<< 2013年四大陸選手権 なんちゃって観戦記 「Day One」 | main | 2013年四大陸選手権 なんちゃって観戦記(終) 「Day Three」 >>
2013年四大陸選手権 なんちゃって観戦記 「Day Two」
観戦からこんなに時間がたってしまうと、もう記憶もあらかた飛んでしまい…。ほとんど意味がなくなりつつある「なんちゃって観戦記」です(泣)。記憶というのは不思議なもので、どーでもいい、しょーもないことはよく覚えているのに、肝心なことは真っ白。こんなヘタレ観戦記で申し訳ないのですが、おつき合いいただけたらうれしいです。

女子公式練習で、初ケイトリン!

さて、一睡もせず大阪入りし、初日から盛り上がりすぎて午前3時就寝。と思ったら、朝7時に時計のアラームでたたき起こされた、2日目の2月9日(土)。今日は朝7時半から女子の公式練習が始まっているのです。すでに遅刻! 朝食ぬきで駆けつけます。

8時半ごろに会場に入ると、指定された裏側スタンドは8割がた埋まっています。(みなさんすごいっ!)
ちょうど第3グループがリンクに出てきたところ。カナダのラコステとケイトリン、アメリカのガオちゃんとザワツキー、そして中国のジジュンちゃん! きゃあ、好きな子ばっかり!(ちなみに選手名の呼び方は完全に気ままです。「ちゃんづけ」のほうが好きとか、そういうことは一切ありませんので!)
特に、カナダナショナルで一目ぼれしたケイトリン・オズモンドを、さっそくガン見。黒い衣装のせいもあるんでしょうけど、骨太で筋肉質なガタイはひときわ大きく見えます。目が大きい、はっきりした顔立ちは、遠くからでも目を引きますね。そしてステップきれっきれ、ジャンプでっかい! これはミスする気がしないわ!(と練習のときは思ったんですよ。本番は練習どおりにはいかないですね…)



最終グループは日本女子3人にアメリカのグレイシー、中国のクーシンちゃん。5人ともジャンプ好調のようですが、朝っぱらから詰めかけた観客の注目は、やっぱり真央ちゃん。ゆっくりとウォーミングしてから、2Aを何本か。そして……来ました、トリプルアクセル! 続けざまにもう1本。そして最後に、曲かけでこの日一番完璧な3A成功! ほかのジャンプも自信をもって跳んでる感じ。こんな真央ちゃん、久しぶりに見ましたよ!
ほかの4人も3-3を何度も決めていましたし、これはすごい試合になりそう!

男子公式練習。大ちゃん…

9:50からは、男子フリーの公式練習が3時間にわたって行われたのですが、この時点でもう眠くて眠くて…。かろうじて覚えているのは、
.魯鵐筌鵑んは相変わらず練習ではジャンプ安定せず。(なんで本番で決まるんでしょ。すごいです)
△椶吉韻量砧匹ん、かわいいぞ。しかし、昨日もそうだったけどジャンプが壁に近すぎて怖い。
リンクに出ていく直前にゆづとミーシャがグータッチしてたのが、やたらかわいかったです(*´∀`*)
ぅ丱襯任ん、なかなか決まらなかった3Aが最後にやっと1本決まって客席から大きな拍手。やっぱりみんな心配していたのね。



でも、一番印象的だったのは大輔さんでした。曲かけ前からジャンプがいまいち決まらず、もしかしてどこか痛めてるの?と不安になっていたんですが、一応スタートポジションについてフリーの曲がスタート。
ところが、いきなりウォーミングアップのような基本動作に入る大輔さん。ジャンプはもちろん振りも全然やらずに、ただ滑っているだけです(今思うとクールダウンだったんですね)。そして曲の半分あたりで客席に挨拶をすると、さっさと出ていってしまったんです。ふ、不安すぎるよ…。

まおーっ(;_;)

さて、この後いよいよ女子SPと男子フリーの競技が始まるのですが、練習の記憶でさえこの程度ゆえ、試合本番のことはもう情けないぐらい忘れてしまってる…(;_;)
でも、なんといってもこの日の、というかこの大会の私的一番のハイライトは、真央ちゃんのショートでした。



