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TSLインタビュー:ハビエル・フェルナンデス&安藤美姫

今ごろですけど、The Skating Lesson(TSL)が6月21日付でアップしたハビみきインタビュー動画のほぼ全訳です。

 

TSLでは去年の夏の第1弾に引き続き、1年ぶりの第2弾ハビみきインタです。

TSLのジェニーはもともとハビにお熱で、みきちゃんとの恋愛が明らかになったときにはけっこうヤキモチ焼いていましたwし、デイブにいたっては、じつはみきちゃんの現役時代にはかなり辛辣な記事も書いていたんですけどね、去年のインタの2人のアツアツカップルぶりと、あけっぴろげで率直なコメントに、コロッとハビみきファンになってしまった様子。(虫がいいというか、ミーハーというか^^;)

第2弾の今回は、背景にスヌーピーのぬいぐるみが見えるから、もしかしてみきちゃんの自宅でしょうか? ファンタジー・オン・アイスの最終地の長野に発つ前日という、超多忙な合間をぬっておこなわれたインタのようです。

とにかく長〜いです。そして、相変わらず素人耳で聞き取ったものなので、間違い・誤訳etc があるかもしれないこと、どうぞご了解ください〜。

 

 

TSLインタビュー:ハビエル・フェルナンデス&安藤美姫 第2弾(2016.6.21)


デイブ:新しいインタビューシリーズにようこそ。今回のゲストは世界選手権優勝2回の安藤美姫と、やはり優勝2回の現世界王者ハビエル・フェルナンデスです。ミキとハビ、去年は楽しいおしゃべりをありがとう。またTSLにようこそ。

 

ハビ&ミキ:ありがとう。

 

デイブ:ミキ、いつもあなたのSNSを見せてもらっているけど、インスタを見るとファンからお花をたくさんもらったり、娘さんとディズニー・ワールドに行ったり、とても楽しんでいるようだね。現役に戻りたいと思うことはないの?

 

ミキ:ないわ(あっさり)

 

ジェニ:(笑) ほんの少しも? ボストンでハビの演技を見たりして、自分も氷上に戻りたいと思ったりしない?

 

ミキ:じつは、最近は以前より試合を見るようにはしてるけど、前はあまり見ていなかったの。それでハビに怒られたことがあって。

 

ジェニ:なぜ怒られたの?

 

ハビ:彼女は僕が出ている試合を見てくれないんだ(笑) テレビでもそれ以外(ネットなど)でもね。僕の演技どうだった?って聞くと「あら、見てなかったわ。得点しか見てない」って。

 

ジェニ:見たら緊張するから? それとも大して気にしてないから?(笑)

 

ミキ:気にはしているわ。でも、現役のときも他の選手の演技はあまり見てなかったの。もちろん彼の演技は気になるわ。でも、日本では海外の試合を生中継せず、遅れて放送することが多いからっていう理由もあるの。だからISUのサイトで結果だけ見る。それに……そうよね、「ごめん、見なかった」って言うとハビが怒るから(笑) 少なくともハビの演技は見なきゃダメよねってことで、最近は試合を見るようになったんだけど、とてもおもしろいわ。特に男子の試合はレベルが上がって、みんながクワドを跳ぶようになって。だから以前より試合に興味を持つようになった。女子もアメリカ、ロシア、日本と優秀な選手がいっぱいで、また現役に戻れるような気なんてしないわ。私は終わりよ。

 

ジェニ:インスタを見ると数多くのショーに出ているようだけど、お休みの時間はあるの?

 

ミキ:日本には春から夏にショーがたくさんあって、今私たちはFaOIに出演中で、明日長野に行くところよ。春にはPIWにも出たし、今年はいろいろな都市に行くのを楽しんでいるわ。テレビの仕事もあるし、毎日忙しくしてる。でも、そう、娘とも過ごしているわ。ディズニーランドに行ったりね。娘はほんの少しスケートもするのよ。滑るのが好きみたい。

 

デイブ:前回、ハビは寝坊が多いんだと言っていたよね。試合の間メールをくれないって話もあったよね。このシーズンの間はどうだったの? 何か改善させた?

 

ハビ:(ミキと目を見合わせて)ほら、答えて。

 

ミキ:(ハビに)私が答えるの? なんで!?(笑)

 

ハビ:だってこれは僕への質問じゃない。君に聞いてるんだもん。

 

ミキ:あなたがどう考えているのか知りたいのに。

 

ジェニ:ミキ、あなたが彼にこうしてほしいと思ったことについて、彼は改善した? ハビはちゃんと練習してる?

 

ミキ:ええと、そうねぇ……練習はしっかりしてるわよ。(ハビと目を見合わせて)わからないけど(笑)

 

ハビ:メールの件はどうなの?

 

ジェニ:GPFのときにハビがメールをくれないんだって言っていたわよね?

 

ミキ:正直に言うと、やっとわかってきたの、彼は忙しいんだって。ワールドを連覇したし、スペインでは大忙しだったし。試合後や、ときには練習の合間にもインタビューを受けなきゃならないし。忙しいのはすごくわかるんだけど、でも、時々我慢できなくなっちゃうのよ。だって彼、「おはよう」も言ってこないことがあるのよ。Wifiがなかったとか、疲れてたとか、忙しかったとか理由をつけて。わかるけど、私も女子だから(笑)

 

ハビ:だって、しょっちゅう「おはよう」とか「おやすみ」とかやるの大変なんだもん(笑)

 

ジェニ:だめよ、ハビ。女子は朝一番に「おはよう」、1日の最後に「おやすみ」を言ってもらわなくちゃならないものなのよ(笑)

 

デイブ:そうだよ、たまには言ってあげないと。

 

