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ジョシュア、基金を設立。あの笑顔が戻ってきました…

昨日記事を上げましたが、3日前に自身の治療費のためのファンドレイジングを公表したばかりのジョシュアが、なんとメディアに出てきてくれました。

たまに仲間のスケーターのSNSにチラ映りするのを見かける(それも最近はほとんどなくなっていた…)以外、動いているジョシュアを見るのは何か月ぶりでしょうか。

それも……笑顔です! 右目も右半身もちゃんと動いてる! 神様ありがとう!!!!(号泣)涙涙

 

あのファンドレイジングには瞬く間に目標額の2倍を超える募金が集まっていますが、その余剰金で、なんと自分と同じ症状で苦しむ人たちを手助けする基金を設立するんだそうです。

まだ自分自身が後遺症で苦しんでいて、治療費をかせぐこともままならない状態なのに、いったいなんという人なんでしょう――(号泣)涙涙涙涙

 

ジョシュアはコロラド州コロラド・スプリングスに暮らしていますが、この地域の地方テレビ局KRDO.comのニュースです(下の画像をクリックすると動画つきの元ページに飛べます)

ジョシュアのお母さまも登場して、これまでと現在の様子を少しだけ語ってくれています。

 

Local figure skater brings awareness to traumatic brain injury

 

Local figure skater brings awareness to traumatic brain injury

「地元のフィギュアスケーター、外傷性脳損傷のことを知ってほしい」

 

コロラド・スプリングスに住む元フィギュアスケーターが、脳震盪に3度見舞われた経験から、外傷性脳損傷(TBI)のことを知ってほしいと訴えています。彼は「KRDO NewsChannel 13」のシンシア・マルドナド記者の取材に、自身の経験を語ってくれました。

 

ジョシュ・ファリスは世界を舞台に活躍する選手でした。けれども、脳震盪の深刻さへの理解が足りなかったせいで、大舞台に挑戦するチャンスを失ってしまったのだと、彼は打ち明けました。今彼は、ケガの後遺症で苦しむほかのアスリートたちの手助けになれれば、と願っています。

 

ジョシュは16年をかけてフィギュアスケートを習得しました。

「演技がスタートする前に自分の名前がコールされるときには、ものすごく緊張してお腹の中でチョウチョが飛ぶんですよ(緊張をあらわす決まり文句)。で、”よし、緊張はしてるけど、自分にはできる”って思うんです」

 

ところが、技を磨こうと励んでいたとき、今年開催されるオリンピックに挑戦するチャンスを失ってしまったのです。

「4回転ジャンプの練習をしていたときでした。空中から降りてきて、足とは全然違うところで降りてしまいました。ひじから氷にモロに落ちてしまい、首がガクンとうしろにはねたんです」

それが最初の脳震盪をひきおこしました。

 

けれどもその後、自分で認めるように、彼はリンクに戻るのが早すぎたのです。もう大丈夫だと思い、「続く2週間のうちに、さらに2回の脳震盪をやってしまった」のです。

「第6と第7頸椎のヘルニアになり、目も損傷しました」

彼は今、外傷性脳損傷の症状に苦しんでいます。

「眠れない、鬱、不安、複視(ものが二重に見える視覚異常)、過剰刺激(感覚器官に強い刺激を受けて損傷や異常反応が出ること)、自我の喪失…すべて脳の損傷のせいなんです」


母親のエリン・ファリスは息子の苦しむ姿を目の当たりにしてきました。

「息子は本当にどん底まで落ち込みました。あまりにも鬱がひどく、生きようという意欲をもてない時期もあったんです」

 

「脳震盪は静かに広がる病気なんです。多くの人がひそかに苦しんでいます」

もともとは彼の治療費を募るためにゴーファンドミーのアカウントが立ち上げられたが、ジョシュは今、その余剰金を使って地域に貢献したいと考えています。

「ジョシュの名前を使って、TBIや脳震盪の被害者のための基金を設立しようとしています」(エリンさん)

ジョシュとエリンさんは、この基金が彼と同じ症状に苦しむ人がそれを乗り越える手助けになればと願っている。

 

ジョシュの基金にクリックで募金をお願いします。

 

 

 

 

 

自分の演技を見て笑ってる……(´;ω;`)

映像は、銀メダルに輝いた2015年ソウル四大陸のSP「Give Me Love」。このシーズン一気に飛躍をとげ、ここから平昌五輪めざして羽ばたいていこうという矢先だったのですよね、脳震盪は……。

右目の状態が心配だったけれど、以前と変わらぬきれいな目をしてますね。

 

「元フィギュアスケーター」という紹介に、やっぱりな、という思いですけど、それでも少し安心しました。

でも、今もさまざまな後遺症が出ているんですね。医師に完治したと言われたときには症状は消えていたんでしょうから、その後予想外に再発したのか、新たなに怪我をしてしまったのかはわかりません。

やっと決断した現役復帰への扉が、再び閉ざされてしまったショック――生きる意欲を失ってしまったほどの(涙)――も関係しているのかもしれません。その辺のことは他人にはわかりませんが、本当に本当につらかっただろうなと思います。そばについていらしたお母さまも。

 

ファンドレイジングは「ジョシュアの基金」としてこれからも存続するんですね。私もお小遣い程度ですが、今後もぼちぼち寄付を続けていこうかなと思っています。

ジョシュアの善意が届きますように。そして彼の治療がうまくいって、大学にしろ、振付師にしろ、あるいはまったく違う道であるにしろ、彼の願いがかないますように!