演技についてはみなさん、とっくにご存知ですよね? 「アイ・ガット・リズム」の曲が始まって、いつもよりちょっと固い、でも決意みなぎる表情の真央さん。そして3Aのテイクオフ。私の席はジャッジと反対側の右あたりだったので、ちょうど目の前に跳びこんでくる感じでした。
――決まった! 素人目にも完璧にクリーンな3A!! 会場中を揺らす大歓声!!!!
そのとたん、自分でもびっくりだったんですが、私は泣いてしまいました。ここで告白しますが、今は男子男子言ってる私ですが、じつはバンクーバーまでは女子ファン、真央ファンだったんです。ところが、あのキム・ヨナとの歴史的な激闘と、そこへ至る数年間の苦闘ですっかり疲れ果ててしまい…。癒しを求めて、(当時は平和だった)男子に走ってしまった、というわけなんです。
ヘタレな私が逃げ出した戦場に、真央さんはずっと身を置いて、ここまで戦い続けてきたのね…。そう思うと涙が止まらなくなってしまい、3本目のループが決まったときには、もう滂沱の涙。泣きながらぬいぐるみを投げ込んだ(人生初の投げ込みです)ものの、スタンド席からは当然届くはずもなく、ぬいぐるみは前のアリーナ席へ。親切な方が代わりに投げ込んでくださいました。ありがとう!そして真央ちゃんよかったね〜!!!


いろいろありすぎた男子フリー

この真央ちゃんの演技と、続く男子ではケビンの演技がすばらしすぎて、ほかの記憶がかすんでしまっているのかもしれませんが、男女ともいろいろありすぎました。
初めて見たケイトリンちゃんは、やはり大舞台での経験不足か、または今回は欲がなさすぎたのかもしれません、思わぬ転倒となってしまいましたが、パワフルでダイナミックで、やっぱり魅力的でした。ジャンプだけじゃなく踊れるところがいいですね! あの年齢で色っぽいしぐさもサマになっていて。
あと、個人的には村上かなちゃんが、今季初めてSPノーミスだったのがうれしかった。女子では世界でただひとり後半に3-3を持ってくる攻めのプログラム。彼女は努力の人ですよね!

さて、男子。



フィリピンのカルーザくんは、衣装といい、あの号泣っぷりといい、織田くんを思い出してしまいました。
無良くんは調子うんぬんの前に、ジャンプが壁ぎりぎりすぎたのがもったいなかった。ワールドのリンクはさらに狭いらしいので、ぜひぜひ対策を! 無良コーチ、よろしくお願いしますよ!
羽生くんはねえ……調子は悪くないと言っていたんでしたっけ? でも、やはりワールド前でちょっと緊張感が落ちていたのかな。ショートではそれがリラックス感につながっていい感じでしたけど、フリーは全体に固くて、要素と要素をつないでいる印象がありました。
でも、あのプログラム、テレビで見るよりずっとずっと美しかったです。特に滑り出しはきれいだったなあ。ところで、ラストのポーズ、横向きに変えたのはなぜでしょうね。前向きのほうがよかったんじゃないかと思うんですが。表彰式では悔しさとプライドが入り混じったような表情をしていたのが印象的でした。



ケビンはすばらしかったー。いつの間にこんなに力強いスケーティングと、柔らかい表現を身につけたんでしょ? 宮本賢二さん振付のこのフリーが、彼の転機になるのかもしれませんね!
そして大ちゃん……アクセル転倒には愕然としてしまいました。ジャンプだけじゃなく、初日の練習のときから感じていた「なんとなく小さく見える」というのが、ここでもそう感じてしまった。やはりこの時期のSP変更には無理があったのではという声もあるようですが、それは本人も納得の上のことでしょうから、いいんだと思うんです。でも、じつは今シーズンずっとスケート靴が合っていなかったらしいですよね。そのせいでまさか怪我とかしていなければいいのですが……。

ケビンのとびっきりの笑顔、そして勝手がわからずとりあえず羽生くんの後ろにくっついて周回していたハンヤンがかわいかった男子表彰式が終わったのが10時半。ちょっと感情的にいろいろありすぎて、疲労もピークだったので、この日はホテルに直帰。
もちろんすぐにビール開けましたともっ。

(こんなグダグダ観戦記におつき合いいただき恐縮です。次回は最終日、「ナンソンくんとご対面!」「ゆづ、かっこよすぎ!」などをお送りする予定です。いつになるやら、ですが…)