ジェニ:違うわ、デイブ。毎日よ(笑)

 

ミキ:でも、わかるの。試合が終わった後というのは忙しいわ。でも私、彼に電話をして「おめでとう」と言いたい。ただお話がしたいのよ。

 

ハビ:話してるじゃないか。試合のたびに君が電話してきて、僕らはちゃんと話してるよね。前に「ちゃんと話をしてよ」って言われたから、「わかった」って言ってさ。

 

ジェニ:それはミキにとって満足できる会話なの? それとも物足りないの?(*このへん、TSLのジェニーはハビとミキがやり合っているのを完全に楽しんでいますw)

 

ミキ:彼に電話してほしいと思ってるわけじゃないの。試合の後、彼は私のメールに返事をくれるわ。だから私から電話して「おめでとう」って言おうとすると、彼はファン対応で忙しいからって。それはすばらしいことよ。私にも素敵なファンがいて、その方たちとおしゃべりしたり、ファンミーティングみたいにちょっとお茶を飲んだりすることもあるし。でも、だったらファンミが終わってから電話をしてくれたらいいのに、絶対かけてこないのよ。

 

ジェニ:ハビ、それはよくないわ。女子には電話をかけなおすべきよ。

 

ミキ:でも、いいの。彼の言動はいつもすばらしいし、リスペクトしているわ。

 

デイブ:ハビ、今シーズンはすばらしいシーズンだったよね。GPSは2試合とも優勝、GPFでもいい演技をした。だけどGPFでは、世界最高点を出した羽生と競い合わなくてはならなかった。GPFの後はどんな点に取り組んだ?

 

ハビ:GPFの後、ちょっとブライアンと話をしたんだ。あのままのプログラム構成では、もしユヅルがクリーンな演技をしたら彼に勝つことは絶対に不可能だったから。だから難度を高めるためにSPにクワドを、フリーに3Aを1本ずつ追加することにしたんだ。ユヅはシーズンのはじめに一段階高いレベルにジャンプアップした。だから僕も同じ場所にとどまっているわけにはいかなかった。彼についていくためには、僕もプログラムに手を加えなくてはならなかったんだ。

 

ジェニ:ユーロでは2位に60点もの大差をつけて優勝したけど、そういう状況と、羽生のような実力が伯仲しているライバルがいるのと、どちらが試合しやすいもの?

 

ハビ:ユーロにはヨーロッパで最上のスケーターが集まったけれど、誰もが最高の演技をできたわけではなかった。新しい選手が出てきて、すばらしい演技をしたケースもあった。表彰台にふさわしい選手たちだったけど、そう、得点を見れば差はあったね。その結果を受けて…なんていうか、ヨーロッパ以外の選手たちと戦う準備をしなきゃって思っていたよ。アジアの選手はとても強いし、パトリック・チャンも忘れるわけにはいかない。ユーロでは勝てたけど、別に余裕ができたわけじゃない。次の試合ではもっといい演技をしなくちゃならないと思っていた。なぜなら、より強い選手たちが出てくるから。(*難しい質問だったと思いますが、上手に、かつ正直に答えてますね)

 

デイブ:羽生は日本ですごす時間が長く、ハビのほうがオーサーと一緒にいる時間が長いよね。このシーズン、そのことが自分にとって有利に働いたと思う?

 

ハビ:僕らはそれぞれ違うスケーターだし、どっちのやり方がいいのかわからない。彼にとって日本にいるほうがいいのかもしれないし、もっとトロントに長くいるほうがいいのかもしれない。僕はただスケートの練習をするだけなんだ。大切なのは、僕ではなくユヅルにとってどんなやり方がいいのか、ということだと思う。僕は自分のスケジュールを決めて、それに従って練習するだけ。僕にとってはそれがふつうの生活なんだ。他のスケーターが出たり入ったりしても、僕が影響を受けるということはないよ。(*これもかなり答えにくい質問だったとでしょうけど、率直でフェアな答えだと思います)

 

ジェニ:ワールド前は羽生と一緒に練習していたのよね?

 

ハビ:彼は四大陸とワールドの間はずっとトロントで練習していたよ。でも正直に言うと、彼がどのくらいの期間トロントにいたか、ちゃんと把握しているわけじゃない。彼はいったん日本に戻って、またトロントに帰ってくるということが時々あるからね。

 

ジェニ:ユーロで構成を上げたという話をしていたけど、ワールド前にはかなり自信がついていた?

 

ハビ:SPはクワドが2本になって、当然とても難しくなった。そこでSPの練習法を少し変えたんだ。以前はSPの通し練習を1日4本、毎日おこなっていたけど、それをある日は最初のクワドだけ、またある日は2本目のクワドだけ、ある日はスピンをせずにジャンプだけ、というふうにSPの練習スケジュールを変えたんだ。だから、SPについては自信をもってワールドに臨めたと思う。フリーについては、3Aを1本増やしただけでそんなに複雑化したわけじゃないけど、当初はすごく疲れてしまっていた。だから、アクセルを増やしても体力がもつように、パワーをつける練習をしていた。とにかくひたすら練習練習さ。うまくいく日もあればいかない日もあったけど、本番でエネルギーをもって滑りきれる自信はついていたよ。

 

デイブ:ミキ、君はワールドに来ていたから、ハビが羽生と競うためにどんな演技をしなくてはならなかったか、誰よりもよくわかっていただろうね。SPはどんなふうに見た?

