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高橋大輔 CNN "Human to Hero" に登場!
"My name is Daisuke Takahashi. I'm 27 years old. I'm a figure skater from Kurashiki in Japan. I won Bronze at the Olympics and was also World champion in 2010."

ですって〜! 英語、とってもきれいな発音じゃないですか!(しかも、日本語のときより噛んでないぞw)

高橋大輔さんご出演の "Human to Hero"、 もうご覧になったでしょうか?
これはCNNワールド・スポーツの中の、苦難を乗り越えて栄光をつかんだアスリートたちを紹介するコーナーのよう。
この動画がもうあがっているんですね。(動画主さま、本当にありがとうございますm(__)m)



インタビューは新横浜スケートリンクでおこわれた模様。先日のプリンス・アイス・ワールドの練習の合間を縫って、という感じでしょうか? 照明がなかなかかっこよくて、氷上のシーンも素敵〜! 本田武史さんの姿もちらっと見えます。

取材ではこの映像よりずっと多くのことを語っていたようで、それがCNNのサイトに記事としてアップされています。映像になっている部分は大輔さんの実際の言葉を取り入れつつ、ざっと訳してみましたので、どうぞ〜。

元記事はこちら→CNN Human to Hero  Daisuke Takahachi: Japan's golden boy on the importance of being 'gorgeous' by Gary Morley, CNN


大輔語録:「演技すること、自分を見せようとすることはとても大切だと思う」(どうしてトップがよりによってこの写真なの〜泣)

「日本のゴールデンボーイ、高橋大輔。“華やかであること”の大切さを語る」

「フィギュアスケートにおいて一番必要な資質……それは華やかさかな、と思います」
日本の高橋大輔はそう言うと、頭をのけぞらせて笑った。だが、彼は大真面目だ。
彼の競技では、派手な動作から、きらびやかな衣装、観客とのコンタクトまで、演技がすべてなのだ。

「フィギュアスケートの一番いいところは、お客さんを独り占めできるところです」
世界チャンピオンにも輝いた高橋は、CNNのHuman to Heroでそう語った。
「演技すること、自分を見せようとすることは、とても大切だと思うんです。でも、自分に酔うことだけは避けようといつも心がけてます。もしも独りよがりで演技したら、お客さんは感動しませんから」
「いわば“キャッチボール”をしているようなものですね。僕もミュージカルや舞台を見ていて、俳優が自分に陶酔しすぎているとちょっと居心地悪く感じてしまう。空気を敏感につかみながら演技できる人が好きですね」

高橋が国民的英雄というステータスにのぼりつめたのは、2010年のことだ。この年、彼はフィギュアスケート日本男子シングル史上初めて世界選手権で優勝し、その1か月前にはバンクーバー五輪で銅メダルを獲得して、日本男子初のオリンピックメダリストとなっていた。
こうした成功にもかかわらず――昨年の世界選手権では銀メダルを取っている――27歳の高橋は、今もなおライバルたちに敬意を持っているのだと告白する。
「自分に特別なものがあると思ったことはないですね。いつも他の選手と比べて自分に足りないもののことを考えてしまうんです」
「他の選手のほうが自分よりお客さんの声援が多いんじゃないかと、つい思ってしまうんです。僕は常に、自分がどうやったらレベルアップできるか考えているし、しょっちゅう他の選手に嫉妬しちゃうんですよね」 彼は笑いながらそう言った。「他のだれかがかっこいい演技をしたら、自分も真似したいと思ってしまう。それが自分のモチベーションになっています」

フィギュアスケートにおいて大きな要素のひとつは、その衣装だ。多くの場合、入念に仕立てられた合成繊維製のもので、ミュージカルの舞台にこそ似合うようなものが多い。
「僕は手足も長いわけじゃないですし、身長も…低いので」 高橋は自嘲気味に言う。「だから、より背が高く、手足も長く見えるような衣装にしたいんです」
「自分自身がちょっと大きく見えるようなもの。腕の動きに余韻が見えるようにヒラヒラをつけてみたりとか」
薄いブレードのついたスケート靴は、さらに重要なものだ。
「スケート靴がなければスケートはできませんから、心臓のようなものですね」
「靴については選手はみんな苦労していると思います。特に僕の場合、スケート靴が長くもたないので。ひと月ごとに替えたり、ひとつの試合が終わるたびに替えたりすることもあるし、ぴったりな靴を見つけるのはなかなか大変なんです。靴がいいかどうかは、演技に影響します。だからとても大切ですね」

