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チャ・ジュンファンくんの2016JGP選考会 新フリーで4S降りて優勝!

韓国のISUジュニア・グランプリ・シリーズ派遣を決める「2016JGP選考会」の2日目。

チャ・ジュンファンくんはフリーでもぶっちぎりの首位でみごと優勝、JGP派遣を勝ち取りました! よかったよかった…去年みたいなことがあったらどうしようかと思ってました(完全にオカンです^^;)

 

新フリーですが、曲は南イタリアの小さな島が舞台の映画『イル・ポスティーノ』から、メインテーマのギター版と、ジョシュ・グローバンが歌う挿入歌「Mi Mancherai」の2曲だと思われます。(コメントくださった方からの情報によると、振付はデビッド・ウィルソンだそうです)

そして、なんと「シーズン中に入れたい」と言っていた4Sをいきなり降りちゃいました!

 

(今日も動画主さま方にはお世話になります<(_ _)>)

 

 

 

フリープロトコル

 

美しい…ですね。4Sが1本と3Aが2本という、去年よりぐっと構成を上げた14歳とは思えぬ高難度プロ。まだエレメンツをこなすことがメインなようで、ちょっと淡泊な印象はあるけれど、ジュンファンくんの魅力であるなめらかなスケーティングと繊細な体の使い方が際立つプログラムだと思います。

終盤のステップは、ジョシュ・グローバンの歌声にのって、スケート本来の美しさを見せてくれる優雅でのびやかなステップ。どちらかというと忙しくがむしゃらに動くジュニア選手が目立つ中で、これはいいステップですねぇ。

残念ながら4Sは回転不足でしたね。他にも転倒があったりちょこちょこ刺さったりしていますが、それでこの得点ですから(国際大会とは点の出方が違うとはいえ)、滑り込んでエレメンツの精度を上げていけば高得点が出そう。本当にオーサーもびっくりの急成長っぷりです。

本番に強いメンタルも頼もしい限りなんですが、少し前まで3A転びまくりで、ぽちゃぽちゃ、ふにゃふにゃしていたジャンファンくんどこ行った〜というオカンの心(;∀;)

 

    ★    ★    ★

 

今回の結果を伝える韓国の記事をご紹介。男子フィギュアとジュンファンくんがどういう受け止め方をされているのか、よくわかる記事です。(Google翻訳からの要約です、あしからず…)

 

「12年にわたる嘆きの壁:4回転ジャンプの征服、もう間もなく」SPOTV NEWSより

 

男子フィギュアにおいてクワドは必須要素となった。

1988年の世界選手権で、カート・ブラウニングがフィギュア史上初めて公式大会でクワドに成功した。3Aが最高技術だった時代に、クワドはフィギュアの概念を変えた。

それから28年が過ぎた今、男子の多くの選手がクワドを跳んでいる。今年のワールド覇者のハビエル・フェルナンデスは、フリーで4Sと4T、それに4S+3Tを着氷した。中国期待のボーヤン・ジンは、今年の四大陸選手権で4Lz+3Tに成功した。男子フィギュアにおいては、そのうち5回転ジャンプさえ可能なのではないかという見方も出ているほどだ。

だが、韓国の男子フィギュアでは、この12年間クワドに成功した選手がひとりも現れていない。

 

27日、ソウルの泰陵室内アイスリンクでは、2016-17シーズンのJGP派遣選手を決める男女フリーがおこなわれた。この日、最も関心を集めたのは14歳のチャ・ジュンファン選手だった。

チャはフリーで4Sに挑んだ。ジャンプは力にあふれ、着地にも安定感があった。リンクを訪れた観客から歓声が上がった。だが、残念ながらこのジャンプは認められなかった。回転不足判定を受け、1.20点の減点となってしまったのだ。

 

現在29歳の元韓国代表イ・ドンフンは、2004年に韓国フィギュア初のクワドをクリーンに決めた。当時「フィギュアの天才」と呼ばれた彼は、劣悪な家庭環境から出てきた選手だった。

イ・ドンフン以降は、キム・ジンソ(19歳)がクワドに挑んでいる。だが、公式大会で数回試みたもののいまだ成功はしていない。

チャ・ジュンファンは、昨年からカナダのトロント・クリケットクラブで練習している。成長して帰ってきた彼は、このJGP選考会で4Sに挑戦した。だが、回転不足となり、12年ぶりのクワド成功を惜しくも逃してしまった。

