TSLインタビュー:ハビエル・フェルナンデス&安藤美姫

今ごろですけど、The Skating Lesson(TSL)が6月21日付でアップしたハビみきインタビュー動画のほぼ全訳です。

 

TSLでは去年の夏の第1弾に引き続き、1年ぶりの第2弾ハビみきインタです。

TSLのジェニーはもともとハビにお熱で、みきちゃんとの恋愛が明らかになったときにはけっこうヤキモチ焼いていましたwし、デイブにいたっては、じつはみきちゃんの現役時代にはかなり辛辣な記事も書いていたんですけどね、去年のインタの2人のアツアツカップルぶりと、あけっぴろげで率直なコメントに、コロッとハビみきファンになってしまった様子。(虫がいいというか、ミーハーというか^^;)

第2弾の今回は、背景にスヌーピーのぬいぐるみが見えるから、もしかしてみきちゃんの自宅でしょうか? ファンタジー・オン・アイスの最終地の長野に発つ前日という、超多忙な合間をぬっておこなわれたインタのようです。

とにかく長〜いです。そして、相変わらず素人耳で聞き取ったものなので、間違い・誤訳etc があるかもしれないこと、どうぞご了解ください〜。

 

 

TSLインタビュー:ハビエル・フェルナンデス&安藤美姫 第2弾(2016.6.21)


デイブ:新しいインタビューシリーズにようこそ。今回のゲストは世界選手権優勝2回の安藤美姫と、やはり優勝2回の現世界王者ハビエル・フェルナンデスです。ミキとハビ、去年は楽しいおしゃべりをありがとう。またTSLにようこそ。

 

ハビ&ミキ:ありがとう。

 

デイブ:ミキ、いつもあなたのSNSを見せてもらっているけど、インスタを見るとファンからお花をたくさんもらったり、娘さんとディズニー・ワールドに行ったり、とても楽しんでいるようだね。現役に戻りたいと思うことはないの?

 

ミキ:ないわ(あっさり)

 

ジェニ:(笑) ほんの少しも? ボストンでハビの演技を見たりして、自分も氷上に戻りたいと思ったりしない?

 

ミキ:じつは、最近は以前より試合を見るようにはしてるけど、前はあまり見ていなかったの。それでハビに怒られたことがあって。

 

ジェニ:なぜ怒られたの?

 

ハビ:彼女は僕が出ている試合を見てくれないんだ(笑) テレビでもそれ以外(ネットなど)でもね。僕の演技どうだった?って聞くと「あら、見てなかったわ。得点しか見てない」って。

 

ジェニ:見たら緊張するから? それとも大して気にしてないから?(笑)

 

ミキ:気にはしているわ。でも、現役のときも他の選手の演技はあまり見てなかったの。もちろん彼の演技は気になるわ。でも、日本では海外の試合を生中継せず、遅れて放送することが多いからっていう理由もあるの。だからISUのサイトで結果だけ見る。それに……そうよね、「ごめん、見なかった」って言うとハビが怒るから(笑) 少なくともハビの演技は見なきゃダメよねってことで、最近は試合を見るようになったんだけど、とてもおもしろいわ。特に男子の試合はレベルが上がって、みんながクワドを跳ぶようになって。だから以前より試合に興味を持つようになった。女子もアメリカ、ロシア、日本と優秀な選手がいっぱいで、また現役に戻れるような気なんてしないわ。私は終わりよ。

 

ジェニ:インスタを見ると数多くのショーに出ているようだけど、お休みの時間はあるの?

 

ミキ:日本には春から夏にショーがたくさんあって、今私たちはFaOIに出演中で、明日長野に行くところよ。春にはPIWにも出たし、今年はいろいろな都市に行くのを楽しんでいるわ。テレビの仕事もあるし、毎日忙しくしてる。でも、そう、娘とも過ごしているわ。ディズニーランドに行ったりね。娘はほんの少しスケートもするのよ。滑るのが好きみたい。

 

デイブ:前回、ハビは寝坊が多いんだと言っていたよね。試合の間メールをくれないって話もあったよね。このシーズンの間はどうだったの? 何か改善させた?

