一定期間更新がないため広告を表示しています
たらのフィギュアスケート日記大好きなフィギュアスケートについて語っています。
男子シングルに偏る傾向あり。 たまに海外記事も翻訳してご紹介します。 |
もう松の内もすぎてしまいましたが、2019年、明けましておめでとうございます!
今やすっかりジュンファンくんのファンブログと化してしまい(こう見えても以前はスケオタブログだったのですよ…今は昔💦)、しかも常に情報に遅れまくりのヘタレブログですけど、いつも訪れてくださる方には本当に感謝しております。
今年はジュンファン情報を充実させるとともに、少しは他選手のことも書いてみたい(っていつも言ってますけど💦)と思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。
…と言いつつ、新年1発目もジュンファンくんインタビューです!w
思えばほんの1年前まで、試合のとき以外はほぼ砂漠が数か月続くのが当たり前だったジュンファンくん界隈ですが、今やメディアへの露出やインタビューやらが目白押し。多忙で大変でしょうけれど、ありがたいことです。ジュンファンくん、1年で本当に大きくなりましたよね。
「新年インタビュー」と銘打ってますが、インタがおこなわれたのはランキング大会終了後のクリスマス・イブ。かなりのロングインタビューですが、主な部分を要約してみたいと思います。相変わらずグーグル翻訳頼みなので、意訳程度だと思っていただけたら幸いです!(もしも誤りがあったらご指摘ください〜m(__)m
「2018年、五輪にかなう記憶はありません」→元記事
クリスマス・イブの12月24日、マネージメント会社の社屋でのインタビュー。
「2018年には平昌五輪を皮切りに7つの試合に出場して、よい結果を得ることができました。大変でしたが、大きな経験と学びがあった1年でした」とチャ・ジュンファン選手はふりかえった。
1年前は最悪な状況で迎えた2018年だった。スケート靴が合わず、膝や股関節を負傷したせいで、五輪選抜試合でイ・ジュンヒョン選手に大きく出遅れた。五輪の夢はかなわないかに思えた。
「今季がよくなることを願う気持ちはなかったです。昨季あまりにも不振だったので、ただがんばる姿を見せたいという気持ちだけでした」
だが、最後の選抜戦でドラマチックな逆転劇を演じ、五輪のチケットをつかむ。五輪での記憶は少年ジュンファンを大きく成長させた。
「2018年は印象的なできごとがいくつもありましたが、やはり五輪ですね。どんな記憶も五輪にはかないません。今でもときどき、来年は平昌五輪があるような気がするんです」
五輪でつかんだものは「経験」と「心構え」だという。
「五輪前はただ勝ちたい気持ちが強かったですが、五輪を経験したことで、結果を心配するよりも、どんな結果が出ようとベストをつくすことが重要だと思うようになりました」
「ジュニアに1年いて、すぐに16歳でシニアに上がったため、経験が不足していました。試合前の待機時間やウォームアップのときに何をすればいいかさえ知りませんでした。五輪や他の試合を経験した今は、やるべきことのルーティンができましたし、体調を合わせたり集中したりする方法も学びました」
羽生がいなかったとはいえ、GPFで銅メダルは偉大な結果だ。だが、本人はメダルを意識する余裕はなかったという。
「とにかくファイナルに進出したい一心でした。GPS第6戦(フランス大会)が終わるまで本当に緊張してすごしました。フランス大会の最終日には一睡もできなかったんです。ファイナル進出は五輪後に立てた自分だけの目標でした。まだそこまでの選手ではなかったから、母やコーチの先生にも言っていませんでした(笑)」
だが、ひどい風邪と靴問題による痛みで、練習ができたのはGPF前の1週間だけだった。あまり期待をせたずにリンクに立つと、SPで4位となった。この時点で冷静さを見出したという。
「フリーの6分間練習では最初のジャンプ(4T)の調子がよかったのに、本番では転倒してしまい、とても腹が立ちました。これ以上後退はできない、という言葉を繰り返して、心を落ち着かせました。(結果的にメダルを取ったが)なかなか更新できていなかったPBをファイナルの舞台で更新できたのが一番うれしかったです。」
「自分がすごく才能がある選手だと思ったことは一度もないです。他の選手にくらべて技術が劣っているから、その分努力しようとしました。この4年間カナダで、朝起きて練習し、食事をして練習し、治療を受けてまた練習し、という生活をくりかえしてきました。こういう生活が大変でないといえば嘘になりますが、やめたいと思ったことはありません」