 

試合を終えたチャは、「4Sを成功させることも重要ですが、プログラム全体の完成度を高めることがより重要だと思います。ミスが多く出てしまい残念でした」と感想を語った。

だが、4Sを着氷したことは期待が持てる。チャは昨年成長期にあり、身長160センチに満たなかった少年が170センチを超える青年となった。困難な時期だったが、クワドをはじめとする各技術の完成度を高めて、一層成長した姿を見せてくれた。

 

チャ・ジュンファンを指導するブライアン・オーサーは、チャについて「クワドに力を入れて練習しており、セカンドに3Tをつけるコンビネーションジャンプの練習もしています」と話す。今のペースで成長できれば、2018年平昌五輪で競争力を備えた選手になるだろう、という。

 

チャの今回の得点は総合210.58点で、2位のピョン・セジョン(165.56点)とはなんと50.02もの大差だ。チャの成長は楽しみだが、23人が出場した女子の一方で男子の出場者は5人のみだった。チャと彼以外の選手との力の差は問題だ。

韓国男子の層の薄さは昨日今日のことではない。韓国スケート連盟の関係者は、「女子の選手志望者は今も増え続けているが、男子はそうではない」という。男子にはキム・ヨナ(26歳)のようなお手本となる選手がまだいないのだ。

選手生命が短いフィギュアスケートは、男子の場合、未来につながるキャリアになりにくい。兵役につけば選手生命が絶たれ、大学卒業後にスケートを続けられる実業団もない。このような現実が、男子選手の成長を大いにさまたげている。

選手が不足している中で、チャ・ジュンファンと、先輩のキム・ジンソ、そしてイ・ジュンヒョン(20歳)が登場したのは例外的なことだ。ひと試合に10人にも満たない選手しか出場しない現実では、男子フィギュアの発展は期待できない。

 

チャ・ジュンファンは、「サッカーや野球よりもフィギュアが好きになった。この競技は楽しいので、今後長く続けたい」と話した。彼の成長は男子フィギュアのいい先例になるだろう。オーサーコーチの言葉どおり、今の成長を続けていければ、クワドを征服できる日もすぐにやってくるだろう。

クワドの成功率について聞かれたチャは、「気持ちを楽にして、その日のコンディションがよければ成功率は上がります」と話した。初出場が決まったJGPについては、「初めての出場なので、緊張しないように、他の選手は気にせずに挑みたい。プログラムの完成度を高めたいです」と意気込みを語った。

 

フリー後インタビュー(あああハングルの壁…号泣)

 

【追記!】

読者のhさんから、ソウル在住の韓国人のご友人が訳してくださった内容を教えていただきました。

上の記事に含まれない部分の訳は以下のとおりだそうです。hさん、お友達さん、誠にありがとうございます!謹んで掲載させていただきます<(_ _)>

 

Q.今日試した4回転ジャンプはどうでしたか?ミスがありましたが…
A.ちょっと悔しいけど、でもまだシーズン初の試合だし次の試合もあるから次を準備したいです。


Q.JGPのためにどんなところを補いたいですか?
A.今日ミスが多かったのでプログラムを間違いなくクリーンな演技を準備したいと思います。


Q.カナダで練習したことが役に立ちましたか?
A.カナダでの練習は韓国でするより良かった…良かったって言うか、ケガしないように気を使って練習をした気がします。


Q.JGPに参加する覚悟は?
A.JGPはミスなくプログラム通りやればそこにつく良い結果が出ると思うので、ファイナルを意識せず毎試合ごとにクリーンな演技がしたいです。

訳してくださったご友人によると、「完成度が高いプログラムを見せたい!という彼の気持ちがよく伝わってくるけど、まだインタビュー慣れしていない感じで、子どもらしくかわいいインタビューだと韓国人は受け止める」のだそうです。子どもの頃に芸能界の仕事をしていた割に、スレてないというか、素直な感じなのですね〜〜 (*´艸`*)

 

   ★   ★   ★

 

というわけで、晴れてJGPデビューが決まったジュンファンくん、おめでとう! 