 

ハビ:(ミキと目を見合わせて)ほら、答えて。

 

ミキ:(ハビに)私が答えるの? なんで!?(笑)

 

ハビ:だってこれは僕への質問じゃない。君に聞いてるんだもん。

 

ミキ:あなたがどう考えているのか知りたいのに。

 

ジェニ:ミキ、あなたが彼にこうしてほしいと思ったことについて、彼は改善した? ハビはちゃんと練習してる?

 

ミキ:ええと、そうねぇ……練習はしっかりしてるわよ。(ハビと目を見合わせて)わからないけど(笑)

 

ハビ:メールの件はどうなの?

 

ジェニ:GPFのときにハビがメールをくれないんだって言っていたわよね?

 

ミキ:正直に言うと、やっとわかってきたの、彼は忙しいんだって。ワールドを連覇したし、スペインでは大忙しだったし。試合後や、ときには練習の合間にもインタビューを受けなきゃならないし。忙しいのはすごくわかるんだけど、でも、時々我慢できなくなっちゃうのよ。だって彼、「おはよう」も言ってこないことがあるのよ。Wifiがなかったとか、疲れてたとか、忙しかったとか理由をつけて。わかるけど、私も女子だから(笑)

 

ハビ:だって、しょっちゅう「おはよう」とか「おやすみ」とかやるの大変なんだもん(笑)

 

ジェニ:だめよ、ハビ。女子は朝一番に「おはよう」、1日の最後に「おやすみ」を言ってもらわなくちゃならないものなのよ(笑)

 

デイブ:そうだよ、たまには言ってあげないと。

 

ジェニ:違うわ、デイブ。毎日よ(笑)

 

ミキ:でも、わかるの。試合が終わった後というのは忙しいわ。でも私、彼に電話をして「おめでとう」と言いたい。ただお話がしたいのよ。

 

ハビ:話してるじゃないか。試合のたびに君が電話してきて、僕らはちゃんと話してるよね。前に「ちゃんと話をしてよ」って言われたから、「わかった」って言ってさ。

 

ジェニ:それはミキにとって満足できる会話なの? それとも物足りないの?(*このへん、TSLのジェニーはハビとミキがやり合っているのを完全に楽しんでいますw)

 

ミキ:彼に電話してほしいと思ってるわけじゃないの。試合の後、彼は私のメールに返事をくれるわ。だから私から電話して「おめでとう」って言おうとすると、彼はファン対応で忙しいからって。それはすばらしいことよ。私にも素敵なファンがいて、その方たちとおしゃべりしたり、ファンミーティングみたいにちょっとお茶を飲んだりすることもあるし。でも、だったらファンミが終わってから電話をしてくれたらいいのに、絶対かけてこないのよ。

 

ジェニ:ハビ、それはよくないわ。女子には電話をかけなおすべきよ。

 

ミキ:でも、いいの。彼の言動はいつもすばらしいし、リスペクトしているわ。

 

デイブ:ハビ、今シーズンはすばらしいシーズンだったよね。GPSは2試合とも優勝、GPFでもいい演技をした。だけどGPFでは、世界最高点を出した羽生と競い合わなくてはならなかった。GPFの後はどんな点に取り組んだ?

 

ハビ:GPFの後、ちょっとブライアンと話をしたんだ。あのままのプログラム構成では、もしユヅルがクリーンな演技をしたら彼に勝つことは絶対に不可能だったから。だから難度を高めるためにSPにクワドを、フリーに3Aを1本ずつ追加することにしたんだ。ユヅはシーズンのはじめに一段階高いレベルにジャンプアップした。だから僕も同じ場所にとどまっているわけにはいかなかった。彼についていくためには、僕もプログラムに手を加えなくてはならなかったんだ。

 

ジェニ:ユーロでは2位に60点もの大差をつけて優勝したけど、そういう状況と、羽生のような実力が伯仲しているライバルがいるのと、どちらが試合しやすいもの?