 

ミキ:彼がSPでクワドを2本にする練習を始めたとき、私は彼と一緒にスペインにいたの。うまくいくだろうな、と感じたわ。いい感触があったの。ワールドのSP本番では、彼は緊張していただろうけれど、私は緊張しなかった。なぜなら彼はきっとできると思っていたから。でも一方で、ユヅルはものすごい演技をしたわ。オーマイガッドって思った。本当にすばらしかった。その後、フリーの前にハビと会った時には、ハビの足に痛みが出ていたからすごく心配になったわ。練習に出てこれなかったり、練習を切り上げたこともあったから、どうしようって。

 

ハビ:みんな動転してたよね。ミキも僕の両親も。デビッドがやってきて、「ミキから『ハビは大丈夫なの?』ってメールが来たよ!」って言われたよ(笑) デビッドはさらにブライアンにメールしてたし。

 

ジェニ:怪我はどのくらい深刻だったの? フリーの前に練習を休んだわよね? 練習にはどの程度影響したの?

 

ハビ:とても影響したよ。全然滑れなかった。怪我はかかとの後ろ側の部分だったんだ。前かがみになろうとするたびに、靴が当たってかがめなかった。そのたびに汁がしみ出してね。SPの翌日の練習日には全然滑れなくなってしまって、ブライアンに相談したんだ。じつはトロントでもそういうことが何度かあって、そんなときは1日休みをとってアイシングをしていた。だから今回も同じように、1日休もうということになった。そして、休み明けのフリー当日の午前練習に出て、もう一度滑ろうとしてみたけれど、やっぱり滑れない。靴のインソールを取ったり、靴ひもを少しゆるめてみたりしたけど、まだすごく痛いんだ。ジャンプもできず、本当に滑ることができるのかと不安でいっぱいだったよ。だけど、メディカルルームに行ったら、強い抗炎症剤を出してくれて、傷口が靴に触れないようにクッションを作ってくれた。そしてフリー本番になったら、痛みが消えていたんだ。自分は滑れるんだと思って、すごく落ち着いた。本当にほっとしたよ。

 

ミキ:でも、私たちは大変だったわ。私はボストンにはトークショーをしたスポンサー関係の仕事で行っていたんだけど、彼のご両親が来ていたから、私は2人とずっと一緒にいたの。彼の怪我のことを知ったときにはもうみんな動転して、不安でしかたなかったけど、私が2007年のワールドで優勝したときとまったく同じだったのよ。あのときの私も、かかとに問題が起こったけど、フリーではいい演技ができたの。ハビのことは私も不安だったけど、彼のご両親はもう泣きださんばかりに心配していた。だから2人に言ったの。私はスペイン語ができないけど、なんとか伝えようとしたわ。ジェスチャーまじりで「2007年、私のかかと、すごく痛かった、でも大丈夫だった」って。自分に言い聞かせている部分もあったと思う。その後、ご両親は落ち着いてきて、ハビは大丈夫、ハビはできるって思えるようになった。ハビのママは、息子の力になればと…(ハビに)なんだっけ? フレンチトーストみたいな?

 

ハビ:うん、スペインのお菓子だ。母はぼくのために作ってくれていたんだ。

 

ミキ:そうなの。だけどママったら「今、息子のところへは行けない。会えばきっと自分が泣きだしてしまいそうだから」と言って、私にそのお菓子を届けてちょうだいと言ってきたの。それぐらいつらい時間だったのよ。その分、フリーの後にはみんな大泣きしちゃったわ。私がスケートで泣いたことって、今まで1度しかなかったの。ソチ五輪のダイスケで泣いた時だけ。彼がどれだけ苦労して戻ってきたか、ユヅルと競い合うのがどれほど大変だったか、わかっていたからね。でも、それは私がダイスケのことを昔から知っていたからであって、ハビのケースとは違うわ。ところが、この人(ハビ)ときたら! ほんとにまったくもう! フィギュアスケートであんな気持ちになったのは生まれて初めてだった。ハビは私を感動させ、みんなを感動させた。すばらしい試合だったわ。

 

デイブ:彼がフリーをすべっているとき、きみは緊張していた?

 

ミキ:心配はしていたけれど、じつは彼が氷に踏み出した瞬間に、あ、うまくいくんだろうなと感じたの。たぶん彼の足は大丈夫だと思った。彼からいいエネルギーを感じたの。だから緊張はせず、ただ彼を信じていたわ。

 

ジェニ:ハビは自分の前に滑った選手たちの演技は見ていたの?

 

ハビ:いや、見ていない。バックスステージには観客の反応しか聞こえてこないからね。うまくいったかな、そうじゃなかったのかな、ぐらいはわかるけど、実際の演技をちゃんと把握することはできないんだ。ユヅが完ぺきでなかったことはわかった。何度か「OH...」という反応が聞こえたからね。でも、観客ってちょっとしたステップアウトでも反応することがあるから、実際どうだったのかはわからなかった。

 

デイブ:コーチによっておだやかに選手を励ます人と、ニコライみたいに情熱的に煽る人がいるけれど、オーサーは演技前にどんなことを言うの?

 

ハビ:そうだな、たいがい……いや、彼が何を言おうとしてるのか実際はわからないんだけど(笑) いつもこう言うよ。「やるべきことはわかっているね、準備はできているね」って。それ以上のことはあまり言わない。なぜなら彼は毎日を僕らを見てるから。僕らが日々どれほど努力しているか知っているから。彼はただ、僕らは大丈夫なんだ、この場を楽しめばいいんだと伝えようとしているんだと思う。

 

デイブ:ワールドでは一世一代のすばらしいフリーだったね。あの時のことを振り返ってもらえる?