派遣大会についての正式なアナウンスはまだ出ていませんが、どうなるんでしょうね。ま、ジュニアの場合は一度発表されても後から変更はザラなのでわかりませんけどね。

とにかく怪我だけには気をつけて、ステイヘルシーで練習ファンティンしてほしいです!

あと、フリー衣装。近づくとそれなりにキラキラはついているけど、遠目には練習着とほぼ同じだよ…。クリケ帰ったらご一考をお願いしますよ…。

 

練習着…

 

 

本番衣装…

 

 

 

 

 

 

*ジュンファンくん過去プロまとめはこちら

 

JUGEMテーマ:フィギュアスケート

カテゴリ:チャ・ジュンファン | 12:00 | comments(7) | trackbacks(0) | - | - |
コメント
たらさん、選考会の記事は上げて下さるだろうとは思ってましたが、その日のうちに翻訳までとは、仕事速いですね!
すぐコメントできませんでしたが、毎日ありがたく読んでました。自分じゃ拾えなかった情報も有り、いつもながらたらさんにも動画主様達にも感謝しております。

大リーグボール養成ギプスプロ来たーーーーー!しかも二本も!!
って感じです。ジュンファンくんの得意な(と私が勝手に思い込んでる)クラシックと比べると、SPは激しすぎFSは緩やかすぎでどちらも難しい選曲だと思います。でもちゃんと、頑張ればジュンファンくんならではの味が出るようになりそうな振付ですね。(なんだか上から目線みたいな言い方でごめんなさい。)
そして選曲やジャンプ構成の難易度アップもさることながら、ジャンプの入りは新しいバリエーションてんこ盛り。得意技の逆ウォーレイからの3Fは封印したうえで、同じジャンプに同じ入りは許さない。スパルタですねクリケット。期待の程が伺えます。

SPはまさに、とめ・はね・はらいの歯切れの良さが必要なプロに思えます。若かりし日のブライアンに似合いそうなプロ。今のところ、ジュンファンくんの拭い去れない上品さというか滑らかさが…かつて、それまでクラシック一辺倒だったペトレンコがバナナラマでEXやったときの違和感を思い出しました。でもペトレンコもあの後ノリノリプロも自然にこなす様になったし、結果的に個性に合わなくても試してみることが大事とブライアンも言ってたし(ヨナさんのこうもりの話だったかな?)、良いチャレンジですね。しかし「ある朝お姉ちゃんがダンスのレッスンをサボった…」のくだりのバレエっぽいポーズが他の振付に比べてやたら板に付いてて笑えました。
たらさんが仰る通り、音の取り方は気持ち良いですね〜。ステップシークエンスの終盤の左足一本でターンしていくところも素敵。ところどころのちょっとした動きもカッコイイ…くなりそう。
I Can Do That はもっと弾けるようなワクワク感が有っても良いかも、と思いますが、でも … extra socks … のところの動きは既にカッコイイ!
そう言えば、フィギュアの男子にはこの「(お姉ちゃんにできることは)ボクもできるもん!」でダンスを始めたというエピソードに共感覚える人が多そうですね。ジュンファンくんはそのパターンではないようですけど。
それから、逆ウォーレイ - ウォーレイ - 3Loの流れが素敵です。ブライアンがよくFSラストに入れてたウォーレイ - 逆ウォーレイ - 3Tも歯切れが良くて大好きだったのですが、ジュンファンくんのは大きくゆったり流れるようにリンクの長径を横断して来るのに見惚れます!

FSは逆に、其処彼処で余韻が残るようポーズを保つバランス維持力が必要そうですね。ベテラン選手の引退EXみたいな曲。などと失礼なこと言ってますが、好きですこのプロ。美しいですよね…。ほんと、今のところエレメンツの難易度アップの度が過ぎて、持ち前の表現力を発揮し切れていない気がしますが、これも既にところどころ綺羅綺羅してますし、これからが楽しみですねぇ。仰る通り、ジュンファンくんの強みが際立つプロですね。
ランジから3連コンボのところはブライアンのEXアヴェマリアの長〜いランジから起ち上がってすぐ3Tを思い出しました。(ブライアンブライアンばかり言っててごめんなさい。)3Fは3Tより準備が必要だし、競技プロだから時間に余裕無いし、難しいのはわかってますが、ランジはもっと長くしてくれると美しいのに〜。なんてことはクリケの先生達の方がよくわかってるでしょうし、できるんならやりますよね。あまりに成長が速いのでつい過大な要望を抱いてしまいますが、まだ14歳なんだってこと思い出さないと、うん(自戒)。って、これで14歳?…信じ難い…。
| p豹 | 2016/08/01 2:07 AM |
(続きです。興奮し過ぎコメント長過ぎのようですゴメンナサイ。)