 

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カテゴリ:ハビエル・フェルナンデス | 17:00 | comments(16) | trackbacks(0) | - | - |
ハビエル・フェルナンデス ユーロ後インタビュー @ Absolute Skating
ヨーロッパ選手権でみごと3連覇を果たして、歴史に名をきざんだハビちゃん。
最近はナムくんとサイドバイサイド・トリプルアクセルを跳んだり、新しいスポンサーがついたりと、世界選手権に向けていい状態をキープしつつある様子。
そんなハビエル・フェルナンデス選手のインタビューが、2月27日付でAbsolute Skatingにアップされました。ヨーロッパ選手権のエキシビション後に、会場のミックスゾーン(記者会見エリア)でおこなわれたインタビューのようです。
思わぬ不調に見舞われたユーロでのフリー、今後の目標や羽生くんとの練習の様子、そして安藤美姫ちゃんのことまで、たっぷり話してくれています。
(かなり長いインタビューですが、ずっとミックスゾーンに立ったまま話したんでしょうか? 気前がいいですね〜。と同時に、とても充実した前向きな気持ちだったんだろうなあと思います)

元記事はこちら→Javier Fernandez: "It was the toughest competition I've ever had



ハビエル・フェルナンデス「今までで最もタフな試合だった」

自分の実績について語るときは、浮つくことなく落ち着いた様子で。自分のミスについて語るときは、とても厳粛な表情で。未来のプランを語るときは決意の強さを見せ、そして恋人について語るときは、きらきらと目を輝かせる。今やヨーロッパ選手権3連覇の王者となったハビエル・フェルナンデスだが、私が彼の最初の試合で初めて会ったときの誠実さ、気さくさ、品のよさは今でも同じだ
ストックホルムで開催された2015年ヨーロッパ選手権。エキシビション後、ミックスゾーンのまわりで会場の解体が着々と進む中で、彼はAbsolute Skatingの質問に熱心に答えてくれた。


Q:ユーロ3連覇を達成したスケーターはごくわずかですよね。アレクセイ・ヤグディンとエフゲニー・プルシェンコでさえなしえなかった。あなたが達成できたのにはどんな秘訣があったんでしょう?

ハビ:秘訣なんてないと思いますよ。ヤグディンとプルシェンコは、このフィギュアというスポーツに多大な貢献をしたすばらしいスケーターですが、2人はいつも競い合っていました。2人ともトップ中のトップでした。だから、どちらかが続けて3度勝つことは不可能だったんです。秘訣なんてないと断言できますよ。すべての練習とすべての試合で努力してベストをつくすこと、それだけです。
このストックホルムでのユーロは、男子――ほとんどの男子――にとって楽な試合ではなかったですが、それでもみんなすごくがんばりました。3つ目の金メダルを手にできて、とてもうれしいです。達成した選手の一員として名を連ねることは、僕にとって大きな目標でしたから。困難はあったけれど、手にすることができました。

Q:前回の2回に比べて、今回の勝利は難しいものだったのでしょうか?

ハビ:それほど大変ということはなかったです。3連覇は目指してはいましたが、もし達成できなくても、それですべて終わり、なんてことはないですからね。もちろん緊張感はあったけれど、達成できないことをそんなに恐れてはいなかったんです。ストックホルムに来る前にはとても充実した練習ができていましたし、ここに来てからも公式練習やウォームアップではすごく好調でした。
ところが、試合本番になるとちょっぴり不安定になってしまった。いつも以上に自分のやるべきことに気をくばり、プログラムに集中しなくてはなりませんでした。これはすごく大変なことだし、それができるようになるには多大な努力が必要です。もっと練習しなくちゃいけませんね。

Q:フリー演技後、とても疲れたと言っていましたよね。なぜそんなに疲労したのか、理由はわかりましたか?

