<< 新生アリッサ・シズニー 全米へ icenetworkインタビュー | main | パトリック・チャンへ エルビス・ストイコが助言! icenetwork記事より >>
Jackie Wongの2012年ベストプロ 第3位「高トラのワールド・フリー」(;_;)
twitterをやってる方ならご存知の方も多いかと思いますが、examiner.comというところでフィギュア記事を書いているジャッキー・ウォンさんという記者さんがいます。
このジャッキーさんが最近、"Top 35 programs of 2012"というシリーズ記事をアップされてました。これは彼の独断と偏見で、2012年の1年間に演じられたプログラム――つまり昨シーズンと今シーズンのプログラムがごたまぜなんですが――からベスト35を選んでしまおうというもの。
1月5日に発表された第1位は(予想どおり?)大輔さんの国別対抗戦フリー!なんですが、堂々の3位にランクインしたのが、高トラの世界選手権フリー。この回の記事が、短いけれど、なかなかに泣ける記事なんです。(ていうか、明け方にアップされた記事と動画に思わず号泣してしまった私です…)

元記事はこちら→Top 35 programs of 2012: #3 It was all so promising




ジャッキー・ウォン2012年のベストプログラム 

「それは未来への可能性にあふれていた…」
第3位 高橋成美&マービン・トラン 2012年世界選手権フリー

僕がこのプログラムを第3位に選んだことが意外だったとしても、それは当然だ。だって、僕自身にも意外だったんだから。

もともと、とても意義深い演技ではあった。でも、今から数週間前にふたりがペアを解消したことで、この演技はずっと大きな意味をもつことになった。
世界選手権で銅メダルを獲得したことは、高橋&トラン本人たちにとって重要だっただけでなく、日本という国にとって画期的なできごとでもあった。日本には世界トップクラスのシングル選手はいるものの、ペアの歴史は存在しないも同然だったからだ。
だが、そもそもの最初から誰もがなんとなくわかっていたのは、トランが日本国籍をもっていないという事実だった。来年にせまったオリンピックに出場するためには日本国籍が必要だ。けれども、日本の移民政策からすれば、トランにそれが与えられることは難しいだろうと思われていた。

このことがペア解消の主な理由かどうかは、本人たちにしかわからない――「公式」にはそれが理由ではないとされている――が、国籍とオリンピックの問題が今回の決断にまったく関係ないと考えるのは愚かなことだろう。

去年の世界選手権が、ふたりにとっては、永遠に最高の成績になってしまった。今ひとつ安定性を欠くことが多かった彼らだが、このときはショートとフリー両方のプログラムをしっかりとまとめあげて、一躍表彰台に乗った。彼らはすばらしい音楽的センスをもった最高にエレガントなペアであり、ここ10年間に登場したもっとも心躍るチームのひとつだった。

「たられば」の話をすればきりがない。でも、ふたりにはこれからずっと、この忘れられない瞬間が存在することになった。キス&クライでふたりが見せた表情は、プライスレスだった。


演技直後、ユーロスポーツ解説者が"What a future they have!"(なんて将来有望なふたりなんだ!) …futureという言葉がもうね…・゜・(ノД`)・゜・

 成美ちゃんとマービンくんが、きっと考えに考えて出した最善の結論を、私は支持したいと思ってます。でも、この瞬間を思い出すたびに、きっとずっとずっと涙してしまうんだろうなあ…。



ちなみに、ジャッキーさんが選んだベスト35はこちら(鬼のようなリンク貼り、すごいです!!)
このうち20位までを一覧にしてみました。

1 高橋大輔 2012年国別対抗戦フリー
2 ボロソジャル&トランコフ 2012年世界選手権フリー
3 高橋&トラン 2012年世界選手権フリー
4 羽生結弦 2012年NHK杯ショート
5 アシュリー・ワグナー 2012年四大陸選手権フリー
6 高橋大輔 2012年全日本選手権フリー
7 羽生結弦 2012年世界選手権フリー
8 浅田真央 2012年グランプリファイナル・フリー
9 ジェレミー・アボット 2012年全米選手権フリー
10 キム・ヨナ 2012年NRW杯ショート
11 デービス&ホワイト 2012年国別対抗戦フリー
12 ウィーバー&ポジェ 2012年世界選手権フリー
13 アリョーナ・レオノワ 2012年世界選手権ショート
14 エフゲニー・プルシェンコ 2012年ヨーロッパ選手権フリー
15 アシュリー・ワグナー 2012年TEBフリー
16 ロス・マイナー 2012年NHK杯フリー
17 ハビエル・フェルナンデス 2012年グランプリファイナル・フリー
18 パトリック・チャン 2012年ロステレ・フリー
19 バーチュー&モイヤ 2012年世界選手権ショート
20 ケイトリン・オズモンド 2012年スケートカナダ・ショート

以下はデュアメル&ラドフォード、コストナー、鈴木明子、グレイシー・ゴールド、リプニツカヤ、ラジオノワ、町田樹などなど。「あの人が入ってない!」「あのプロがない!」とかいろいろあるとは思いますが、まあジャッキーさん、去年の1位がパトリックの2011年世界選手権ショート、一昨年はヨナのオリンピック・フリーだそうなので、「勝者のプロ」がお好きなのは間違いなさそう…。でも、振り返ってみれば名演の数々ですね!!!