 

 

JUGEMテーマ:フィギュアスケート

カテゴリ:ジョシュア・ファリス | 18:29 | comments(6) | trackbacks(0) | - | - |
コメント
さっそくご紹介くださってありがとうございます。思ったよりは元気そうでよかったです。ほんと、これだけつらい目にあって、それでいて善意を失わないで前を向こうとしているのです。どんな道であるにせよ、ジョシュアの未来が明るいものでありますように。

寄付されたのですね。クレジットカードを使うのがセキュリティ上こわくて、まだ躊躇しているところです。PayPalとか基金の方法にバラエティができてくれればいいのですけど。
| りた | 2018/01/11 9:03 AM |
たらさん、重い情報の翻訳ありがとうございました。
一つ前の記事はショックでしたが、ニュース動画のジョシュアの笑顔と声に力付けられました。(状況を考えると信じられないくらい優しい喋り方ですね。人を安心させるような…。)
この出演も勇気の要る一歩だったのではないかと思います。こういう状態になっても誰かの助けになろうとする性格と彼の演技の優しい美しさは繋がっているように感じました。
ジョシュアの行動が脳震盪に苦しむ人達の助けになりますように。(たらさん達のように情報を調べたり伝えたりして下さる方達は大いにその力になっていると思います。特に私のような情報弱者にはありがたいです。)
何よりジョシュア自身の症状が改善しますように。そして叶うことなら、振付師としてでも彼の感性が活かされた演技が再び見られますように。
| p豹 | 2018/01/11 10:31 PM |
〉りたさん、再び読んでいただきありがとうございます。
募金が余ったといっても大変な高額というわけでもないし、今後の治療にお金をとっておけば、なんて思ってしまうんですが、本当に律儀で善意の人ですよねぇ。
クレカを使った募金は何度かやったことがありますが、今のところ問題が起こったことはないです。でも確かに不安ではありますね。今後もし額が大きくなっていくようだったら、考えてほしいところではあります。
| たら | 2018/01/12 10:20 AM |
〉p豹 さん、コメントありがとうございます。
昔と変わらぬ穏やかな表情と話し方に、本当にほっとしました。実は、数か月ほど前にあるスケーターさんのSNSにちらっと写っていたジョシュアがひどく痩せて面がわりしていたもので不安だったもので…。
私はなんの助けにもできないのが悔しいですが、せめて忘れないでいよう、新しくフィギュアファンになった方にこんなスケーターがいたんだよと言い続けよう、とは自分の中で決めているんです。
彼の治療がうまくいって、ふつうの生活が送れるようになって、そしてもしできるならスケートの世界でまた彼の姿が見れるようにるといいですね。
| たら | 2018/01/12 10:27 AM |
たらさんこんばんは。
覚えていらっしゃらないかもしれませんが、以前にジョシュアの記事に一度コメントをした忍と申します。
カテ欄にジョシュアがあったので自分のコメントを見つけることができました。平昌で大本命とか書いてました・・・
彼はまた一つ大きな困難を乗り越えようとしているのですね。今はまだ言葉が何も出てはこないけれど、ジョシュアの前途が素晴らしいものになりますように。
私…ジョシュア復帰のニュースからNHK杯まで何の情報も追っていなくて、NHK杯に何でジョシュアがいないんだろう?とか思ってました。(このときはPちゃんもいなくて…、直前に羽生君のニュースがあって)急に不安になって、でも全米にもやっぱりいなくて。ジョシュア・ファリスで何度も検索かけて、やっとたらさんの記事にたどり着きました。続けて記事を上げていただき本当に本当にありがとうございます。
約束された明日があるアスリートはいない。でも・・・やっぱり今は泣いてしまいそうになります。彼のスケートが大好きだから。
でも、これだけの困難を乗り越えようと穏やかに話すジョシュア、同じ病気の人のために基金を設立したジョシュア、どうか、どうか神様、彼のために道を、未来を、幸せを!
| 忍 | 2018/01/17 10:19 PM |
>忍さん、お久しぶりです。コメントありがとうございます。
平昌で大本命…かどうかはわからないけれど、ダークホースぐらいにはなるだろうと私も思っていましたよ…。
記事見つけてくださってありがとうございます。
もともと情報発信の少ないジョシュアですし(でもそれはディスレクシアのせいでもあったんですよね。書き言葉がダメなだけで話しているときにはとてもリラックスした表情を見せてくれていました。なによりスケートの演技はとても雄弁でしたよね…)これからはもっともっと少なくなることを覚悟しています。でも、もしどこかにちらっと顔を見せてくれるなら、今後も追っていきたいなと思っています。
ジョシュアを見ていると人生の皮肉さを恨みたくなるけれど、前向きにならないと何も変わらないですもんね。どんな将来が待っているにせよ彼の今後を応援していきましょう!
| たら | 2018/01/19 7:31 AM |
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