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ジュンファンくんの新SP「ザ・プリンス」〜オータムクラシック2018

明日から平昌個人戦という、まさにこれから!というところで更新ストップしてしまい…それからもう半年以上もブログを休んでしまいました。

 

何度か記事を書こうとはしたんです。平昌とそれ以降のジュンファンくんのこと。特に、幸運にも現地で見れた「アイス・ファンタジア」でジュンファンやボーヤン、ヴィンセントたち若いスケーターがどんなにキラッキラだったか。

でも、なぜか途中まで書いては完成できないまま放置してしまい、下書きフォルダーにたまっていくばかり…。その間、気にかけてコメントくださる読者の方には申し訳なさでいっぱいだったけれど、どうしても記事をひとつも完成できなかったのです。

不誠実で本当にごめんなさい。

 

実は、五輪シーズン始めぐらいからスケートに対してちょっと疲れてしまったんです。数年間盛り上がり続けた反動で燃えつきたのか…増え続ける情報を追いきれなくなったせいか…最近の各方面の方向性についていけなくなったせいか…自分でもよくわかりません。

さらに、新シーズン始めにもたらされたデニス・テンくんの突然の悲報。好きな選手のひとりではあったけれど大ファンというほどではなかったのに、自分でも意外なほど衝撃を受けてしまって。スケートに向き合うのが今でもちょっとだけしんどい…。

 

そんなわけで、若干かなり静めのテンションでオータム・クラシックのライストを見始めました。そうしたら……目がさめたっていうか、忘れていた気持ちがよみがえってきました。

それで、またちょっと書いてみようかなあと思ったんです。

 

 

 

SP「ザ・プリンス」(プロコフィエフ「シンデレラ」より) デビッド・ウィルソン振り付け

音源:Prokofiev: Cinderella, Op. 87 Act 2: No. 37 Waltz-Coda & 38 Midnight by Grand Symphony Orchestra of All-Union National Radio Service and Central Television Networks →Apple Music

 

冒頭、ノーブルな笑みを浮かべて「さあ、踊りましょう」と見るものを舞踏会へいざなうジュンファンくん。ちょっと暗い陰のあるワルツにのって、柔らかくステップをきざんでいきます。

そこには変わらぬ美しいスケートをする、でも半年前よりはるかに存在感を増したジュンファンくんがいました。

 

曲のリズムやニュアンスに合わせた腕や胸のしなやかな動き、怖いぐらい勢いよくジャンプに入っていくスピード感、なにより氷の上をすーーーっと滑走していく美しさ…そう、このグライド感が私はたまらなく好きだったのです。

 

そして、4シーズン前のラフマニノフの、あのバレエ的な身体の動きでジュンファンくんに惚れた私にとっては、待望のバレエ曲。

 

 

あらためて「ザ・プリンス」を見ると、体がずいぶん大きくなったし、滑りの強さ、ジャンプの質にくわえて、ポジションの美しさもずいぶん進化したなあと思います。特にステップ中にある、真夜中の12時を打つ時計の針を表現した印象的なポジションの連続。あの数秒間は何度見ても見入ってしまいます。

ジュニア時代の演技をウィルソンが見たことがあるかどうかはわかりません(以前、羽生くんがクリケに来ることになったとき、ウィルソンはそのとき初めてニースの演技を見た、という記事を読んでびっくりしたことがあります)。それでも、ジュンファンの独特の身体の美しさと、天性の陰影ある表現力を、きっと見抜いたからこその選曲なのでしょう。

それにしても、この時期としてはジャンプやスピンなど驚くべき完成度。振り付けに関しては、曲のニュアンスを細かいところまで誠実に表現したすばらしい演技だけど、まだ振り付けをなぞっているところもありそうで伸びしろはたっぷりありそう。

このシーズン、進化していく様子をじっくり見ていきたいな、それを文字にしていけたらいいなと、思わせてくれるプログラムでした。ジュンファンくん、ウィルソン先生、ありがとう。

 

そんなわけで、たぶん新しい情報を追うよりも(これっぽっちの記事でさえアップできるまで1週間かかってる…笑)独り言みたいになると思うけれど、書きたいことや訳したい記事をぼちぼち載せていければいいかな、と思っています。しばらくはリハビリを兼ねて。

もし目にしてくださる方がいらっしゃったら、どうかよろしくお願いしますm(__)m

 

 

 

 

上はSBSニュース、下2点はスポニチ写真部インスタグラムより

 

 

JUGEMテーマ:フィギュアスケート

カテゴリ:チャ・ジュンファン | 20:11 | comments(4) | trackbacks(0) | - | - |
コメント
こんばんは。たらさんが、久しぶりにブログの記事を挙げて下さって、嬉しく思っています。
先のオータムクラシックでは、ジュンファン君が、ジュニア昇格以来、国際戦で、初めての表彰台に上がれて、良かったです。今シーズンは、年内では、出場が確定している、フィンランディア杯とスケートカナダ、年が明ければ、初めての4大陸選手権と世界選手権に出場と思われるので、楽しみにしています。なお、世界選手権は、ジュニアの方にも、韓国男子初のメダルのために、出場が予想されますが、本当にそうなった場合、メダルを取って、世界選手権でのジュニアとシニアの掛け持ちから、解放されて欲しいですね。
| Disney 鴨 | 2018/09/30 9:39 PM |
わ〜い!!!!!
たらさんおかえりなさい!!!
独り言だけでもとても嬉しいです。途切れ途切れでも私はかまいません。気が向いた&余力有りのときで。楽しむためには無理なさらないことが大事ですよ〜。