 

ハビ:怪我のことでもうひとつ話しておきたいことあるんだ。痛みがひいたとき、ブライアンが僕のところに来てこう言った。「昨日の日曜日は休みをとって、今日は月曜日だ。きみはいつも休み明けの月曜に一番いいフリーを滑るだろ?」この言葉にすごく助けられたよ(笑) フリーではクワド3本と3Aを2本という構成で、最初のクワド3本を乗り切れば楽になるんだ。あとはプログラムをまとめあげることに集中すればいい。これができないことが多いんだけどね。前半のビッグなエレメンツ――2本のクワド、3A、そしてステップシークエンスを終えて、3本目のクワドも決まったとき、もう大丈夫だと体感したよ。すばらしい気分だった。もちろんジャンプはまだ残っているけど、もう大きな山は越えたから楽しめばいいと思った。同時に、これからより得点を稼がなきゃとも思っていた。SPでユヅルに大差をつけられていたからね。だから頭を使わないといけないぞ、と。あのSPの後で持ち直すのはかなり大変なことは知っていたけど、もしチャンスがあるとすればフリーを完全にノーミスで滑らなくちゃならないとわかっていた。すべてのエレメンツを終えて、プログラムももうすぐ終わろうとしていたときは、自分自身すごく感動していた。優勝できると思ったからじゃない。勝てるかどうかはわかっていなかったんだ。あの難しい状況で自分に目標を課して、その目標を実現することができたことが感動だった。演技を終えたときにはすごくうれしかったよ。目標を達成できたこと、すばらしい観客の前であの演技ができたこと。ボストンでフランク・シナトラを滑ったこと。人々はすごく楽しんでくれた。本当に、僕にとってすばらしい時間だった。自分が勝つかどうかはわかっていなかったんだ。

 

デイブ:今回の勝利は自信につながった? 自分がより強くなったと感じる?

 

ハビ:自信はついたよ。でも、だからといって来シーズン楽に勝てるだろうなんて思わない。いつも言ってるんだけど、試合というのは常に練習なんだ。試合から学べることには限りがないんだ。来シーズンは今シーズンとはまた違うプログラムになるし、違う演技、違う試合になるだろう。僕らはただもっと強くなろうと努力を続けるだけ。大変だろうけどね。

 

ジェニ:今年の春、(SOIカナダ・ツアー中に)インスタにパトリックと並んで3Aと4Tを跳んでいる動画を上げていたわね。あれにはどんな経緯があったの?

 

ハビ:あれと同じことを、以前クリケットでナム・ニューエンと一緒にやったことがあるんだ。で、パトリックと練習をしているとき、僕らふたりとも3Aを跳んでいたから、僕が彼のところへ行って「サイドバイサイド・ジャンプをやって、動画を撮ってみない?」って声をかけたんだ。そしたら「いいとも!」って。で、やってみたら3Aは最初のトライで即決まった。あとで動画を見たら、2人の動きがすごくシンクロしててびっくりしたよ。クワドのほうはその翌日だった。今度は彼のほうが「クワドでやってみない?」って言ってきて。クワドは2度めのトライで決まったよ。悪くなかっただろ?

 

ジェニ:この後の夏のお2人の予定は?

 

ハビ:このFaOIのショーが終わったら、僕らスペインに行くんだ。ビーチでしばらくのんびりする予定だ。ミキの娘のひまわりも一緒にね。2週間ぐらいかな。そのあと少しオフを取ってから、トロントに戻って新しいフリーの振付をする。その後またスペインに戻って、2週間ぐらいしたらサマーキャンプが始まる。そこから仕事の再開だ。

 

デイブ:来シーズンの目標や計画は? たとえば4本目のクワドを入れたりする?

 

ハビ:シーズンの滑り出しがどんな感じになるのか、まだわからないな。今シーズンは終盤になってクワドと3Aを増やしたけど、来シーズンは今シーズンのもともとの構成に戻すかどうかも決めていないよ。

 

デイブ:他の種類のクワドは練習してる?

 

ハビ:クワド・ループは試しているよ。何度か着氷もしたけど、まだ遊びで跳んでる段階で、試合に入れるためではないんだ。クワドの種類を増やすのは大変だし時間がかかるけど、それに見合うほどの得点が出るとは思えないんだよね。もし採点システムが変わって、3種類のクワドを飛べばボーナス点が出る、なんてことになれば誰もがトライするだろうけど。でも、4Loは4Sとそこまで点が違わないからね。

 

デイブ:今シーズンはSPもフリーもすばらしいプログラムだったね。来シーズンのプログラムについて今の時点で言えることは?

 

ハビ:SPは今シーズンと同じ曲を継続する。振付は少し手を入れるし、衣裳も変えるけど。ブライアンとデビッドと、来年はプレ五輪シーズンだから大変なシーズンになるだろう(だからSPを継続する)と話しているんだ。2人ともあのSPをすごく気に入っているしね。スペインに戻ったときに、アントニオ・ナハロに振付を直してもらうつもりだよ。フリーはエルビス・プレスリーを使うんだ。

 

ジェニ&デイブ:へえ!

 

ハビ:エルビスの曲を3曲使う予定だ。すごくクールなものになると思うよ。デビッドの提案だったんだけど、僕もとても気に入っている。エルビスは昔から好きだし、この新しいフリーがすごく楽しみだよ。

 

ジェニ:コメンテーターによってはあなたの名前を「ハビエイ」と発音する人もいるけど、正しい発音を教えてくれる? ごめんなさい、私、名前が苦手で。

 

ハビ:ハビエルだよ。(『エ』にアクセント。『ル』はちょっと巻き舌)

 

デイブ:先日ハビエル・ラヤがゲイであることをカミングアウトしたよね。彼とはクリケットでリンクメイトだけど、彼についてどう思う?

