山本草太くん JGP初戦を前に今季の目標を語る!@Golden Skate
なんと!! 前代未聞の2日連続の更新です!!!(やればできるじゃないか、自分w)

おなじみのGolden Skateに、山本ポエ太くん…もとい草太くんの記事がアップされました。ライターは日本を拠点に世界のあちこちの大会で取材されているWei Xiongさん。Weiさんのツイッターによると、今月8〜11日の「サマーカップ」のときにインタビューをされたそう。
JGP初戦が目前に迫っている草太くんですが、そこで対戦するネイサン・チェンくんについて、今季の目標について、そして2018年五輪でひそかに胸に抱いている“夢”についてなどなど、とっても充実した記事です。

元記事はこちら→Sota Yamamoto sets sights on Junior World title




「山本草太 目標は世界ジュニア優勝」

2年前にJGPデビューした日本の山本草太は、今季、世界ジュニア選手権優勝を目標にしている。2002年ノルウェー・ハーマルでの世界ジュニアで高橋大輔が優勝して以来、日本は他のどの国よりも多くの世界ジュニアチャンピオンを生み出してきた。山本もその一員に加わることを目指している。

山本は2000年に大阪で生まれた。2006年トリノ五輪でエフゲニー・プルシェンコの演技を見て、スケートを始めたという。
「それ以来ずっと、プルシェンコ選手を尊敬してきました」と、15歳の山本は話した。「でも、彼はここ数年はほとんど試合に出ていないから、競技プログラムを滑る姿はほとんど見られなくなってしまいました。だから、ここ数年は羽生結弦選手があこがれの選手です」

実際、山本の長い手足やスリムな体のライン、大きなジャンプなどは、彼のアイドルである羽生を連想させるため、日本のメディアは山本を『羽生2世』と呼ぶようになった。だが、このニックネームは、不幸なことに彼に寄せられる期待の大きさも表している。特に、JGPで好成績を上げた(フランス大会とエストニア大会、そしてスペインでのJGPFでいずれも2位)昨季以降、期待は高まるばかりだ。

彼があこがれる羽生は、ジャンプやスピン、スケーティングスキルなど、シングルスケートのすべてのエレメンツにおいて今の男子で最高の評価を受けているが、山本も羽生のような万能型のオールラウンドなスケーターになることを目指しているという。
「すべてにバランスのとれたスケーターとして、認めてもらえるようになりたいです」そう語る山本は、生まれは大阪だが、今は名古屋を本拠地にしている。「僕のことをスケーティングスキルがいいと言ってくれる人もいれば、ジャンプの質が高いと言ってくれる人もいます。きっと僕には特別強い武器はないけれど、そのかわりバランスが取れているんだろうと思います」

そうは言いつつも、今季の課題はジャンプのレパートリーを強化することだという。昨季から入れ始めた3Aを安定させることを目指し、さらに4Tをプログラムに入れる予定だ。
「今季はフリーで4Tに1回、チャレンジしたいと思っています。そして、SPとフリーの両方で3Aを完ぺきに降りられるようにしたいです。なんと言ってもジャンプは一番大きな得点源ですから、今はジャンプを最優先しています。最初の試合でクワドをしっかり決めることも目標です」

山本は、今月はじめに滋賀で開催された『サマー・カップ』という地方大会で、今季をスタートさせている。この大会では4Tで転倒、フリーでは3Aが2本ともヌケてしまった。優勝は果たしたものの、194.56という得点と演技そのもののには「くやしい」気持ちを抱いたという。
「ジャンプではミスしてしまったし、表現面にしっかり注意を払うこともできませんでした。スピンもいつもより悪かったし。でもその一方で、これほど多くの課題が見つかってよかったと思います。国際大会が始まるまでに、その課題に1つ1つ取り組んでいきたいです」

ジャンプ以外にも、試合中に振付をしっかりおこなうよう心がけることの大切さがわかったという。
「最近の練習ではずっと、振付をしっかり意識できていたんです。でも、この試合ではジャンプに気を取られすぎて、プログラムを表現する意識が抜けてしまいました。それが残念だったし、今後もっと気をつけていかなくちゃならないことだと思っています」

昨季のバルセロナJGPFではSPでジュニアの世界最高点を出したが、今季はそのSPもフリーも、新しいプログラムに変えてきた。新SPはビセンテ・アミーゴ作曲の「ポエタ」。元世界チャンピオンのステファン・ランビエールが2シーズンにわたって使った曲だ。振付は宮本賢二だが、日本スケート連盟主催の強化合宿では、ランビエール本人からアドバイスをもらったという。

「彼からもらった振付と演技についてのアドバイスをしっかり生かしたいです。僕は抑揚のある音楽を解釈するのがあまり得意ではないんですが、このシーズンを通して向上していきたいです」

フリーはチャイコフスキーの「ピアノ協奏曲第1番」。こちらも宮本の振付だ。
「2シーズン前に(ロシアの)マキシム・コフトンがこの曲で滑っていたんです。彼の演技を見て、この音楽は自分に合ってるんじゃないかと思いました。それでこの曲に決めたんです」

今季について聞くと、最大の目標は「世界ジュニアで優勝すること」と答えた。ただし、それは簡単なことではないと思うと、彼ははっきりと口にした。
「先日、アメリカのネイサン・チェン選手がシニアの国内大会に出て、フリーで4回転を2本、そして後半で3Aを降りたんです。シーズン初戦であんなすごい演技をしたということは、今季の彼はすごく強いだろうなと思います。ほかにもいい選手がたくさん出てくるだろうと思うし、自信満々などでは全然ないですね」

偶然にも、来月出場する今季のJGP初戦のアメリカ大会(コロラドスプリングス)で、このチェンと対戦することになる。チェンは昨季の世界ジュニアで4位、山本はわずか1.6点差で3位だったが、自分が有利だとはまったく思わないと山本は言う。
「去年の世界ジュニアでは、僕はフリーで大きなミスがなかったので、銅メダルを取ることができました。でも、ネイサンのほうはSPでもフリーでもミスをしたけれど、僕との得点差はごくわずかだった。だから、安心なんて全くしていられないですね」

チェンと対戦するということは、それだけJGPFに進出するためのポイント獲得が難しくなるかもしれない。だが、山本は、この対戦から何か前向きなことが学べるだろうと期待している。
「彼と対戦することで、僕のスケートの課題がたくさん明らかになるでしょうし、経験も積むことができると思うんです。だから、とてもいいことだと思っています。彼と対戦するためには…いや、“彼に勝つには”って言わなきゃだめですよね…僕は4回転と3Aを完ぺきに降りなきゃならない。ぜひそこに挑んでいきたいです」

山本の今季の目標は世界ジュニアのタイトルだけではない。シニアの全日本選手権で表彰台に乗ることも目指している。ちなみに、昨年の全日本では6位だった。
「来シーズンはシニアに上がりたいと思っています。そして、2018年の平昌五輪に出ることが僕にとって最大の目標です。平昌までの1年1年がとても重要ですし、時間はすごく限られています。今シーズンはまだジュニアですけど、その目標のためにも全日本はシニアで出て、表彰台をねらいたいと思っています」
 
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カテゴリ:山本草太 | 07:26 | comments(12) | trackbacks(0) | - | - |
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