ところで、「練習着…」「本番衣装…」、思わず声出して笑ってしまいました。特に「…」にたらさんの気持ちが表れていて…。たしかに似てますね。でもこの衣装も大リーグボール養成ギプスの一部なのかも。地味な曲(良い曲ですけど!)に地味な衣装、という訳で自分自身の演技力と魅力でアピールするしかない。今季の成績より将来を見据えているのかも。ただ単にクリケの誰かのセンスがおかしい可能性も否定できませんが。つなぎ衣装を成長期のこどもに着せてはいかんということはナムくんの鍵盤衣装で学習済のようですが、一見つなぎっぽいのにベルトでツーピースとわかってしまう衣装って美的にはあんまり…。お臍が出ちゃって風邪引かないかハラハラさせられる衣装よりはマシですが。ふんわりブラウスがいいなぁ…でもぴったりした袖の方が腕の動かし方の美しさが堪能できるかな…などといろいろ考えてしまいますね。とりあえず、襟の黒い輪っかは何とかならないでしょうかね。あの輪っかが練習着感を増してる気がします。
あぁ、白鳥の湖の衣裳は神だった!!

それにしても、去年既にファンだった方達はこの時期辛かったでしょうね…。どの選手に対してもですが、一番に望むのは健康でいてくれることですね。好き勝手なことを書いてしまいましたが、無事に試合に出てシーズン始めのこの時期にここまで形になっている演技を見せてくれたことがありがたいですね!
| p豹 | 2016/08/01 2:13 AM |
>p豹さん、圧倒的に濃密なコメントありがとうございます^^
あまりにも語り尽くしてくださったので、それ以上何も言うことはございません(笑) おっしゃるところ、私もまったく同意でございます〜♪
ものすごく正直に言いますと、SPもフリーも初見で即惚れた「死の舞踏」や「ラフマニノフのピアコン」ほどには個人的に大好きな選曲ではないです。でも、おっしゃるとおり「大リーグボール養成ギプスプロ」なんでしょうね(笑)
オーサーもウィルソンもジュンファンくんが今まで滑ってきたプログラムの傾向やバレエ的な動きを得意とすることなどよーくわかっているはず。だからこそ、あえて今までとガラリと変えてきたのだと思います。なんといってもまだ14歳。これから引き出しを増やしていくべき年齢ですもんね。
ただ、シンディ・スチュワートさん振付の上の2プロが神がかり的に良プロだったので(はい、個人の好みですw)シンディさんと縁が切れてしまうのはもったいないなあと、やっぱり思ってしまうんですよね。いつかまた振付してもらえるチャンスがあったらいいな。
コメントを寄せてくださった方によると、今季ジュンファンくんはJGPまではもう試合に出ないんだそうです。ああ早くコイコイJGP〜〜♪
| たら | 2016/08/01 11:51 PM |
もうJGP新横浜ですね…私はチケ取り全敗でしたがテレ朝チャンネルに噛り付く予定です。
たらさん、もし見に行かれるのでしたら楽しんできて下さいね!
私ちょっとクドすぎて他の方から引かれてないか心配なのですが、新横浜後のクドさを薄めておくため(?)今のうちにこっそり心中を漏らさせて下さい。(一ヶ月以上前の記事にすみません。しかも4〜5分割になりそうです。新プロ取りまとめもお忙しいでしょうし、返信不要ですよ。)