 

ハビ:すばらしい決断だったと思うよ。彼の周囲の人たちはすでにみんな知っていたけれど、世界に向けて発信したことはいいことだと思う。彼が誇りを持っていることがわかるからね。前向きなことだと思うし、彼を誇りに思うよ。

 

デイブ:彼とは仲がいいの?

 

ハビ:僕らは友達だよ。ずっと昔からの。8歳とか9歳ぐらいのときにほぼ一緒にスケートを始めて以来、スケート人生を共にしてきた。マドリードのリンクで同じコーチからずいぶん長く教わっていたよ。だから、すごく近しい仲だよ。昔からの友達さ。

 

ジェニ:2018年五輪が近づいてきているけど、ハビはプレッシャーや緊張感を感じ始めてる? ミキはこの時期についてどのように考えているの?

 

ハビ:そうだな……今はまだ、って感じかな。五輪イヤーになったら、ああ今年は五輪だーって思うんだろうけど、僕はものごとを1年単位で考えているからね。でも、実際五輪イヤーになったら、たぶんパニクるだろうな(笑)

 

ミキ:私も現役時代は1年単位で考えていたわ。でも……うーん、わからないわね。恋人がオリンピアンで世界チャンピオンで、自分は引退していてショーやテレビの仕事をして母親でもあって、っていう状況になったのは初めてだから。それでも、私も彼と同じ道を通ってきたから、彼がどう感じるか少しは理解できると思う。とはいえ、彼がどう考えるかにかかっているんじゃないかしら。私にできることは彼を支えることだけだし……あと今より文句を言わないように気をつけるとか(笑) でも、もし彼がその時間を楽しむことができたら、パニクることはないと思うわ。それは確信してる。なぜなら、私の2度めの五輪がそうだったの。1度めの五輪のときは何がどうなるのかさっぱりわからなかった。ああ五輪イヤーだ、結果を出さなくちゃ、って思ってた。選手はそんなふうに思う必要はないと私は思うの。五輪って特別なものだから。

 

ハビ:でも、きみはいつも五輪もふだんの試合と同じだって言うじゃないか(笑)

 

ミキ:まあ、私は表彰台をねらっていたわけではないし、実際メダルを取れたわけじゃないから。それでもバンクーバーのときはそんなに緊張しなかったの。ただ楽しめた。自分が何をやるべきかわかっていたし、五輪がどんなものかも知っていた。五輪って世界の誰もが――自分の国の人だけでなく、会場に来てる人だけでなく、本当に世界中の人が楽しむものなのだから、私たちも楽しむべきなのよ。試合ではあるけれど、特別な試合なの。

 

ジェニ:でも、ハビ、フリーの朝にはミキに「おはよう」ってメールするのを忘れないことね。五輪で一番大事なことはそれよ(笑)

 

ハビ:メールじゃだめだから電話にするよ(笑)

 

ジェニ:そうよ、電話して。女子には電話が必要なのよ。

 

ミキ:私はね、彼に私のことを恋しがっていてほしいのよ。

 

ハビ:でもさ、五輪のフリーの前だよ。そんなときに君が恋しいなんて思わないよ(笑) そうだろ? これから滑るんだーってパニクってる時だよ。そんな時に「ああ、今ミキがここにいたらなあ」なんて思えないだろ(笑)

 

ジェニ:ハビ、そんなことおおっぴらに言っちゃだめでしょ(笑)

 

ハビ:だいじょうぶ、彼女はわかってるよ。(ミキに)ね?

 

ミキ:だいじょうぶよ。私は彼をサポートしに行くもん。

 

ジェニ:私はあなたがた2人をサポートしてるわ。来年3つ目の世界タイトルを取ったら、またTSLに戻ってきてくれることを楽しみにしています。今日は時間をとっていただいてありがとうございました。

 

ハビ&ミキ:どうもありがとう。

 

 

   ★       ★       ★

 

……いやー、今回も2人の熱気にあてられっぱなしでしたけど、特にみきちゃん。ここまで恋人への気持ちをオープンに表現できる日本人の公人ってめったにいないんじゃないでしょうか? うらやましいを通り越してあっぱれ!です。

メールしてくれないだの、電話がどうだのというやりとりに、ジェニーのほうはおもしろがって乗っているけど、デイブは早くスケートの話に切り替えたくてソワソワしてるのが丸わかりw

でも、ハビもみきちゃんも聞かれたことにはとても率直に答えているから、ボストンワールドのときにハビとそのまわりの人がどんな状態に置かれていたのか、その一端がよくわかるインタビューだと思います。

それに、ハビもみきちゃんもネイティブじゃないのに英語が上手。みきちゃんはブロークンではあるけれど、自分の知っている語彙でどんどんしゃべってしまうのがすごいです。聞き取りは完璧だし。私ももっと勉強しなくちゃ。(だけど結局は外国人の彼氏がいるのが一番の上達法なんでしょうか…くぅ)

で、上にも書きましたけど、TSL的にはハビvsハニューに興味があるから、どうしても羽生くんの話をたくさんふられてしまうけれど、変に言葉をにごしたりせず、さりげない配慮をしつつ率直に答えているところが、バランスを取るのがうまいハビならではなあと思います。

みきちゃんはハビLOVEだからハビ応援モードになってしまうのは、まあ当然ですよね。それでも羽生くんや他のスケーターのこともちゃんと見て、ちゃんと評価しているのがわかる気がします。

 

ところで、ちょっと話は違うけど、最近ずっと気になってること。

以前からフィギュアファン界隈には、自分の好きな選手を絶対視して、ライバル選手をやたら敵視してしまう人たちがいるけれど、彼らが身を置くフィギュア界はなんでも敵か味方か、ゼロか100かなんていう殺伐した世界ではないはず。彼らは小さい頃から競い合ってきた競技仲間であり、先輩へのあこがれや選手同士の友情があったり、ライバルとの駆け引きがあったりしつつ、戦いの場ではシビアな競争を勝ち抜こうとする。若くてもみんな戦う方法を知っている戦いのプロなのです。