*写真はすべてISUのFBからお借りしています。

JUGEMテーマ:フィギュアスケート
カテゴリ:観戦・ショー・イベント | 16:11 | comments(12) | trackbacks(0) | - | - |
コメント
観戦記最高!
その場にいたかのようにどきどきします。
ん〜当日の朝の練習はそうだったのかぁ〜そして・・・。
と、いろいろ納得したりして。
真央ちゃん、よかったですよね。
お母さんのこともあり、いろいろ苦しんでいたのも想像できるし・・・努力が報われて本当によかった!
次回、予告が・・・わ〜ん!楽しみです!
怪我は心配。最近、怪我のニュースが多いような気がします。
たらさんも、無理しないでくださいね。
| よこよこ | 2013/02/18 6:13 PM |
たらさんこんばんわ わー、更新有難うございます!楽しすぎてウキャうきゃしてたら家族に気持ち悪いって言われた・・・今更!
 ケビン君、宮本先生にはどんな経過で依頼したのでしょうか。大ちゃんプロを見て・・・とか。
 今日、4ccのニュース録画(笑)編集していたら、女子ショート前日に「中野ゆかり記者」がマイクを握っていました。真央ちゃんについて「佐藤コーチに取材をしました」と、ゆかりちゃん・・・
 あれもこれもあるけど、今日はこれだけ。次回最終回なんて、もったいない。続、とか新、とか。お待ちしています。
| 与作の女房 | 2013/02/18 10:45 PM |
>よこよこさん、コメントありがとうございます。
真央ちゃん、よかったですよね〜(;_;) でも真央ちゃん的にはきっとまだまだなんだと思うので、ソチで努力が真に報われるよう祈ってます!
怪我、多いですよね。怪我は選手からたくさんのものを奪うから本当につらいです…。
はい、続き、がんばります!
| たら | 2013/02/19 2:12 AM |
>与作の女房さん、ありがとうございます。
えー、そんなにウキャうきゃしていただけるとは…ありがたいです、光栄です。ご家族によろしくお伝えくださいw
そうですか、ゆかりんが!そんなわけで大会期間中のニュースは全然チェックできていないんですよ(;_;) 生観戦ってかえって情報過疎になりますね。
| たら | 2013/02/19 2:20 AM |
2回目のコメントです。楽しみで必ず読ませていただいています。
今回の四大陸は選手たちにとっても、私たちファンにとっても想い出に残る大会になったのではないかなぁと…私の心の中は温かいものでいっぱいです。
思うような結果が出せなかった選手も、「頑張ろう」と思えるような、次へのステップになるような大会ではなかったかと。
優勝したケヴィン選手のフリーをはじめ、会場と一体化し、観客と選手とが相互にパワーを与え合ったようなパフォーマンスがたくさんありました。
たらさんもあの会場に身をおかれていたかと思うと本当にうらやましいです。


>ヘタレな私が逃げ出した戦場に、真央さんはずっと身を置いて、ここまで戦い続けてきたのね…。

凄く共感しました。真央ちゃんは本当に強いです。
今シーズンは明るいプログラム、美しいプロフラムをローリーが真央ちゃんにプレゼントしてくれて…真央選手の笑顔を見るだけで、毎回涙していた私です。
私も常に絡ませられるヨナ選手との対比に疲れ、目を背けて来たひとり。
そして失ったかのように思われた3Aについてのメディアの言及にも「跳ばなくてもいいじゃないの」と思っていました。
でもあきらめてなかったのは真央選手なんです。もう1度取り戻す!と思っていたのは真央ちゃんなんです。本当になんて男前なんでしょう。
もう感動で感動で。

いつか日本の観客に最高の演技を見せたい!と頑張って来たケヴィン選手のエピソードを私のブログで紹介しています。残念ながらケヴィンのファンサイトではそのエピソード由来の手紙の公開をとりやめてしまいましたが、よかったら見にいらしてください。
今回の四大陸の大会がほんとうに宝物になります。 りん
| りん | 2013/02/19 7:40 AM |
>りんさん、ご返事遅くなりましたが、コメントありがとうございます。
ブログ拝見しました。ケビンのメッセージ、胸が熱くなりました。日本のファンに特別な感情があったのですね。
今回演技後のリンク上で、キスクラで、表彰台で、彼があれほど嬉しそうにしていた理由がわかった気がしました。ありがとうございました。(羽生くんのイラストも超素敵です〜^^)
ほんとうに今回、あの場所にいられたことは本当に幸せでした。観戦に行くとどの選手もいとおしく思えてしかたがないです。
ただし、ただでさえ好きな選手いっぱいなのに、ますます増えちゃって収集つかなくなりそうですが(^_^;)
| たら | 2013/02/20 11:59 AM |
たらさん、こんにちはヽ(^0^)ノ
生観戦、羨ましすぎっ!
私もアイスショーではなく、試合を生で観戦したいなぁ〜
日本女子は表彰台独占だったね。
真央ちゃんのトリプルアクセルや3-3、あっこちゃんの復調、佳菜ちゃんのショート・フリー揃い踏みといいことずくめ。
一方、男子はワールドに向けて心配・・・。
大ちゃんは、オリンピックの枠取りにすごーく責任を感じているみたいなので、それがプレッシャーになりすぎないといいけど。
心優しいからね。
大ちゃん、ガンバ\(*⌒0⌒)♪
うん、ワールドまでにはきっと仕上げてくれると信じよう!
| coco | 2013/02/20 2:40 PM |
たらさん、同じ気持ちです!>真央ちゃん
読んでて泣きそうになった!