と思ったら、ジュンファンくんインタ訳の追記に気づきましたよ!
今まで見逃してました…迂闊。
そのhさんと訳して下さった韓国の方にも感謝します!
ジュンファンくん、完成度の高いプログラムへのこだわりが強いのですね。頼もしい。言葉がわからずに聞いてると、しっかりした口調でいっぱい喋っているように見えましたが、韓国の方から見ると慣れていなくて子どもらしいのですね。それはそれで可愛らしい。(いかん…どうでも嬉しいダメなファンになりつつある…。)
一応、人柄がどうであれ演技が良ければファンになれる派ですが、でも人柄に魅力があれば、特にスケートに対する考え方が好もしい選手であれば、より嬉しいです。完成度にこだわる選手は好きですねぇ。(しきりに口にする「ワンソンド」が「完成度」ですかね。)
ケガをしないように気をつけて練習したとな。うん。それも大事。とても大事。
| p豹 | 2016/09/08 10:10 PM |
ケガは選手自身が一番辛いでしょうけど、ファンも辛いし、コーチも辛い。コーチが辛いからケガするな、なんて本末転倒なのですが、私はブライアンに対してはモンペ気質が抜けないのでお許し下さい。
尚、ブライアンファンなだけに逆に、選手達に演技中「コーチうるさいな…」と思われてないかしら…とハラハラしたりもします。ジュンファンくんは演技中は音楽の世界に没入するタイプに見えますし。いつも演技を終えた直後は夢から覚めた人のような顔してますよね。そしてリンクサイドへ戻る途中でふにゃふにゃ笑顔になる。うん。かわゆい。じゃなくて、ブライアンの話でした。
SPの記事につけて下さっていたブライアンインタの話ですが、「1歩下がって2歩進む」について。
例えば、今回(7月の国内戦)のように技術面の難度を大幅に上げたために表現が不充分な状態になるのが「1歩下がる」、でもそれがこなせるようになって表現面でも本来の力が発揮できるようになったら「2歩進む」、ということかなと思いました。昨シーズンは3A以外はジャンプの入り方も含めて一応既に身につけていた技術ばかりで、音楽も得意分野で選曲、ということで表現に力を注ぎ易かったのでは。
ジュニアデビュー年は個性とポテンシャルを印象付けるため、今持っている力を存分に見せつける構成で臨む。印象付けが済んだ今シーズンは、しこたま錘をつけて谷底に突き落とす。そして谷底でもがく時期があることをファンにも釘を刺しておく、という作戦かなというのは考え過ぎでしょうか。うーん…自分で書いててブライアンに対する過大評価のような気もしてきました。でも羽生くんのクリケット一年目の始め頃も「今シーズンは(鍛えるシーズンだから)ファンにはつまらないかもしれません。」みたいなこと言って日本のファンに釘刺してましたし。(羽生くんはイメチェンやら繋ぎてんこ盛りやら後半高難度詰め込みやらの錘をものともせず速攻で這い上がって2歩どころか何歩も進んでましたが。)
| p豹 | 2016/09/08 10:13 PM |
こちらのFSの記事につけて下さった韓国の記事(ぐぐる翻訳さんの要約でよくこんなこなれた文章にできますね…)を見ると、国としての記録に対する期待も大きいんだなあと思いました。日本だってそういう面は有りますが、韓国はもっと重そうですね。ブライアンから見たら似たようなもんでしょうけど。でもブライアンは「国の期待」というプレッシャーのエキスパートです。良いコーチを選んだのではないでしょうか。ジュンファンくんはヨナ姉さんや羽生くんと同様、His only enemy is his nerves. と言われていた師匠よりメンタル強そうですが。(でも88カルガリー五輪で開催国唯一の金メダル候補というプレッシャーから逃げ出さず、完璧なSPと充分見応えあるFSを演じ切ったんですから、やっぱり強い人だと思うんですけどね…。)
韓国記事を読んでからブライアンインタを読み直すと、人気を煽りつつ過度な期待は抑えようという微妙な舵取りを感じます。兄弟子達のお蔭な部分もさりげなくアピールしてるし。舌禍事件を起こさないとは言えない人ですが、基本的には優秀な広報宣伝マンでもあると思います。以前の中国メディアのインタを見直しても、ジュンファンくんの北京オリンピックはもう始まってるんだ、ブライアンは着々と始めてたんだって感じです。選手自身の精神状態への影響も含めて人気(特に観客の歓声)の力が大きい競技ですから。数年前はナムくんを日本のファンに売り込んでたブライアンですからね〜。(羽生くんの『アスリートの魂』でやたら羽生くんの隣に映り込んでたナムくんが練習着とは思えない目立つブラウス着てたのは偶然ではないでしょう。そして2014さいたまWorldsで実を結んでたと思います。ナムくん自身の魅力もあるでしょうけど、演技前から他の選手より拍手凄かったです。)