岡山県倉敷市に生まれた高橋は、子供時代は体操選手になりたかったという。
だが、そういう運命だったのだろう、自宅の近くにスケートリンクができた。よく体操の練習に行っていた体育館より、リンクのほうが家に近かったという現実的な理由から、彼の未来は決まった。
「母の同僚でスケート大好きな人がいて、その人がリンクに連れていってくれたんですが、そこで目覚めたんです、僕はこれが本当にやりたいんだって」
「僕が育った街ではフィギュアスケートは盛んではなかったですし、リンクはできたばっかりで、プロのコーチもいない小さなクラブしかなかった。だからスケーターの数は本当にわずかでしたね。でも、みんなで力を合わせて、お金をやりくりし、こつを学んでなんとかやっていたんです」

中学のとき、それ以降ずっとコーチをつとめることになる長光歌子と出会った。長光は現在、ロシア人のニコライ・モロゾフと共に高橋のコーチングをしている。モロゾフは2008年にいったん高橋と袂を分けたが、今は再び彼のチームに戻っている。
「僕らは一緒に世界中を回ったんですよ。他のコーチでは珍しいことです」 高橋は長光についてそう語る。「今、正式には僕らはチームなんです。栄養士もいるし、トレーナー、マネージメント会社の人、衣装担当、曲編集、レベルチェック担当、そして振付師もいる」

2010年の成功は、膝の怪我によって1年間競技を離れた後、第一線に戻ってきた直後だっただけに、いっそう嬉しい結果だった。
2007年の世界選手権で銀メダル――これも日本男子初だった――を取った後、前十字靭帯の怪我により、選手としての停滞を余儀なくされたのだ。
「怪我はほんとうに怖いですよ。手術したことは精神的にはプラスになりましたが、自分本来の動きの流れを取り戻すまで約3年かかりましたから」
「オフアイスとオンアイスのバランスですか? 今はあえてバランスを取らないようにしています。なぜならそのすべてが僕個人のライフスタイルの一部だから。体を休めるために休息は取るけれど、休日を取りたいという気持ちにはあんまりならないですね」
 
 その膝の怪我のボルトを抜かなくてはならなかった2011年には小休止したものの、翌年にはみごと復調し、次の冬季五輪が開かれるロシアのリゾート都市ソチで開催されたグランプリ・ファイナルでは初優勝をとげた。
「自分にとって一番大きな大会は、オリンピックですね。今まで2回オリンピックに出たんですけど、その中でもやっぱりバンクーバーというのは忘れられない試合ですね」
「怪我をして、復帰のシーズンのオリンピックだったのもありますけど、自分自身が興奮して、試合前に涙が出てきてしまったぐらいです。今までそんなことはなかったですね」
「僕は怪我をして、苦しんで、僕を支えてくれていた人たちに感情をぶつけてしまった。それでもオリンピックに出場することができた。しかも、そのシーズン中で、自分が本当にいい試合ができたと感じたのは、そのオリンピックのときだけだったんです」
「完璧な演技ではありませんでした。でも自分にとって初めてのメダルだった。そのときに、自分の人生は大きく変わったんだと思います」

高橋の今の目標は、ソチ五輪に出場する日本男子3人の中に入ることだ。
3月にカナダで開催された世界選手権では6位に終わった。同じ日本男子では4位の羽生結弦より下、8位の無良崇人より上だ。
羽生は18歳、無良は22歳と、両者とも自分よりずっと若い。ソチで成功をおさめるためにはたくさんの課題があることを、高橋ははっきりと認識している。
「2人は間違いなくライバルですね。でも、どちらかというと、彼らが僕をライバルとみなしてくれるように、僕が一生懸命がんばっているという感じです。今はフィギュアの技術的なレベルが非常に高いですし、彼らは新ルールのもとで育ってきています。僕の世代はやっと新ルールに慣れてきたところ……ついていくだけで大変ですよ」

