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チャ・ジュンファンくんのオータム・クラシック2015
オータム・クラシック期間中、私が寝不足でヘトヘトになっていた理由がもうひとつ…それはきチャ・ジュンファンくんきでした!
…って今さら言うまでもないですね^^;

昨季の韓国ナショナルで13歳ながらシニアの銅メダルに輝いたジュンファンくんなので、今季JGP出場は間違いない!とものすごーく楽しみにしていたのですが、まさかの国内選考会で落選。(そのあたりはこちらの記事でどうぞ…泣)
どうやらこの選考会の前から怪我をしていたらしく、それに加えて成長痛も出ているという噂もあり、オータム・クラシックでは直前棄権もありうるから楽しみにしすぎないように><...と自分に言い聞かせていたのですが、ぶじ元気な姿を見せてくれたどころが、すばらしい演技で優勝を果たしました! 自身初の国際大会優勝、おめでとう〜ハート




まずはこちらの韓国の記事から、主だったところだけ抜粋で。(ハングル→日本語の自動翻訳をアレンジしたものなので、ちょっと不自然なところはお許しを<(_ _)>)

「成長著しいフィギュアの有望株チャ・ジュンファン、国際大会のジュニアで初優勝」

韓国男子フィギュアの有望株とされているチャ・ジュンファン(14・フィムンジュン)が、国際大会のジュニア部門で自身初優勝の喜びを味わいながら、2018年平昌五輪出場を目指して成長しつつある。

チャ・ジュンファンは13日、「スケートカナダ・オータムクラシック・インターナショナル2015」のジュニア部門に出場し、ショートプログラム65.48点で1位につけた。15日のフリーは132.96点。総合198.44点で男子シングルジュニア総合優勝を果たした。
2位のジョセフ・ファン(カナダ・総点167.85)になんと30.59点差をつける圧勝だった。このスコアは彼自身の歴代最高点だった。

チャ・ジュンファンのコーチは、「フィギュアの女王」キム・ヨナと全盛期をともにしたブライアン・オーサー(54・カナダ)だ。
チャ・ジュンファンは今年の初めから、カナダでオーサーコーチからジャンプ技術の指導を集中的に受けていたが、表現力とジャンプ力が目に見えてよくなった。そして今回、国際大会での初優勝を果たした。

オーサーコーチは、チャ・ジュンファンのマネージメント社のIBワールドワイドを通して、次のようなコメントを出した。
「今年初めに彼がカナダに来た時には、ジャンプの技術とスピンの完成度が足りなかった。だが練習を重ねるうち、ジャンプ力とスピンはもちろん、プログラムの全体的な完成度も大きく上がった」
現役時代、『ミスタートリプルアクセル』というニックネームで名を馳せたオーサーコーチは、チャ・ジュンファンにトリプルアクセルを伝授することに力を傾けた。
オーサーコーチによると、「チャ・ジュンファンが世界大会で入賞するには、トリプルアクセルが重要な課題だ。他のジャンプには自信を見せたが、トリプルアクセルがやや不安で、完成するために多くの時間を費やした」という。

今回の大会でも、SPとフリーそれぞれでトリプルアクセルを試みたが、残念ながら完全に成功させることはできなかった。SPでは回転不足を取られ、フリーでは着地が乱れてGOEでマイナスがついた。
しかし、これまでの国内大会でトリプルアクセルの完成度が著しく低かったことを考えれば、大きく前進した、というのが所属会社の説明だ。

チャ・ジュンファンは11月中旬に韓国に帰国して、12月4日に開催される「2015年全国の男女フィギュアスケート会場倍ランキング大会」に出場する予定だ。


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年齢が14歳になっているのは韓国では”数え”で年齢を数えるためで、日本式で言えば現在13歳。10月21日生まれなのであと3日で14歳になるジュンファンくんです。
正式にクリケットの一員になったのか、それとも短期留学なのか、気になっていたんですが、クリケットのFBから"Congratulations Club member Jun Hwan Cha!"というコメントが出ていますし、この記事でも「コーチはオーサー」とはっきり書いていますね。正式にクリケ入りしたんですね。
オーサーには課題となっていた3Aを集中的に教わっているとのこと。今回のオータム・クラシックには、クリケのジャンプ専門コーチであるGhislain Briandさん(読み方はジスラン・ブリアンでいいのかな? 有名な羽生くんの涙@ロンドンワールドをぬぐっていたおじさん、と言われる方です)も同行していたので、2人がかりでコーチングしているのかもしれません。
クリケに初めて行ったのは今年初めとのことで、11月中旬の帰国予定までずいぶんみっちりと指導を受けているんですね。その間、ナムくんともすっかり仲良くなったようで。