私は元々アイスダンス、男子シングルが興味の範疇だったのが、真央ちゃんの登場で心をわしづかみにされて気がつけば女子にのめりこみ・・・
バンクーバーは大ちゃんの表現力にほら日本人が表現力で1位になる日が来たんだぜと泣きそうになっていたわけですが、それまで真央ちゃん頑張れで本気で見ていたのはずっと女子フリー。
なのにあのキム・ヨナ VS 報道でもうなにがなんだか悲しい思いでいっぱいでした。
キム・ヨナ選手がとても素晴らしい演技をする選手だと本当に感動も覚えていただけに、うちの姪っ子ちゃんそっくりの真央ちゃんと常に「バーサス」状態で祭り上げられるのが二人ともかわいそうでした。

でも今回のフリーで真央ちゃんのが力強く頷いたのを見て、あーもう報道はともかくとして、ああやって自分の課題を思い切り突きつけられることになったから、ここまで来れたのかもしれないと、彼女のファイティング精神に心から(テレビの向こうから)拍手を送ることが出来ました。

ハン・ヤンは大ちゃんリスペクト、ゆづ友達〜みたいなとても愛嬌のある(表面に出るまでに時間かかるようですが)選手ですね。
大ちゃんは、まあね、もう自分自身が一番いろいろと受け止めることがあったと思うので、何も言わずただひたすらソチまで応援します。
そしてやっぱり一番の楽しみなのは羽生選手。まだまだフィギュアスケートファンはやめられません。

実は真央ちゃんと羽生選手は結構同じタイプのファイターだと思っています。うちに秘めたファイターか表に出すかは違うけれど。だから私はきっとああいうファイターたちに弱いんですねー^^;
| bujino | 2013/02/20 7:55 PM |
>cocoさん、コメントありがとうございます。
はい、ラッキーなことに今回生観戦させていただきました。初めて試合を見たときには、テレビ放送とちがってしーんとした緊張感に包まれているのが印象的でした。長丁場ですけど、独特な雰囲気は病みつきになりますよ。機会がありましたらcocoさんもぜひ!
大ちゃんは体調さえ万全だったら何の心配もないところにいると思います。だからこそ足が心配なんですよねぇ…でも大丈夫と信じてます。
| たら | 2013/02/21 10:33 AM |
>bujinoさん、コメントありがとうございます。
世界で闘う選手たちはみんなファイターだと思いますけど、そうですね、特に真央ちゃんと羽生くんのファイティングスピリッツにはものすごいものがありますよね!

そうですか、bujinoさんもバンクーバーで…。
実は私、女子フリーは生では見られなかったんですよ。真央ちゃんが負ける姿を見たくない、なんて思ってしまって。
でも、あんなすごい演技、テレビでも絶対生で見るべきだったし、報道にあおられて「負ける」なんて考え方しかできなかった自分がすごく恥ずかしかったです。

>まだまだフィギュアスケートファンはやめられません。

そうですね!私も同じくです。まだまだ修行も足りませんし…(^_^;)
| たら | 2013/02/21 10:47 AM |
>癒しを求めて、(当時は平和だった)男子に走ってしまった、というわけなんです。

分かりますw私の場合、一旦慣れ親しんだアイスダンスに走り、いまいちハマりきれず男子にいきました。
今の強い日本男子も嬉しいけど、あの時のほのぼのした感じが懐かしかったり…贅沢ですね(^^)
真央ちゃんのSPには私も感動しました。彼女が15歳の時から背負ってきたモノの大きさを考えるともう…(ノ_・。)
世選でみんないい演技ができるといいですね☆
| えみ | 2013/02/23 3:18 PM |
>えみさん、コメントありがとうございます。
今思うと、ほのぼのしてましたねー(*^_^*) 今の状況が嬉しくもあり、しんどくもあり…でもやっぱり嬉しいですけどね!
真央ちゃんがまだ22歳だということが、時々本当に信じられなくなります。すごい道のりですよね(;_;)
| たら | 2013/02/24 5:51 AM |
コメントする







この記事のトラックバックURL
http://taranofsdiary.jugem.jp/trackback/125
トラックバック