だが、自分にはまだ力が十分にあるところを、先月東京で見せつけた。国別対抗戦で2年連続で個人タイトルを取ったのだ。一方の無良は5位だった。
「3年前にソチまで現役を続行しようと決めて以来、気持ち的にはソチのために自分にできることをすべてやっているつもりです。今までのどんなオリンピックよりもはるかに」

「僕にはまだオリンピックの金メダルはありません。だから、もちろん欲しいですね」

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おおっ、金メダルが欲しいと、はっきり言ったのでしょうかっ!?
以下、サイトの記事に掲載されている写真です。大輔語録と共に。


「お客さんの反応がうれしくて、ついもっと踊ってしまう」


「フィギュアスケートにおいて一番必要な資質は華やかさだと思う」 


「他のだれかがかっこいい演技をしたら、自分も真似したいと思ってしまう」


「空気を敏感につかみながら演技できる人が好きだ」


「考えすぎないことが大事だと思う」


「背を高く見せてくれる衣装がいい」


「お客さんをすべて独り占めすることができる」 *観客が映っている写真なのでこれだけ小さくしてみました。


「自分にとって一番難しいのはスピンだ」


「転んだときは気持ちが痛い。持ち直すのが大変」


「演技で一番怖いのは失敗すること」


「自分にとって一番大きな試合はオリンピックだ」


「僕らは一緒に世界中を回った。これは他のコーチはなかなかやらないこと」


「フィギュアスケートをしていないときは、1人になりたくない」

最後のセリフは、どういう日本語だったんでしょ? フィギュアはたった1人で競技するスポーツだけど、氷を離れたら1人はいやなんだ。僕はさびしがりなんだよね…ってことでしょうか? 大ちゃんったら!!(←勝手に妄想)

JUGEMテーマ:フィギュアスケート
カテゴリ:高橋大輔 | 11:30 | comments(10) | trackbacks(0) | - | - |
コメント
パトリックのお礼を言おうと思っている間に、超スピードで高橋君の翻訳まで!
たらさん、いつも本当にありがとうございます♪

私も先ほど映像を確認しました。
大ちゃん(とこの際呼んでしまおう。普段は気恥ずかしくて呼ばないのですが)、とても素敵に撮られていましたね。翻訳してくださった彼の言葉と一緒に読むと感無量です。
いつものように謙虚で、でも長い経験と苦労に裏打ちされた確固たる自己を感じると言いますか・・。
どれを取っても印象深い「語録」だと思いました。

何だかんだ言っても、彼が現役を退いたら本当に淋しくなるなあ、と改めて思いました。
(11年の東京ワールドで引退すると思っていた彼が、ここまでやってくれただけでも本当にありがたいのですけれど・・。勝手なものですね。)
| ゆき | 2013/05/16 7:45 PM |
たら様
初コメです。
CNNの大ちゃん記事を読めなくて四苦八苦していたら、
こちらで、全部訳して頂いていたので、とっても助かりました。
おかげで、何が書かれていたのか、理解でき、大輔ファンとしては、本当に嬉しいです。ありがとうございます。
| ミムミム | 2013/05/16 11:00 PM |
たらさん、ありがとうございます!
再三、コメント入れてみます。

大ちゃんの金メダル宣言、
昨年のP&Gのトークショーで「優勝」宣言をしています。
ですから、彼氏はめざしているんだと思います。

素敵なインタビューでしたね。
充実したシーズンになって欲しいとつくづく思いました。
| 未鳥 | 2013/05/17 6:19 AM |
>ゆきさん、コメントありがとうございます。
「大ちゃん」(と呼んじゃいましょう!)の素敵さが自然な感じで出ていたインタビューですよね。

