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ジョシュア・ファリス、新プロ発表&Figure Skating Onlineインタビュー

2年前の夏に脳震盪(それも1度でなく3度の…><)に見舞われ、現役引退を発表。ところが今年2月に引退を撤回し、現役復帰を発表したジョシュアが、自身の公式サイトで来季の新プログラムを発表してくれました!ハートハートゆう★

 

SPはイギリスのシンガーソングライター、エド・シーランの「Give Me Love」。フリーはイタリアの作曲家オットリーノ・レスピーギの交響詩「ローマの松」。振付はどちらもジェフリー・バトル。

 

SPは2シーズン前、ジョシュアが大ブレークした(全米銅メダル、四大陸銀メダル)2014-15シーズンに滑っていたプログラム。「僕に愛を!愛をください!」と狂おしいほどに叫ぶその姿に、世界の女性ファンがハートをわしづかみにされたプログラムです。

 

 

翌2015-16シーズンには、SPはこの「Give Me Love」を持越し、フリーは同じジェフ振付による新プロ「ローマの松」をひっさげて、いよいよ世界のトップスケーターの仲間入りへ……というときに、まさかの脳震盪による引退(号泣)。

というわけで、一度も披露されることなく幻のプロとなっていたこの「ローマの松」が、とうとう来季の新フリーとしてお目見えすることになるのですね。うひょー、楽しみすぎる!

 

SPはまったく新しいプログラムを見てみたかった気もちょっぴりないではないですが、いったんは引退を決意し、2年近くのブランクがあったことを考えれば自然な選択なのだと思います。。

「Give Me Love」は大好きなプロですし、どん底からはいあがって自信を取り戻したジョシュアが、2年の時を経てどんな「Give Me Love」を滑ってくれるのか、期待でいっぱいです!きらきら

 

 

新しいスタートを切るジョシュアのインタビューが、彼の公式サイトを管理しているFigure Skaters Onlineというサイトにアップされました。インタビュアーはこのサイトの管理人で写真家でもあるリア・アダムズさん。

ジョシュアという人は、青春の苦悩と甘酸っぱさがあふれる抒情的な演技そのままに、シャイなプライドが香る独特の言葉づかいをする人だなあと以前から思っていたのですが、そのあたりは今もちっとも変わっていないみたいですぴのこ:)

 

元記事はこちら→Josh Farris: “My goal right now is to train and just enjoy it”
Posted by Figure Skaters Online On June 06, 2017
By Leah Adams, owner of Figure Skaters Online  Photos by Leah Adams

 

 

ジョシュア・ファリス

「今の目標は練習すること、そしてそれを楽しむこと」

 

今年のはじめ(2月)、2015年全米銅メダリストのジョシュア・ファリスは、現役への復帰を発表した。ファリスは2015年の夏に脳震盪を複数回起こしたことによって、翌2016年夏に引退を余儀なくされていた。だがその後、健康と自信をとりもどし、昨年秋に練習を再開して、来シーズンの現役復帰をめざしてきた。

5月はじめ、オハイオ州コロンバスで開催された『スケート・イット・フォワード』は、ドナルド・マクドナルド・ハウスの主催で今年から始まったチャリティ・ショーだ。ファリスはこのショーのキャストに名をつらねていた。ショーのあとには、地元のスケーターを対象としたスケート教室もおこなわれた。Figure Skaters Onlineでは、このイベントを終えた直後のファリスに話を聞くことができた。

 


Figure Skaters Online (FSO): 『スケート・イット・フォワード』で滑ったばかりですが、久しぶりに観客の前で演技していかがでしたか?

 

ジョシュア(JF):落馬した馬にもう一度乗るのはむずかしいことだけど、同時に簡単なことでもあると思うんだ。きわめてシンプルだったよ。僕は2年間リンクを離れていたけど、たった2年だったとも言えるのだから。僕にとっては大変なチャレンジではあったけれど、またこの世界に名前を加えてもらうことは途方もなく困難というほどではなかったよ。

 

FSO:ジョシュ、あなたの名前が消えたことなんて一度もありませんよ。あなたは自分が忘れられたと思ったのでしょうけど。

 

JF:(笑う)

 

FSO:現役を離れている間に自分がどう変化し、どう成長したと思いますか?

