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浅田真央「いい時もつらい時も経験したけれど、スケートから多くのことを学んできました」
真央ちゃん…というか、最近は「真央さん」と呼びたくなることが多い、浅田真央選手。そんな真央さんの久しぶりのインタビューが海外から入ってきました。
真央さんの話す言葉って、すごく飾り気がなくてシンプルだけど、すごく深いというか、事実を的確にとらえていたり、感情がこもっていたりすることが多い気がするんですよね。シンプルなだけにかえって翻訳は難しいのですが。(と先に言い訳してしまう…汗)
International Figure Skatingというサイトに8月19日付でアップされた今回の記事も、そんな言葉がちりばめられた記事でした。

元記事はこちら→Olympic Focus for Mao Asada By Susan D. Russell

「浅田真央、オリンピックに向けて」

忙しい夏を過ごした日本のスター、浅田真央。彼女は今、これまで積んできた努力が数か月後には大きな成果となって返ってくることを望んでいる。

浅田にとって昨シーズンは、オンアイスでもオフアイスでも困難の多いものだった。シーズンはじめは好スタートを切った。NHK杯で銀、ロシア杯で金メダルを獲得して、グランプリファイナルの切符を手にした。

だが、GPFの開催地ケベックシティで、ショートの前日、浅田は母親が入院し危篤におちいったことを知らされた。ただちに日本に帰国したものの、母親の死には間に合わなかった。

その数週間後、彼女は悲しみから立ち上がり、5回目の全日本タイトルを手にするとともに、世界選手権の出場権を勝ち取った。だが結局、6位と不本意な結果に終わった。「私にとってつらいシーズンでした。でも今は来シーズンに集中して、新しいプログラムに取り組んでいます」と浅田は言う。

夏の間、彼女はハンガリーのブダペストに3週間滞在し、バレエの名手として知られる振付師・フィジカルトレーナーのゾルタン・ナジの指導を受けた。

ショートプログラムはカナダの振付師ローリ・ニコルに依頼。浅田によると、陽気で楽しいプログラムだそうだ。ニコルは新しいEXの振付もおこなった。

フリーの振付は、浅田の前コーチ、タチアナ・タラソワが手がけた。

ショートは楽しい音楽、フリーは美しいクラシック音楽です」浅田はそう言って、どちらの曲名についても今は明言を避けた。

昨シーズンはトリプルアクセルを成功させることはあまりできなかったが、今年は入れていきたいと思っているという。

この夏、浅田は日本でアイスショーに出演しつつ、そのほかに時間をとって夏休みに出かけたという。「日本の森林リゾートに出かけました。楽しかったですよ、温泉につかったり、おいしいものを食べたり、静かな森を散歩したり、野菜を植えたり、乗馬をしたりして」

ここ最近は、過去の成績に満たない結果に終わることもあったが、今でもスケートが大好きだし、可能な限り力を伸ばしたいという意欲は変わらない、と浅田は言う。「自分がどこまでやれるか、試してみたいんです。自分のスケートを、技術面でも芸術面でも、もっと高いレベルに引き上げたいと思っています

彼女の2009-10シーズンのフリー「鐘」は、あまり好きではないという人も多いプログラムだが、浅田は自分のこれまでのプログラムの中で一番気に入っているという。「その時自分にできる最高の演技ができたので、一番好きですね」

2010年バンクーバー五輪では望みどおりの結果にはならなかったものの、彼女にとっては今でも思い出深い時間だという。「バンクーバーの街も、オリンピックという経験も、すごく大切な楽しい思い出です」

彼女の今の目標ははっきりしている。2014年ソチ五輪で金メダルをとること。それ以降のことは何も考えていないという。「そこで現役生活が終わるのかどうか、今はわかりません。ソチでの結果によるのかな」

2011年には、自身の高級着物ブランド「MaoMao」を立ち上げ、大成功を収めているという。「着物は大好きです、日本女性が昔から着てきたものですから。とてもきれいだし豪華ですし。着物の柄は、私が好きな古典とモダンをミックスしたもの。雪の結晶の柄もあれば、子供用では私のシルエットをロゴにした、とても独特な柄もあります」

浅田は今21歳。初めて出場したノービスの大会で優勝を飾ってから、ちょうど10年になる。そこから今日までの道のりは神さまの導き(revelation)だった、と彼女は言う。「ひとつの言葉や文章では言い表せない、たくさんのことがありました。いい時もつらい時も経験したけれど、スケートから多くのことを学んできました」

「チャンピオンを夢見てこれから出てくるスケーターたちへ、私からのアドバイス。それは、毎日一生懸命練習しているのは、自分がスケートが大好きだからなんだということを決して忘れないで、ということです」

行ったことのない場所に行くことが大好きだと浅田は言う。日本以外で一番のお気に入りはイタリアだそうだ。「ジェラートとかピザとかティラミスを食べるのが大好き。生まれて初めてモツァレラチーズを食べたのもイタリアでした」

「でも、休暇をとるならハワイが大好きですね。小さい頃は何度も行ったし、バンクーバーの後にも行きました。ハワイはいつもワクワクさせてくれるし、いろんなことができる。決して退屈しない場所です」

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 ううう、真央さんの演技と私生活はなるべく切り離して考えたいと思っている私ですが、この10年を振り返った言葉と、若いスケーターへのアドバイスの部分では、思わず爆泣きしてしまいました。(でも、そのあとすぐ食べ物の話に突入してしまうところがやっぱり真央ちゃん❤)
彼女は子供の頃からスターになってしまったせいか、心情を表に出すことはめったにないですが、だからこそよけいに、短い言葉の中にたくさんの記憶やら気持ちやらがぎゅーっとつまっている気がします…って、私などがあまり多くを語っても意味ないですね。このへんにしときます。

ちなみに、revelationは「天啓、天の導き」という意味で、「気づき」といったニュアンスでも使う言葉ですが、実際に真央さんはどんな日本語を使ったのでしょう。すごく気になるところです。

JUGEMテーマ:フィギュアスケート 
カテゴリ:浅田真央 | 12:14 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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