GPFのリンクでは、オーサーコーチから、「トップ6人が集まるこのグループに、きみはよく似合うよ」と激励されたという。
「ファイナルともなると選手間の心の競争もあるので、自信をもって大会にのぞむように、という意味だと受け止めました」
現在17歳。ピークを迎えていると思われる3年後の北京五輪のことを聞かざるをえない。
「4年前、平昌について聞かれたときと似ていますね(笑) 今はまだ北京はとても遠くにあります。目の前の試合のほうが重要ですし、今年と同じようにこれからも毎年成長したい気持ちだけです。でも、そうですね、毎年成長できたら競争力のある選手になれるんじゃないかとは思います」
すでに四大陸選手権出場を決め、残るシーズンの目標は1月のナショナルで決まる世界選手権出場だ。
「もう今季の目標以上のものを達成したので、成績的には特に期待はありません。でも、ファイナルは楽しもうと思っていたのに楽しむことができなかったから(笑) 今度は新しい経験を楽しみたいです」
「身長は前より伸びていますが、記事で書かれたように180センチはないですね(笑) 178ぐらいかなと思います。背が高いと不便ではないかと聞かれますが、そんなことはないです。もちろん背が伸びているときは技術的なタイミングが変わるのが少し不便ですが、転んでしまうなら慣れるまで滑ればいいことです。背が高くても低くても上手な選手でありたいです。個人的には背が伸びるのはイヤではないですね(笑)」
ずっとふさふさ頭をキープしているが、ヘアスタイルを変えてほしいというファンもいる。そう言うと彼はとまどった顔をした。
「カナダでもコーチに、違うヘアスタイルにしてみたら? シニアに上がったのだから変えてみたら?と言われましたが、子どもの頃からこの髪型なので突然短くなるのも変かなと思います。もし誰かに違う髪型をすすめられたら? どうしようか100日ぐらい悩むでしょうね。とりあえず今年は変化なしです」
・・・・・・・・・・・・
ジュンファンくんのインタビューを読むといつも、自分の芯がすごくしっかりした人だなあと思います。大げさな言葉や否定的・後ろ向きな言葉はけっして使わず、ただ淡々と、しっかりと現在を生きている、そんな印象が強いです。成長期にはバランスが崩れたり怪我があったりかなり苦労したはずですが、「転んでしまうなら慣れるまで滑ればいいことです」とあっさり言ってのける。オーサーは「五輪選抜の間は地獄だった」「彼は何度も泣いた」と言っていましたが、そんなことはおくびにも出さない。ある意味ガンコなまでに自分のスタイルをつらぬき、すべておだやかな笑顔に隠してしまえる強さは、本当にすごいと思います。
🍀 🍀 🍀 🍀 🍀
ランキング大会後にあがっていたインタビューもうひとつ。こちらもかなり〜長いインタですし、上の記事とかぶる点も多いので、ざっと要点だけ。
「チャ・ジュンファンが17歳でなしとげた”奇跡”」→元記事
12月26日、ランキング大会の会場だったソウル泰陵スケートリンク近くのカフェで、高校の制服姿のチャ・ジュンファンと会った。
「平昌五輪は想像していたよりずっとすばらしかったです。母国の韓国開催でしたし、韓国人選手として参加できてとても光栄でした。会場の雰囲気もファンの方の歓声も想像以上でした。今季は目標としていたことを達成できてよかったです。本格的にシニア選手としてたくさんの試合に出場し、よい成績を出すことができました。今は負傷中ですが、試合のたびに自分の体調をコントロールできたのがよかったです。ファイナル進出の知らせを聞いたときには、スケート靴の問題がありケガもあったので、まず心配が先に来てしまいました」
「今季のSP『シンデレラ』の音楽は振付師の先生がすすめてくれたもの。時計の針のパートが気に入ったのでこの曲に決めました。オーサーコーチもこの部分が気に入り、この曲を使うようすすめてくれました。この時計の部分をうまく演じることができるだろうかと心配でしたが」
「フリーの『ロミオとジュリエット』は自分で選曲しました。最初は古典的な音楽を使うんだろうなと思っていましたが、とてもユニークな曲でした。独特な音楽を通して、平凡ではないプログラムを作れるだろうなと思いました」
「(フリーで一番好きなパートは?とたずねられて)ええと……1つだけには決められないですね(笑) 3つあげるとすると、1つ目はステップの始まりの部分。ちょっとクラブにいるような感じがいいですね。2つ目はジャンプを降りたときに『ジュリエーット!』と歌詞がつく部分。最後は毒を飲むシーンです。多くの方が『ジュンリエット』と呼んでくださっていることを知っています。それだけこの曲を気に入ってくれていうるのだろうと思って感謝しています」