 

JF:だれでも時がたてば成長するものだけど、僕は1年でおそらく10年ぶん年をとった気がするよ。コーチをしたりほかの人たちと仕事をしたことによって、それまでよりナルシストでなくなったと思うし、スケートの外にも広い世界があることを知って、ちょっと謙虚にもなった。それに、自分の定義は自分でしなければ、他人に定義されてしまうことも知ったよ。それが今の僕のモットーなんだ。
【出た! 上の最後の一文、いかにもジョシュアらしい気がします。いろんな解釈があるでしょうけど、『黙っていたら他人に勝手にあいつはこうだと決めつけられてしまうから、自分のことは自分で主張していかなくちゃ』ということなのだと思います。シャイな自分を変えつつあるってことかな?】

 

FSO:ちょっと印象が変わりましたね。自分自身に対して肯定的になったように見えます。

 

JF:脳震盪によって、僕は6か月か7か月、いや8か月ぐらい世間から隔絶していた。そうなったらだれだって内省的になるよ。その期間は悪いことばかりではなかったと思うし、たくさんのことを学んだよ。外見的にはあまり変わらないかもしれないけど、精神的には自分が30代ぐらいな気がしてる。離れていた時間のぶんだけ大人になった気がするよ。

 

FSO:今ふり返ってみて、もし自分がまだ滑り始めたばかりの若いスケーターだったら何を知っておきたいと思います? もっと昔にこれを知っていたらなあ、ということは?

 

JF:そうだな……食べるための仕事は食べるための仕事にしかすぎない。それは自分を決めるものではない。
【またジョシュア語録w おそらくですけど、『生活費をかせぐためにどんな仕事についていようとも、それによってその人の人間性や価値が決まるわけじゃない』ということ? スケーターとして成功できなくてもそれで君の価値は下がらないよ、と言いたいのかな…】

 

FSO:来季は2014-15シーズンのSPであるエド・シーランの「Give Me Love」を継続するそうですが、ご自身にとって大切なプログラムだから、という理由なんですよね。それは歌詞が、という意味でしょうか? それとも振付が?

 

JF:(2014-15は)脳震盪をおこす前に僕が急成長できたシーズンだったし、曲を聞いただけで自信がわいてくるプログラムなんだ。ギターで弾くこともあるよ。とてもなじみの深い曲だし、復帰のシーズンにぴったりのすばらしい曲だと思う。

 

FSO:怪我のことを少しだけ聞かせてください。脳震盪だけでなく、長年の間にいろいろな怪我をされてきましたよね。今、怪我に見舞われている人がいたとしたら、なんと言ってあげますか?

 

JF:怪我はどんなスポーツにもつきものだ。ほとんどの場合は回復することができる。意志をしっかりもって、強く願えばね。そして、ハツパ(イーディッシュ語で「ずぶとさ」)があれば。

 

FSO:急にイーディッシュ語ができるようになったんですか? リハビリ中に習ったとか?

 

JF:(笑う)

 

FSO:(離れている間に)どんな教訓を学んだのか教えていただけますか?

 

JF:プログラムを滑り続けろ、ということかな。以前は、うまくいかないときにはスピンを飛ばして休憩しようとしていたけれど、今はもっと大人になったよ。

 

FSO:さっきのセミナーのとき、あなたは長さ60メートルのリンクのショートサイドから反対側のサイドまで、たったひとけりで滑っていましたね。

 

JF: ただ好きに滑っていただけだよ。

 

FSO: 今でもギターは弾くんですか?

 

JF: ええ。

 

FSO:作曲も?