 ナムくんのインスタより。2人とも可愛いけど
 ジュンファンくんたらめっちゃ色白…



…というわけで今回の演技です。動画主様方、観戦中からものすごくお世話になっておりましたが、こちらでも貼らせていただきます。

SP「死の舞踏」



 
今回驚いたのは、SPを選考会で滑っていた新プロ「ポル・ウナ・カベーサ」(宮本賢二さん振付)ではなく、先シーズン使っていた「死の舞踏」(シンディ・スチュワート振付)に戻してきたこと。「ポル・ウナ」はとっても伸び代ありそうで楽しみだったんですけど、3Aを確実に入れるためになじんだプロに戻したのかもしれないですね。オーサーの判断もあったのかもしれません。
衣装は黒赤。アシンメトリーに肩と腰に入った濃い赤がすてきです。ジャンプの助走が長いのと、跳ぶ前に屈みこむ癖が気になりますが、表現面はやっぱり非凡ですねー! クリケ以前と比べると若干動きが慎重になったような気もしますが、それでも13歳にしてこのドラマチックな曲にまったく負けていないどころか、彼の身体から音楽が聞こえてくるような演技。音感のよさやバレエの素養が生きているのでしょうけれど、氷上に立つとたちまち「ひとりの演技者」になってしまうところは天性のものなのだと思います。

【追記】某フォーラム情報によると、昨季から継続のSP「死の舞踏」と昨季のフリー「ラフマニノフ」はともにシンディ・スチュワート振付、それ以前のプロは「月光」(シン・イェジ振付)をのぞいて、8〜9歳ぐらいからずっと宮本賢二さん振付だったんだそうです。宮本さんとはずっと縁があったんですね〜知らなかった!



キスクラに座ると、一転してふにゃふにゃしちゃうのが可愛いハート
そして左右を挟むダウンのおじさま方と何やらずっと話してます。音声が聴こえないのでわかりませんが、英語はかなりできているっぽいですね。オーサーとブリアンさんがしきりに2とか3とか指を出しているのは何なんでしょ(笑)


フリー「ブラックスワン」




フリーは宮本賢二さん振付の「ブラック・スワン」が継続して採用されたようで、ひと安心。この衣装ほんとに完璧ですよね。早くも今季私的男子のベスト衣装になりそうな予感ハート
長い手足を柔らかく伸びやかに使いながら、両腕を黒鳥の翼のように動かす振付が印象的。この「羽ばたき」をこんなにきれいに表現できる男子って少ないんじゃないでしょうか?
以前はジャンプが回転不足気味でしたが、ずいぶんクリアになっているような気がします。また、スピンがちょっと苦手だった印象がありましたが、記事にあるように強化したんですね、すごく上手になってますね。ただ、ジャンプの前だけじゃなく時おり姿勢が悪くなるのが気になるかな?

独特の表現力をもつジュンファンくんが、今後クリケの指導と戦略を得てどう成長していくのか、すっごく楽しみ。と同時に、今後はクリケ関係以外の振付師のプログラムはなくなっちゃうのかな?というのがちょっと気がかり。この伸び伸びとした表現力と天性の「華」を失わないよう、オーサーさん、どうかよろしくお願いしたいです。
とりあえず12月の国内大会でがんばれ〜!きらきら



フリーの曲かけ練習。SPの練習はライストがなかったので、公式動画もないんですよね。残念。
追記★SPの練習動画Youtubeに上がっていました。ありがとうございます→


ジュニア男子メダルセレモニーの動画をアップしてくださった方が!表彰台に立った立ち姿がきれいです。


カナダスケート連盟から唯一上がったジュンファンくんの写真がこれ^^;
ジャンプ顔コレクターとしては貴重な一枚w

*今回のリザルト・プロトコル  
*写真のソース   

JUGEMテーマ:フィギュアスケート
カテゴリ:チャ・ジュンファン | 10:46 | comments(11) | trackbacks(0) | - | - |
コメント
たらさんおはようございます

チャ・ジュンファンくん優勝おめでとうございます。スコアも素晴らしい!来季のJGPSでは台風の目になるかもしれませんね(その前にジュニアワールド?)
それにしてもキスクラのふにゃふにゃかわいいこと、また一人国を代表するような選手を抱えてオーサーも大変だと思う反面、やんちゃなお兄さんがたに振り回されるストレスの癒しになるかも?…ならないかなf^_^;
| よのにょ | 2015/10/19 6:48 AM |
>よのにょさん、こんにちは〜♪
ふにゃふにゃふにゃふにゃ可愛いですよね〜(*^_^*)
国内に男子選手ほとんどいないし、今回が初の大舞台なんですけど、このキスクラ見るとあまり緊張しないタイプかも?
来季JGPSで活躍したりしたら、俄然オーサーものんびりできなくなっちゃうかもしれないですね。
ジュニアワールド代表は1月のナショナルで決まると思うので、とりあえずもう怪我とかして心配させないでね〜とオカン丸出しですわ^^;
| たら | 2015/10/19 12:41 PM |
連続で素敵な記事をありがとうございます。
ジュンファンくん、とってもかわいらしいですね。
ゆづがきのこ少年だったころと比べてしまいたくなります(笑)。

今のクリケットは国際色豊かで、日韓の険悪な政治情勢など届かないかのように、
ゆづもジュンファンくんもあのレトロな木造のクリケットのリンクになじんでいるのでしょうね。

