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ピナ・バウシュと、三宅純と、サフ&ゾルと
ピナ・バウシュという、ドイツ人舞踏家・振付師のことを、私はほとんど知りませんでした。バレエやダンスについてはほんとに無知なんですっ

だけど、この映画の予告編には強くひきつけられるものがあって、ぜひ観たいと思っていました。
今、公開中の『Pina/ピナバウシュ踊り続けるいのち』という映画です。


2009年に死去したドイツの世界的舞踊家・振付家のピナ・バウシュと、そのダンス作品を描いたドキュメンタリー。監督は『ベルリン・天使の詩』などのヴィム・ヴェンダース。ピナが長年にわたって芸術監督を務めたヴッパタール舞踊団のダンサーたちが、舞台だけでなく街中、公園、砂漠などに立ち、躍動的なダンスを披露する。映画のオフィシャルサイトは→こちら

これがねえ……すごくよかったんですよ!
まず音楽がいい。映像もすばらしい。そしてダンスが…なんていえばいいんでしょ、すごく完成された動きでありながら、直接こっちの頭と心に入り込んでくるというか…相手を愛したい、自分を愛してもらいたい、というせつない感情があふれんばかりというか…ああ、うまく言えん!

で、このサントラを今季のフリーに選んでいるのが、ドイツのペア、アリオナ・サフチェンコ&ロビン・ゾルコビーです。金メダルを獲得したグランプリファイナルの演技をどうぞ〜。



映画を見てからあらためて見ると、ピナ・バウシュ的な振付がちりばめられたプロだったんですね!
出だしで棒きれのように倒れこむ女性を男性が支えたり、1:35あたりのダイブする女性を男性が抱えたり(これ、氷上でやるのはすごく難しいでしょうね!)、3:50あたりのリフトから抱きしめ合うところとか。
なんといっても、人間同士が求め合うせつなさみたいなのが、すごく表されている気がします。

まだスケートシーズンに入ったばかりの昨年10月始めに、ロビンがこのプログラムのことを語ったインタビューがありました。(原文はこちら→Absolute Skating

「この曲はコーチの提案で、2人で映画を見てみて、これはいけるかもと決めたんだ。けれど、スケートにダンスを取り入れるのが大変で、ダンサー兼振付師から約2か月間のスタジオレッスンを受けた。これまでピアノ曲で悲しみを表現するといったプロが多かったけど、これはそういうものとは違うまったく新しいプログラムなので、お客さんに評価してもらえるかなあ…」

と、不安そうに語っているとおり、ペア競技っぽくない動きがたくさんあって、本当に難しかったんでしょうね。でも、あえて芸術の領域にチャレンジするこのペア、さすがだと思います。3週間後にせまったワールドでは、いよいよこのプロの完成形が見られるはず…すごく楽しみです!!

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ちなみに、この音楽をつくったのは三宅純さんという日本人の方なんですって!こちらもびっくりでした。(ほんと無知ですみません…

映画のメインテーマになっている「Lilies of the Valley」という曲。このリズム…病みつきになっちゃいそうだよ。


劇中とエンディングでかかる「the Here and After」という曲も中毒性高いです。

最近はヘビロテでこの2曲ばっかり聴いてますっ!


JUGEMテーマ:フィギュアスケート
カテゴリ:ペア | 17:36 | comments(4) | trackbacks(0) | - | - |
コメント
たらさん、ビナの映画をご覧になったのですね。
三宅さんのピナ追悼ライブの映像がこちらにあります。
http://www.youtube.com/watch?v=Z6cYGJd702s&feature=relmfu
ピナは生きることの苦しみと喜びを、見ているものに体感させてくれる振付家でした。
| らら | 2012/04/06 12:48 PM |
>ららさん、こちらにもコメントありがとうございます!

part1のほうも見せていただきました。
素敵なライブですね!ご紹介いただき感謝です。

遅まきながら最近ようやく陸上の(!)ダンスにも興味をもつようになった私にはすごくありがたいです。
これからも教えていただけたら嬉しいです!
| たら | 2012/04/06 3:40 PM |
たらさんの記事にリンクを貼らせていただきました。
(事後承諾でごめんなさい!)

サフチェンコ&ゾルコビー組の世界観もよかったですねぇ。
あの曲が使ってある!と嬉しくなりました。
| らら | 2012/04/06 3:57 PM |
>ららさん、

リンクありがとうございました。光栄です!^^
ブログ拝見しました。
これからもちょくちょくのぞかせていただきますね!
よろしくお願いします〜m(__)m
| たら | 2012/04/07 5:56 AM |
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