「フリーの振付のシェイリーン・ボーン先生には前からお願いしたかったので、今回振付していただいてとても光栄でした。ウィルソン先生はダンスやバレエ的な要素が強く、シェイリーン先生は現代的な感じが強いと思います」
「(レイバックスピンについて)実は去年、手首を骨折していたため、もともとやっていたヘアカッタースピンができなくなり、かわりにレイバックを入れることになったものです。ヨナスピン(*仰向けのキャメルスピンで、フリーレッグの膝を直角に曲げ、両手を広げるあれですね。韓国ではこう呼ばれているんですね)は幼い頃からいろんなバリエーションをやってきたので、なじみがありました」
(手首にテーピングのようなものを巻いていた時期がありましたが、骨折だったとは。去年は本当に、本当に、大変だったのねぇ…)
「(中学1、2年の頃トロントへ移ったが)困難はありましたが、スケートの練習のためには不可欠な決断でした(*韓国国内にはフィギュア専用リンクがないため、夜遅い時間や早朝の厳しい寒さの中での練習を余儀なくされるそう。日本も厳しいですが、さらに過酷な状況なんですね)カナダでの練習環境がとても気に入っています。ひたすら練習に集中することができますから。朝8時から午後2時頃までの氷上練習。午後には陸上トレーニングを2〜3時間。このスケジュールを週に6日、毎日8〜9時間練習しています。日曜は英語の勉強を2〜3時間やり、さらに陸上トレーニングをしています」
「どんな試合も楽ではありませんでした。16歳でシニアに上がったため、まだ経験が少なく、同年代の選手もまわりにあまりいません。いつも自分よりずっと経験豊富な選手たちと試合をしていますし、自分一人でいろんなことを解決しなくてはならないことにも慣れています。韓国フィギュアを引っぱる存在と言われることを負担に感じないわけではないが、むしろ光栄だし感謝しています。そういう言葉を聞くたびにより一生懸命努力しようと思います」
「将来、どういうふうに記憶される選手になりたいのか、まだ自分でもわかりませんが、努力を続けて韓国を代表するような立派なアスリートになるのが目標です。引退後も名前を憶えてもらえるような選手になれたらいいですね。今季はたくさん試合に出ていますが、応援がありがたいです。残りのシーズンも怪我の治療をしながら、自分の最上の姿をお見せできるようがんばりたいです」
🍀 🍀 🍀 🍀 🍀
ふー、ロングインタを2本やっつけたぞ!と思ったら、今日また新しい動画インタがアップされていました💦 いや、ありがたいんですけどね。もう必死w こちらは箇条書きで。
「違うことに気をとられたらスケートはできません」→元記事
●他のことに気をとられるとスケートが悪くなるような気がするので、スケートだけに集中したい。毎日練習と治療と英語の勉強だけの単調な日常だが、時間はあっという間に過ぎる。
●ランキング大会後、ボロボロだったスケート靴を新しいものに替えたが、今度もぴったり合ってはいない。が、今週のナショナルはこの靴で滑り、四大陸や世界選手権のときにはまた改めて考える。
●今跳んでいる4Sと4Tの完成度を高めた後、4Fや4Loも試してみたい。ループよりフリップのようがよさそうだ。ただし怪我なくシーズンを終えることが最重要なので、新ジャンプへの挑戦はゆっくりと。
●国内ではすぐ治療が受けられるし、言葉が通じる仲間がいるのもいい。国内の男子女子選手とはまんべんなく仲良いが、特に親しい選手はいない。ナショナルを終えたらトロントに戻り、四大陸の準備にかかる。
●僕はまだ足りない部分も多いが、もし僕を見てフィギュアを始める韓国男子がいたら、本当に応援してあげたいです。
一番上に貼った写真もこの記事からですが、とにかく写真がどれもすばらしいです。いやーほんとフォトジェニック💛
この記事のインタビュー動画。上記の写真の撮影風景やリンクでの練習映像も含んだお宝映像!なんですが、いかんせん言葉が(;ω;) ああ、このくらい聞き取れるようになりたいものです、切実に…。
🍀 🍀 🍀 🍀 🍀
最後に、年末にテレビ番組「SBS芸能大賞」出演を果たしたイケメン漫才師、いや、ジュンファンくんのタキシード姿、貼っときます。
ちょっぴし塗りすぎ(顔)、盛りすぎ(髪)感はありますがw超多忙なスケジュールにもかかわらず、どんなことにも生真面目に、一生懸命にとりくむジュンファンくんです。
いよいよ今週末に迫った韓国ナショナル。靴問題は続いているようですが、なんとか怪我なくステイヘルシーで、納得できる演技と結果が見られますように! ファイティン!
JUGEMテーマ:フィギュアスケート