 

JF:やろうとしてはいるよ、下手だけど(笑う)。もっときちんとレッスンを受けて、ちゃんとした曲を書けたらなと思っている。作曲は僕の趣味であり、逃避の手段でもあるんだ。健康的な逃避さ。自分の部屋で曲を書いているだけで終わっても、僕は全然かまわない。でも、そのうちそれを外に持ち出して、人前で曲を披露したいと思うようになったら、それもいいかな。僕が音楽を愛する理由は、音楽というのは自分が望むとおりのものになってくれるからなんだ。

 

FSO:今年、スケート以外で何かやりたいことはありますか?

 

JF:グレートサンドデューンズ(コロラド南部にある国立公園)に行ってみたいな。僕の旅はなりゆきまかせなことが多いんだけどね。キャンプにも行こうと思ってるし、テキサスにもう何回か行きたいし、家族にも会いに行くつもりだ。

 

FSO:今年の目標は何ですか?

 

JF:みんなが僕に、「五輪に出ることです」って言わせたがってるんだよね。でも、今の僕の目標は練習すること、そして練習を楽しむことなんだ。グランプリシリーズには出たいけど、とにかく目指しているのはスケートをすることなんだ。

 


*筆者註:その後の5月26にGPSのアサインが発表され、ファリスはNHK杯(11月10-12日大阪市)出場が決まった。
 

 

 

 

 

子どもたちを教えているときの穏やかな笑顔が素敵ですね。氷の上に帰ってくることができて、心からよかったなあと思います。

そして……ジョシュア〜、NHK杯を本人が選んでくれたのかわかりませんが、脳震盪前にアサインされていたNHK杯にまた来てくれることになって本当にありがとう〜〜ハート

(絶対絶対チケット当たりますように、神様!どうぞよろしくお願い申し上げます!と今から祈っておく……)

 

JUGEMテーマ:フィギュアスケート

カテゴリ:ジョシュア・ファリス | 16:40 | comments(4) | trackbacks(0) | - | - |
コメント
こんにちは。
ジョシュア選手GPS復帰試合が、一昨年出るはずだったNHK杯で良かったです。たらさんが、この試合を現地で見られると良いですね。私も、幻のプログロムになっていたジョシュア選手のFSを日本の試合で見られることを楽しみにしています。
ところで、アメリカ男子は、3枠あっても、平昌五輪シーズンに関しては、同じ3枠の日本男子以上に有力選手が多いので、五輪代表権争いは、厳しいものがありますが、ジョシュア選手は、北京五輪シーズンには平昌五輪シーズンのムラムラと同じ年齢になるので、北京五輪シーズンまでは、競技スケーターを続けて欲しいと思っています。
| Disney 鴨 | 2017/06/08 2:53 PM |
>Disney鴨さん、コメントありがとうございます。
NHK杯…ありがとうございます〜<(_ _)> Disney鴨さんもご希望の試合をしっかりご覧になれますように!
2014年NHK杯のジョシュアは本当に痛々しかったですもんね。あれから3年越しのリベンジをはたしてほしいです。
北京五輪には、そうですか、今の無良くんの年齢になるんですね。それはぜひ続けてほしいですね。
| たら | 2017/06/09 4:11 AM |
たらさん こんにちは
ジョシュアのプログラム決まったんですね

本当に感慨深いです
それもNHK杯に来てくれるなんて…
もしかしたら生で滑っているジョシュアを見れる機会が巡って来るとは

もちろんチケットが手に入ればの話ですが…
わたしにとっての最高のサプライズが起こりますように、チケット取り頑張ります

たらさんも取れるといいですね
どうか無事に見れますように祈ってます
| Okami | 2017/06/21 10:27 AM |
>Okamiさん、コメントありがとうございます。
感慨深いですよね。もうジョシュアが滑る姿は永遠に見られないと思っていたのに、またNHK杯に来てくれるなんて…。
でも、それだけにチケットが取れなかった時の悲しみも相当なものになりそう^^; お互いに頑張りましょうね。
チケットの神様が私たちのどちらにも微笑んでくれますように!
(文字化けの件、なぜかここではそうなっちゃうんですよ〜>< 申し訳ありませんでした)
| たら | 2017/06/21 10:34 AM |
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