JUGEMテーマ:フィギュアスケート
カテゴリ:ペア | 10:58 | comments(6) | trackbacks(0) | - | - |
コメント
毎回毎回、「思わず泣いちゃいました」的感想ばっかりになってしまうのはいかがなものか、と思ってコメントを控えていたのですが・・・。
ううっ、やっぱり何度読んでも泣ける。そしてやっぱり「この記事を選んでくださって、たらさんありがとう!」です。

当然輝かしい未来があると信じてしまっていたのに、こんなことになろうとは、本当にびっくりでした。成美選手も「オリンピックよりマービンを選ぶ」って、どこかで言っていたのを読んだ気がしていたし。二人のゲンコツでコツンの恒例儀式も、成美選手が通訳もすることで二人のキャラの組み合わせの妙が際立つことを含めて、頼もしくも微笑ましい、楽しみな二人でした・・・。

成美選手のけがの回復もですが、新しいパートナーを見つけることができるのか、心配です。一番難しい課題のような気がします・・・。国別対抗戦もどうするのかな。
フィギュアが好きになる程に臆病にもなってしまいそうな、今回のペア解消。どの選手にとっても未来なんてわからないんだ、だからこそ今を必死で生きていて、それが感動的なんだ・・・と頭ではわかっていても。ですね・・・。
| ぐみ | 2013/01/12 10:34 AM |
>ぐみさん、コメントありがとうございます(;_;)
成美ちゃんのインタビューはこちらですよね。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/winter/skate/figure/text/201012240003-spnavi_1.html
「五輪かマーヴィンか、どちらかを選べと言われたら、絶対にマーヴィンを取ります。」
…ほんの2年ちょっと前のインタビューなのに、状況ががらりと変わってしまったんですね。当時はまさかソチ五輪のメダルを狙えるほど強くなるとは、夢にも思っていなかったのかもしれません。
新しいパートナー、心配ですよね。国別はまあお祭りみたいなものだとしても、ソチまであとわずか1年…成美ちゃんにもマービンにもいいパートナーが見つかりますように!
| たら | 2013/01/13 1:47 PM |
このままではソチには出られない…けれど、マーヴィン以外のパートナーは考えられない…と成美ちゃんは考えていたと思うんです。
けれど、怪我で今シーズン棒に振ってしまった。
これは、ペア競技では辛いですよね。パートナーにとって大事な1年を奪ってしまうことになりますし。
そんな中での決断だったんだろうと推察します。
二人の演技がもう見られないのは寂しいですね。
しかし、それについてのスケ連のコメントは…絶句です。
その場しのぎのことしか考えてないのか?
以前だって日本人のパートナーを探してて、見つからなかったんじゃないの?今から探せるの?って感じです。
| タケ | 2013/01/13 11:53 PM |
>タケさん、こちらにもコメントありがとうございます。
スケ連のコメントというのは、「ソチに出られるよう日本人を優先してパートナーを選ぶ。2月には組ませたい」というあれですよね?
本当にあてがあってのコメントならいいんですけどねぇ…。
スケ連が本当にソチ、あるいは次のピョンチャンでのメダルを考えるなら、今年の国別は捨ててでも、ゆっくりきちんとペアを育ててほしいと、個人的には思ってます。
| たら | 2013/01/14 8:30 AM |
ふっと高トラのことがないかな?と思い、ペアのリンクをクリックしました。

12年ワールドのケベックは、小さなミスはあったものの、本当に彼らにしてはミスが少なく、まとめあげることができた時でした。

ほんと。。未来の可能性を感じられるフリーでした。
涙なしでは、今でも見ることができないフリーです。

記事のご紹介ありがとうございました。
| メグ | 2014/01/01 9:35 AM |
>メグさん、ご返事遅くなりまして申し訳ありません。

以前の記事にコメントありがとうございます。
メグさんからコメントをいただいたのをきっかけに、私もこの動画を久しぶりに見ました。結果……感慨というのは時がたてばたつほど深くなるんですね(涙)
ほんとにすばらしい2人でした……
| たら | 2014/01/04 6:56 PM |
コメントする







この記事のトラックバックURL
http://taranofsdiary.jugem.jp/trackback/117
トラックバック