>いつものように謙虚で、でも長い経験と苦労に裏打ちされた確固たる自己を感じると言いますか・・。

そうですね。「2人が僕をライバルとみなしてくれるように…」すごく謙虚なんだけど、逆にプライドがなければこんな言葉言えませんよねぇ。
引退のことは、私は今は考えないようにしたいな、と思ってます。引退しない可能性だって、ほんのちょっぴりかもしれないけど、まだあるんですもんね!
| たら | 2013/05/17 10:02 AM |
>ミムミムさん、はじめまして&コメントありがとうございます。
お役に立てましたら光栄です。オリンピックシーズンの今季はきっと海外記事もたくさん出てくると思うので、できるだけご紹介していければと思っています。(その前に更新頻度を上げなくては^^;)
またお立ち寄り&コメントいただけましたら嬉しいです!
| たら | 2013/05/17 10:06 AM |
>未鳥さん、コメントがなかなか反映されなかったそうで、申し訳ありませんでした。入れ直していただき、ありがとうございます!
おお、昨年すでに優勝を宣言していたのですね!
でも考えてみたら当然ですよね。優勝を狙うと明確に言えるのは、男子では大輔さんとパトリックぐらいかもしれません。
今季の戦い方が楽しみですね!まずは新プロが気になりますよね〜。
| たら | 2013/05/17 10:13 AM |
たらさん初めまして。
コメントはしていませんでしたが、いつも拝見させていただいていました。フィギュアスケートファンですが、英語の弱い私には本当にありがたいです。これからもよろしくお願いします。
高橋選手、金メダルが欲しいというコメント!頼もしいです。そして彼のバンクーバーの時の試合前に興奮で涙が出てきたという言葉には彼の怪我からの復活の苦労が本当に込められているな〜と思いました。
今季ソチで高橋選手の集大成といえる演技を観たいです。
| せいママ | 2013/05/21 9:17 AM |
>せいママさん、初めまして。コメントありがとうございます。
バンクーバーの試合前に涙が出たという言葉には、本当に熱いものを感じますよね。そしてそれと同じ、いえ、もっと熱い万感の思いがソチに対してあるんでしょうねー。

>今季ソチで高橋選手の集大成といえる演技を観たいです。

本当に、今季充実したシーズンを過ごせますように!
今後もまたよろしければコメントいただけると嬉しいです!こちらこそよろしくお願いします。
| たら | 2013/05/21 7:23 PM |
たらさん、こんにちはヽ(^0^)ノ
翻訳をありがとう!

大ちゃんはシャイで、控えめ。
だから、「金メダルがほしい」ってはっきり言ったのかしらって思ってしまいますよね。

2007年の世界フィギュアで銀メダルをとって喜んでいたら、モロゾフコーチに「銀メダルで喜ぶんじゃない!」って喝を入れられたそうです。
今も、モロゾフコーチに「オリンピックで金メダルを絶対とるんだという気迫でガンバレ!」って言われているのかも。
狙ってとれるものではないけど、それでもとるんだ!って気迫は大切ですよね。
大ちゃんは来シーズンで引退を決めているのだから、最高のシーズンになることを祈っています。

「フィギュアスケートをしていないときは、1人になりたくない」

「今、正式には僕らはチームなんです。栄養士もいるし、トレーナー、マネージメント会社の人、衣装担当、曲編集、レベルチェック担当、そして振付師もいる。」という言葉もあるので、滑るときは一人だけど、自分一人の力では何もできない、みんなに支えてもらっているみたいな意味ではないかしら?

>氷を離れたら1人はいやなんだ。僕はさびしがりなんだよね…ってことでしょうか? 大ちゃんったら!!(←勝手に妄想)
たらさん、母性本能をくすぐられて、ノックアウトですね(*゚▽゚*)
| coco | 2013/05/25 12:10 PM |
>cocoさん、コメントありがとうございます。
放送(動画)の最後のあたりでは「メダル」としか言っていないんですよね。だから本当に「金メダル」って言ったのかなあと…。でもきっと、大輔さんの頭にあるのは「金」なんだと思います。

「フィギュアスケートをしていないときは、1人になりたくない」

これ、前後どんな文脈で言ったのか気になりますよね〜。
チーム大輔の結束は固いみたいですけど、この言葉の裏を返せば「フィギュアスケートをしているときはたった1人だ」ということだと思うんです。
氷を降りたらチームのみんなや、家族や友人といった大切な人と一緒にいたいってことなのかな…はは、ちょっと勝手に萌えすぎですかね(*´∀`*)
| たら | 2013/05/26 10:54 AM |
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