一方、ファンというのは、あくまでそんな彼らの戦う姿を見せてもらっている生き物。彼らが実際どんな戦いをしているのか、私たちには知りようがないし、一緒になって戦うことなど絶対できない。ましてや勝手に競技仲間を敵認定して憎しみをつのらせることが、好きな選手への「応援」になんてなるわけがないどころか、回り回って選手への「迷惑」になってしまうのですよ……。

と、話がずれてしまったけれど、ようは立場をわきまえてもっと大人になろうよ、ということを言いたかったのだけど、文章が下手すぎるわ……。

 

 

JUGEMテーマ:フィギュアスケート

カテゴリ:ハビエル・フェルナンデス | 17:00 | comments(16) | trackbacks(0) | - | - |
コメント
たらさんお久しぶりです。とはいえ変わらすこちらにはちょくちょくおじゃましているんですよ。





ハビミキインタ、早速の翻訳有難うございます。
楽しく興味深く拝見しました。

多方面に気遣いをしつつも真摯に丁寧に答えていた様子がうかがわれ好感が持てました。選手の生の声を聞けるっていいことですね。


ハビのインタビューでは必ず羽生選手のことを避けては通れないと思いますが賢明な回答だと思いました。


今季はプレオリンピックイヤーですからどの選手も今まで以上に本気を出してくるでしょうからその戦いぶりにも目が離せませんね。構成をあげると羽生選手が明言しているのでどの選手もそれに追いつけ追い越せと秘策を練っているのでしょうね。



ここ最近何やら暗雲立ち込めるような不穏な雰囲気が生じ
あちらこちらで囁かれているようですが私たちは一ファンであるだけなので選手達をを応援するだけなんですよね。ゴシップに振り回されることなくフィギュアファン、羽生ファンとしては冷静に純粋に彼らを応援したいものです。他選手への中傷や批判ではなく拍手やスタオベで彼らを讃えましょう。



| ちゅらら | 2016/06/24 9:03 PM |
>ちゅららさん、コメントありがとうございます。
あ、時々のぞいてくださっていたのですね。ご無沙汰ばかりなのにすみません〜^^;
ハビの真摯さや賢明さが伝わったなら嬉しいです。安藤さんも奔放なイメージですけどスケートに対してはすごく真面目に向き合っている人だと思います。
いろんなことを言う人がいるけれど、ファンの憶測が独り歩きしているような気がするんですよ。ファンなら応援している選手が気持ちよく競技にうちこめる環境を作ってあげたいなあと思います。
特に羽生くんはもしかすると平昌で…。となると、残りの大切な大切な時間をファンの悪意で汚したくないですよね。
| たら | 2016/06/25 4:45 AM |
翻訳ありがとうございました。
お二人の言葉とっても感動しました。
そしてファンとしての心得も考えさせられました。
私はまだブログをはじめたばかりで大したことを書いていないのですが是非たらさんのこの記事を載せさせて頂きたいのですがよろしいでしょうか?
| かもめ | 2016/06/25 1:32 PM |
たらさん、こんにちは。

今回も早々に、しかもほぼ全訳をあげてくださり、ありがとうございました。私もこのインタビューは楽しく見ました。訳そうかな〜と一瞬は思いましたが、ふたりの愛の毒牙にやられそうで(笑)

なんとなくハビがミキちゃんに首ったけなのかなと勝手に思っていたのですが、逆ですね。ミキちゃんがハビにラブラブなんですね。朝晩にメッセージ、うーん、気持ちは分かるけど、ガチにアスリートの男にとってそれは…うん、止めておこう。

ふたりとも、きゃぴきゃぴはしゃぎながらも、大切なことは真面目にきちんと答えていて、好感が持てました。

ファンのあり方については、私も同じことを考えていました。私にも大好きな選手と好きな選手はいるけど、嫌いな選手はいません。フィギュア界全体を温かく見守っていくことが、結局は大好きな選手が気持ちよく戦って行く土壌を作ることになると思っています。ハードなファンである時期と、ソフトなファンである時期と、いろいろありましたけど、ソフトでも長年フィギュア界を見守ってきたからこそ、今の選手たちの頑張りを尊敬し、応援できるのだと思っています。