ゆづ引退後、ジュンファンくんがシニアに上がったら、日本選手のライバルとして
またヨナさんと真央ちゃんの国家をあげたいがみ合いが繰り返されないようにと願います。

ゆづが現役でジュンファンくんがジュニアにいる今は
クリケットは得がたい世界平和の具現エリアだと思います。

ハビエルがゆづのクリケット入りを快諾したように、
ナム君もジュンファンくんのクリケ入りを承諾したのが連想できて
ほっこりする私です。

クリケットクラブの世界一平和なアイスリンクが、末永く続くよう願ってやみません。
| GRACE | 2015/10/19 8:45 PM |
たらさんのブログで素敵なジュニアの選手を紹介してもらい、ネイサン・チェン君、チヤ・ジュンファン君のファンになりました。
英語はからっきしなのと、めんどくさがりの万年フィギュアなんちゃってファンなので、凄く嬉しいです。
最近はジュニアも気になりだし、日本女子のJGPFはすごく楽しみにしています。
わたしはやっぱりバレエの素養のある踊れる選手が好きで、ジュンファン君の成長が楽しみです。
ところでクリケット入りしたみたいですが、なんだか私はジャニーズ事務所を連想してしまいました。
オーサー氏が社長のジャニーさんに見えて来たのですが(笑)。
いっそ事務所でタッキーの「滝沢歌舞伎」や堂本光一君「SHOCK」の様なクリケットブラザーズ満載のアイスショーミュージカルをやってくれないかなーなんて妄想しています!
| 小松菜 | 2015/10/20 3:49 PM |
ご返事遅くなりました大変申し訳ありません<(_ _)>

>GRACEさん、こちらにもコメントありがとうございます。
ジュンファンくんもスケーターとしてぐっと大人びてきて、ゆづきのこと比べるのはとっても申し訳ないのですが、でもやっぱりねw
今回のINの羽生くん記事を書いたビバリーさんも、ツイでmini-Hanyuとおっしゃていたんですよ。https://twitter.com/BevSmithWrites/status/654373497456738305
羽生くんとは世代がちょっと開いているからライバル煽りはされないと思うけれど、ジュンファンくんがシニアに上がって万が一マスコミが騒ぎだしたとしても、双方のファンがほいほい乗せられないようにすれば大丈夫だと思うんです。
ファンがライバル選手を非難するとか、ファン同士が対立するとか、選手から見たらただただみっともなくて迷惑なだけ。そこのところをしーっかりわかっていたいですよね!
そして、オーサーパパも息子たちが増えて大変でしょうけれど、この素敵な兄弟たちをしっかり支えてほしいなと思います。
| たら | 2015/10/21 12:49 PM |
>小松菜さん、コメントありがとうございます。
ネイサンくんもジュンファンくんも早くから注目されていた選手なので、私は後追いでご紹介しているだけですけど、拙記事を読んでファンになってくださった方がいらっしゃるとは! とても嬉しいです。
ネイサンくんもバレエ経験者ですし、トレーニングとしてバレエレッスンを取り入れている選手はたくさんいるけれど、ここまでバレエの香りを感じる若手男子は珍しいですよね。オーサーさんにはぜひこの個性を生かしつつ伸ばしてほしいな、と切に願っています。
クリケットのショーっていいですね!小規模なものは毎年夏に開催されていてナムくんやジェフが出たりしているけれど、羽生くんはまず参加できず、最近はハビも多忙になってきて…なかなか全員そろうのは難しいみたいです。でもいつか実現したらいいですね!
| たら | 2015/10/21 12:50 PM |
管理者の承認待ちコメントです。
| - | 2015/11/03 10:30 PM |
管理者の承認待ちコメントです。
| - | 2015/11/04 9:36 AM |
I read your warm comment. Thanks
| woo | 2015/11/04 10:51 AM |
はじめまして。
とあるチャジュンファン選手のサイトを見てたら、2011、12年の韓国国内の大会の表彰式の説明に
参加者は彼一人。と書いてあって驚きました。
チャジュンファン選手のコメントでも、フィギュア大会の参加者は二人しかいないのに(四つ年上の)キムジンソ選手が1位で自分はいつも2位だった。
というのがあったので、ひょっとしたらジンソ選手が中学に上がってからはチャジュンファン選手は小学3〜6年までの四年間ずっと一人で大会に出てたのでしょうか?
本当なら信じられないほど悲しく寂しい環境で育った事になり、よく心が折れなかったなと感心する次第です。
| 美羽 | 2015/12/23 10:28 PM |
>美羽さん、はじめまして。コメントありがとうございます。
すみません、ずっと1人だったか今ちょっと調べる時間がないのですが、韓国の国内大会の男子はシニアでもいつも出場選手は数名なんですよね。ジュニアはさらに少ないようですね。
確かに寂しいと思うことはあるかもしれませんが、スピードスケートのほうがずっとメジャーな韓国で、それでもフィギュアを選ぶのはよほど好きなんだろうなあと思うのです。(楽器やバレエもやっていたそうですが、その中からあえてフィギュアを選んだそう)人数が少ないほうがチャンスが増えるというメリットもありますしね。
日本と比べると全然環境が違うけれど、世界の中で見ると日本のほうが特殊なんですよね。
| たら | 2015/12/24 10:45 AM |
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