グライド感…それだ!って感じです。
魔力、戻ってきつつあると私も思います。
今回、最初の公開練習でFSのステップシークエンスを観たとき、死の舞踏のときのゾクゾクした感覚が甦ってきました。己の琴線ながらどこが鳴ってるのか不思議に思っていたのですが「グライド感」の文字を見て納得しました。仰る通り、進化してますけどね。しかもSPはすーーーっ、FSはぐぅぅーーーっと演じ分けられている印象です。

ロミオとジュリエット、二つ前の記事にOSTじゃヤダ〜と書いてしまった気がしますが、取り消します。
や、もう、お願いを聞き間違えてくれてありがとう神様!!(チャイコの夢は捨ててませんが(^^;)
ありがとうシェイ!!
そういえばアシュリーのムーランルージュもうるさいのに病みつきになった覚えが。シェイはバズラーマン映画のエッセンスを再現するの上手過ぎ。
このFSは賛否両論になりそうですけど、今季は冒険できるシーズンですよね。少なくともジュンファンくんのスピードと肩の柔らかさ腕のしなやかさ、全身を翻すように踊るスケーティングスキル(上半身の重心を足下の支点から大きくずらしても安定感を保ったまま手足を伸ばせるバランスキープ力)を存分に魅せてくれるプログラムで、私は大歓迎です。それに五輪後にいろいろチャレンジしたことが活かされているような。昨シーズンまでとは違う若者臭さが出てきましたよね。バズラーマン版ロミジュリの「若者ってお馬鹿で綺羅綺羅してる」イメージに違和感無い。(もちろん、OST使ってるからって映画のイメージに囚われる必要はありませんし、このOSTに強烈に結び付いた「運命の理不尽に立ち向かう少年」のイメージも私の中で輝き続けていますが。)
とにかく、踊り狂ってるところが気持ち良さそうで観てる方も気持ち良いです。

ザ・プリンス、期待を裏切らないデヴィッドにもありがとう!!
たらさんはSPの方がお気に召したのですね。たしかにジュンファンくんのポーズの美しさが際立つのはこのバレエ曲の方かも。冒頭の優雅さ、良いですねぇ。それにストーリーやキャラクターでなく音楽そのものの細部の美しさを表現するプログラムなのがジュンファンくん向きと思います。
でもまだ伸びしろたっぷりというのも同感です。プログラムを育てていく過程が見られるのが楽しみ。

ジャンプの大砲感も戻ってきつつある気が。足腰のコンディションもだいぶ良くなってきたんでしょうね…完治は難しいのでしょうが、思い通りの練習ができている様子なのがありがたいですねぇ。
ジュンファンくんに限りませんが、昨季ブライアンが複数のインタビューで言っていた「選手達にはいつもヘルシーでハッピーでいて欲しい」という願いが今季こそ叶いますように!
| p豹 | 2018/10/01 8:47 AM |
>Disney鴨さん、こんなに長らく音信不通だったのにすぐにチェックしてくださり、そしてコメントしてくださり、感謝感激です(;ω;) これからもどうかよろしくお願いします。
シニア初の表彰台がリンクの先輩羽生くんと、昔のリンクメイトのロマンくんと一緒で、本人もリラックスしているみたいでしたね。ハグのやり方は不慣れでしたけど(笑)
ジュニアとの掛け持ちの可能性あるでしょうか? 私的には昨季の苦しみを二度と味わってほしくないので、シニアに専念してほしいなあ…と思っています。体調次第でしょうかね。
| たら | 2018/10/01 12:32 PM |
>p豹さん、いつもいつも励ましの言葉をどうもありがとうございます。早速いつものように充実したコメントをいただきうれしいです。私の本文の補足にp豹さんのコメントをコピペさせていただきたいぐらい(;^ω^)
フリーも、もちろんかなり好きですよ! ただ最初にライストで見たとき、カメラがかなり遠かったので全貌が把握できず、もどかしさでいっぱいだったのですが、フリー本番ではゾクゾクしましたよ〜。特に3Lz-3LoからのあのStSqではPC前で思わず変な声出ました(笑)
そう、体のしなやかさと確かなスケーティングがあるからこその、あの狂気さえ感じるステップが戻ってきたのがうれしいですよね! ただ私は、フリーには少し物足りないところも感じてしまい(贅沢ですねw)そのあたりのことも書いていけたらなあと思っています。
とはいえ、SPフリーとも今後の進化がすごく楽しみなプログラムをもらえて、ファンとしては幸せですね〜。ヘタレファンで申し訳ありませんが、今季は最後までお付き合いいただければと思います。
| たら | 2018/10/01 1:06 PM |
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