来季のプログラムといい、たらさんのこのページ、よく参考にさせてもらっています。いつもありがとうございます。

| 桃象 | 2016/06/25 5:58 PM |
>かもめさん、コメントありがとうございます。
ファンの心得なんて立派なものでもないんですよ! でも、もし考えてくださるきっかけになりましたら嬉しいです。
拙記事をご紹介くださるとのこと、ありがとうございます。どうぞよろしくお願いします♪
| たら | 2016/06/25 11:36 PM |
>桃象さん、コメントありがとうございます。
今回のインタビューではみきちゃんのハビLOVEっぷりが際立ってましたね〜。
でも、どちらのLOVEが強いにしても、とにかく相性は抜群にいい2人なんだろうな、という気がします。ま、ごちそうさまとしか言えませんわw
ファンのあり方、と言えるようなたいそうなものではないですが、ご賛同いただき嬉しいです。私も全然立派なファンなんかじゃないんですけどね^^;
最近はほぼ新プロの更新しかしていなかったので、参考なんてとてもとても……。また桃象さんに楽しんでいただけるような記事をアップできるよう頑張ります〜
| たら | 2016/06/26 12:06 AM |
こんばんは。
ハビ・美姫インタビューの日本語訳を上げて下さり、ありがとうございました。この記事から、彼らの仲の良さが、伝わって来て、とても、微笑ましかったです。
ところで、たらさんが、最後に、仰られていましたことについてですが、私も、2ちゃんねる、Yahoo知恵袋、OKwave質問箱などで、自分の好きな選手のライバル選手を、誹謗中傷することを、苦々しく思っていました。その中で、呆れたのは、バンクーバー五輪から、もう、6年もたっているのに、ゆかりんのファンで、ゆかりんとの代表権争いを制して、バンクーバー五輪に行った、あっこちゃんの事を、今だに、泥棒猫呼ばわりしている御仁が、いらっしゃるということでした。元々、ゆかりんのファンで、バンクーバー五輪の3枠目に、そのシーズンにブレークした、あっこちゃんが、入ったことを、快く思っていなかった御仁が、多々、いらっしゃいましたが、6年たった今だに、その思いを引きずっておられる御仁がいらっしゃるとはね。
私も、ソチ五輪の時に、たらさんも、ご存知のように、ナンさんが、バンクーバー五輪のポストシーズンから、3年連続で、世界選手権に出ながら、肝心の五輪代表権を、シニアに昇格して、1年にも満たない、ハン選手に持って行かれて、悲しい思いをしたので、ゆかりんのファンの悔しさは、よく、分かります。だからといって、ゆかりんとの代表兼争いを制して、五輪に行った、あっこちゃんに、腹を立てるのは、どうかな、と思います。ちなみに、私は、ソチ五輪の時、ハン選手の事を、ナンさんの代表権を強奪したとは思っていませんでした。寧ろ、あの時は、ハン選手には、最悪でも入賞して、ナンさんが、五輪落選で流した、悔し涙に、報いて欲しいと思っていました。
| Disney 鴨 | 2016/06/26 10:16 PM |
たらさん、はじめまして。ちょくちょくお邪魔していましたが、コメントをするのは初めてです。
英語が全くダメなわたしは、たらさんの日本語訳を本当にありがたく思っています。
今回、コメントしたいの思ったのは、たらさんの最後の言葉に同意したからです。
世界選手権以降、羽生君の一部のファンがハビやオーサーコーチに対して憶測でものを言っているのを苦々しく思っていました。
彼女たちは、今回ハビが勝ったことが悔しいのでしよう。ハビは2連覇ですし、羽生君の怪我のこともあるしで、いろいろなもやもやをそうすることでぶつけたいのでしょうが、オーサーコーチがハビの方を向いているとか、ハビを勝たせたかったとか、そんな勝手な憶測で彼らを非難するのは羽生君を傷つけることにもなると思うのです。本当にそんなことがあったら、羽生君のほうから離れていくでしょう。
私は、羽生君の大ファンです。だからいつも勝ってほしいと思っていますし、表彰台の真ん中に立っていてほしいと思っています。でもハビだって勝ちたい思い闘っているわけだし、オーサーコーチだってどちらにも勝たせたいと思っているはずです。きっと今回の世界選手権だって、選手それぞれに合った戦略を考えていたと思うのです。試合でいい演技をしたものが勝つ。それが勝負の世界です。彼らはトップアスリート、よくわかっていると思います。だから、私たちはだだ応援するのみ。
羽生くんか気持ちよく応援に応えられるようなファンでありたいですね。
| mako | 2016/06/27 10:57 PM |
>Disney 鴨さん、コメントありがとうございます。
私はネットのその界隈はつとめて見ないようにしています。検索などしていると嫌でも目に入ってしまうことはありますが、見始めると匿名掲示板特有の無責任な底意地の悪さに無意識のうちに慣れてしまうと思うからです。
中野さんと鈴木さんは堂々と戦って、その結果に対して本人たちはネガティブなことを何も言っていないのに、代理戦争のつもりで執着しつづける人がいるなんて残念ですね。選手にとっても迷惑以外の何物でもないと思います。
「落選した選手の分まで頑張る」というのも、選手本人が言うのはもちろん立派ですけど、ファンが言うのは僭越かなと私は思っています。
| たら | 2016/06/28 2:52 PM |
>makoさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
同意してくださって嬉しいです。
今の羽生くんって実力も人気も圧倒的です。だからファンの中には、彼がどんな場面でも1番であること、一番でなくてならないことに、ちょっと慣れっこになっている人も多いのではないでしょうか?
スポーツは予測がつかない世界。羽生くんだって他の選手だって必ず勝てるとは限らない。だからこそ彼らは日々努力を続けているのに、ファンが勝手に頂点の固定した場所にまつりあげてしまうのは、彼らの努力を本当に見ているとは言えないのではないでしょうか?
フィギュアスケートって選手やコーチの個人的な魅力が強く出る世界だから、いろいろ議論したくなっちゃうのはしかたない、というか、むしろ議論することが楽しいスポーツだと思うんですよね。
でもその議論も、「こんなことがあったから●●に違いない、キーッ!」ではなく、「まあいろいろあるけどそれもひっくるめてフィギュアっておもしろいよね」という視点を持ってこそ成立するものだと私は思います。
| たら | 2016/06/28 3:38 PM |
はじめまして、いつも貴重な翻訳記事をありがたく読ませて頂いています。
最後のご意見に全く同意です。
私はTwitterを最近退会しました。始めた動機は選手の情報を早く取得したいと思ったからでした。しかし、流れてくるのは楽しい情報と不快な意見が五分五分かなと。最近はコーチやチームメイト、雑誌編集者まで責めるものも増えてきました。勿論、ブロックすれば良いのですが、ちょっと疲れてしまいました。
不快な意見を堂々と流す方はフォロー数も多くて、あっという間に妄想が現実のように伝わっていくさまは不安になります。
しかし、一歩引いて眺めると、全てはネットの中の更に狭いカテゴリの中でグルグルと回っているだけ。実際フィギュアスケートに関心が無い人には全く目に触れない内容。
でもタラさんのような真っ当な意見はドンドン発信して頂いて、誰かの気づきのキッカケになったら良いのにな、とも思うのです。
| 猛禽類 | 2016/06/30 10:07 PM |
>猛禽類さん、コメントありがとうございます。
ツイッターやめられたのですね? 疲れてしまったお気持ちよくわかります。ツイッターって、もっともらしいわかりやすい意見が拡散されていきやすいんですよね。そしてその方向にわーっと流れてしまうと、それに反する意見は言いづらくなってしまう。私もだいぶ前からツイッターでは本当に言いたいことは言わなくなってしまいました。
外から見たら異様な集団だと思いますよね。日本のフィギュアファンだけの傾向なのかどうかわかりませんけど。
そんな小心者の私ですが、ブログではたまにぽつぽつ発信していけたらと思っていますので、よろしければおつきあいくださればと思います。本当にぽつぽつ、だと思いますが^^;
| たら | 2016/07/01 4:05 PM |
たらさん、はじめまして