選手の母国での人気を煽るのは選手の将来を見据えてのこともあるんだろうなと韓国記事を読んで改めて思いましたが。
とは言え、ブライアンの経験や能力をどれだけ活用できるかは選手がどうしたいか次第だと思いますので、ジュンファンくんもコミュニケーション頑張って欲しいです。(って、また上から目線でごめんなさい。)
| p豹 | 2016/09/08 10:17 PM |
今シーズンの選曲は、私も正直に言いますと凄く好きとは言えません。どちらも良い曲ですけど、ジュンファンくんらしさが堪能できるかというと物足りないです。かなり。
でもウィルソンも時間をかけて、成長していくジュンファンくんに合うプログラムを模索してくれるはずと希望的観測してます。
いきなりジュンファンくんにピッタリなプロを作ってくれたシンディ・スチュワートさん、相性も良さそうですし、ピアコン3番には新鮮な動きも多くて魅力的ですが、こまめなブラッシュアップを依頼し易い状況でないと、どうでしょうね…。EXでも良いからまた見たい気はしますね。
長い付き合いによるものか、ジュンファンくんの個性と技術に対する深い理解が窺えるプロを作ってくれる宮本賢二さんも、縁が切れるのは残念ですね。たらさんも仰ってましたが、賢二先生のジュンファンくん観も聞いてみたいです。ポルウナや白鳥の湖も大好きですが、トッカータとフーガもジュンファンくんの魅力を引き出した傑作と思います。
でも個人的には、最初に見たからかもしれませんが、細かい振付も含めて特に好きなのは世界ジュニアでの死の舞踏と白鳥の湖なのです。
白鳥の湖は、演技の出来は12月の国内戦が一番良いし、コレオも素敵ですが、3Aから3F-1Lo-3Sを経てコンビネーションスピンまでの流れが世界ジュニアの方が好きなのです。ユースオリンピックまでよりもタイミングが前倒しになってるんですよね。曲調が激しくなるところで3練に入る元のパターンも1Loが音を拾ってて素敵なのですが、3練コンボの途中で曲調が激しくなる世界ジュニアのパターンの方が、ウォーレイが曲の不穏な盛り上がりに合ってたり、スピンの手の動きが音に合ってたりして好きなんですよ〜。後半の3Fの前のウォーレイは外したのも、冗長な印象を避けられて良かったように思います。
死の舞踏は、要素の入れ方もいろいろ変遷してきたようですが、世界ジュニアでは、演技の出来の良さもあるでしょうが、奇跡のような隙の無い振付に感じました。尚、他の回を見てもそれほど感じないのですが、世界ジュニアのはちょっとヨナさんの影を感じる…ということはウィルソンの手が入っているのかなあと思いました。白鳥の湖も、元のパターンもひとつひとつ音に合った振付なのに世界ジュニアの方が好きなのは、クリケットのセンスが私好みということかも。(ウィルソンが手を入れたのかどうかはわかりませんけどね。ジュンファンくん自身のアレンジかもしれませんし。)

というわけで、私はこれからのクリケットでのジュンファンくんのプログラムを楽しみにしています。今シーズンのは今のところ物足りないですけど。
しかしコーラスライン、初見のときは「しゃっきりせんかーい」と思ったのに、何度も見返すうちに「こういうけだるい感じもいいかも…」と思い始めるから恐ろしいです。(いかん…どうでも嬉しいダメなファンに…。)
FSの衣装は見れば見るほど袖が素敵です。柔らかな動きの残像が残って美しい。もう、襟の黒い輪っかさえなんとかしてくれれば色が地味でも文句は言いません!

新横浜が終わるとコロっと考えが変わるかもしれませんが、また好き勝手書かせて頂きました。
もう24時間後にはSP滑り終えてますね。
ジュンファンくん自身が満足するような完成度の高い演技が見られますように!
| p豹 | 2016/09/08 10:22 PM |
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