をずっと維持していくというのは難しいことなのかもしれません。今後、パトリックがどのコーチを選ぶのか、楽しみに待ちたいと思います!
(でもクラールさん、こうなったらアーミン選手のコーチングにうんと時間をさけますよね!よろしくお願いしますよ!

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カテゴリ:パトリック・チャン | 06:01 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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