いつも楽しく拝見しております。

翻訳ありがとうございます。細かいニュアンスを知ることができました。

たしかに美姫さんは大胆ですね。オノ・ヨーコさん以来?
ヨーコさんはジョンの奥さんだったからかなり違うかな。

他の方も言っておられるようにハビ、オーサー、羽生さんの関係についてあれこれかまびすしいですね。

ハビに目がいきすぎてる、という不満があるけど、それぞれが納得してるならいいんじゃないかな。

羽生さんとハビの性格の違いがアプローチの仕方をきわだたせているのでしょう。

ここでコーチを変えることは不利じゃないか・・と素人にもなんとなくわかります。



| みつばち | 2016/07/02 12:45 AM |
>みつばちさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
かまびすしい…ほんとそうですね。それぞれが納得しているかどうか、こちらにはわかりっこないんですよね。もし仮に納得していないのなら選手当人が対処を考えることでしょうし。
オーサーは羽生くんがソチGPFのときに「五輪を2連覇したい」と打ち明けた人です。それだけの信頼を寄せているんだと私は思います。
もちろん人間関係何があるかわからないけれど、それも含めてファンはドキドキはらはらしながら楽しませてもらえばいい、と私は思ってます。
| たら | 2016/07/02 1:05 PM |
たらさま

はじめまして。 
いつも有難く翻訳を拝見させていだたいています。
たらさんのおっしゃるファンの心構え、とてもいい勉強になりました。どうもありがとうございます。

ハビエルも今回のインタビューは気をつけてよく頑張っていましたよね。
羽生ファンがざわついたのは『Life』のハビエルの発言が発端だったと聞いています。
編集人までが煽りに入った挙句、ちょっとした騒ぎになってると聞いたので自分でも読んでみたのですが、確かに日本向けでは珍しくハビエルが軽率な発言をやってしまったかもしれない(笑)。
しかし後からクリケットに入ってきて、五輪金メダリストになった羽生に対しての積年の悔しさを考えると、ワールド2連覇の嬉しさから、抑えていた本音でつい口を滑らしてしまった、それだけのことだと自分は思いました。

ハビエルも人の子、そして羽生も人の子、もちろん渦中のテンも人の子。みんな若いし失敗もする、それだけのことですね。
さらにいい年をしたオーサーコーチだってヨナとあんなトラブルを起こして決別してますし、一部に嫌われながらも俗物なところを全く隠していない。聖人で完璧なんかじゃありません。

きっと日々反省しながら、それぞれ選手もコーチも、折り合いをつけて頑張ってるんでしょう。お互いに折り合いがつかなければ離れるだけ。

ファン目線で見るようになると、嬉しいことだけでなく悲しいこと理不尽に感じることもどうしてもありますが、たらさんがおっしゃるとおり、全てをひっくるめて楽しむのがフィギュアのファンなんだと気づかされました。
| Amanda | 2016/07/11 1:12 PM |
>Amandaさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
いえいえ、そんな「心構え」なんて立派なものじゃないんです! たとえ同じ選手のファンであっても感じ方、考え方は千差万別ですから。
例えば「Life」のハビのインタビュー。私はまったく軽率とは感じなかったんです。最初にあの部分の言葉だけ抜き出したものをツイッターで読んだときにはちょっと「え?」と思いましたが、インタビューを全文通して読むと印象がまったく違いました。ハビがフィギュアという競技に真剣に向き合って、他のスケーターのこともフェアに考えていることがすごく伝わってきたので。問題の個所も「なるほど、競技者というのはそんなふうに考えるのね」と興味深く感じただけでした。
でも、あの部分にカチンとくる方もいらっしゃるんですよね。もうそれは個人個人のとらえ方なんだろうと思います。
ただ、ある人(選手なりコーチなり)やある問題に対して、黒い感情がわいてくることはたまにあります。そんなときは「もしこの選手のファンじゃなかったら同じように感じただろうか?」「もし自分がライバル選手やほかの選手のファンだったら?」と考えるようにはしています。何かものを言うときにダブスタだけには陥りたくないと思っているから。これについてだけは結構真剣にそう心がけてます。ほかはもう本当にいい加減で、俗物でもヘタレでもあざとくても極度の負けず嫌いでも、すべてひっくりめてなんでもありと思っているんですけどね(笑)
ご返事が長文になってしまい申し訳ありません>< また機会がありましたらぜひコメントお寄せいただけたら嬉しいです。
| たら | 2016/07/12 4:33 PM |
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