ハビ:それがわからないんですよ。ショートではそれほど疲れませんでした。公式練習でフリーの曲かけをしたときも、まあまあ好調でした。ところが、フリーの日になったら、なぜか全然違ったんです。理由はわかりません。観客が増えて、空気がちょっと乾いていたためなのか、よくわからないんですが。ホテルに戻ったとき、喉がものすごく乾いていました。
でも、こんなこと言うと言い訳みたいに聞こえますよね? 空気が乾いていたって、いい演技はできるんですから! だから、たぶんそのせいではないんでしょう。でも、今まで経験した中で最もタフな試合だったことは確かです。プログラムを滑りきるのがとても苦しかった。練習では楽にできていたんですが、試合本番ではとてもきつかったです。

Q:あなたは最終グループの1番滑走だったから、いわゆるgreen room(控室)でほかの選手の結果をずっと待っていなくてはなりませんでしたね。そのとき、どんな気持ちでしたか? 顔色が悪く、ぴりぴりした表情に見えましたが?

ハビ:楽しいこともありましたよ。ほかの選手と一緒に座って、自分たちの演技や、モニターで見ている選手の演技について、あれこれコメントしたりするのは楽しかったです。でも…ずっとカメラに映されていたから、その間何をしたらいいのか、どんな顔をしていればいいのか、とまどってしまいました。だって、ある選手がいい演技をしたら、うまくいってよかったね、と思うと同時に「ああ、僕より上だ!」って思ってしまうから。逆にある選手がミスを繰り返したとしても、嬉しい顔なんてできません。スポーツマンシップに反しますからね!
僕らはみんな友達だから、グリーンルームでどうふるまったらいいのか、困ってしまいました。他のスポーツではうまくいくのかもしれないけど、フィギュアでは選手同士が親密ですからね。でも、いい面はあるんだと思います。人々が暫定1位の選手のリアクションを楽しんだり、選手たちが待機している様子を見ることができますから。だから、いいアイディアなんじゃないかな。



Q:今までの試合ではどこで待機していたんですか?

ハビ:ふつうは自分の演技を終えると、ミックスゾーンに行ってインタビューに答えることになっています。だから、ほかの選手の演技を見ることができないんです。いい演技をしたのかどうかさえわかりません。その点がグリーンルームのいい点なんだと思います。選手がほかの選手の演技を見ることができますからね。
 
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カテゴリ:ハビエル・フェルナンデス | 14:02 | comments(6) | trackbacks(0) | - | - |
ハビエルの新SP衣装はオーサーのおさがり、という記事(笑)
スケート・カナダ直前に欠場になってしまったバルデさん(一説によると脳しんとうだとか><…大事ないことを祈ります)をはじめ、ここへきて怪我による欠場があいついでいるGPSですが、そんなときにも元気いっぱいなのがハビちゃんです。


ハロウィーンの扮装でスケカナの選手登録にやってきたハビ、らしいです。オズモンドちゃんの真似のつもりなんでしょうけど…全然違ってるぞw そしてよく見るとアンダーは赤のDKNY…///

そんなハビちゃんの記事…というよりハビのSP衣装についての記事が出ました。ライターは先日アップしたゆづ&オーサーの記事を書いていたベバリー・スミスさん。
ゆづ記事のときもそうでしたが、ベバリーさんって非常にノリノリな文章を書く方で、かなり訳しにくいのですが、記事の雰囲気だけでも伝わりましたら幸いです。

元記事はこちら→JAVIER FERNANDEZ HAS BEEN THERE, DONE THAT, BOUGHT THE T-SHIRT

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「ハビエル・フェルナンデスはいろいろ経験ずみ」
【↑なんか意味深なタイトルに思えますが、原題は"been there, done that, bought the T-shirt"(いろいろわかってる、もう経験したから興味ない)というイディオムをもじったもので、単にTシャツにひっかけているだけかと思われます】

ハビエル・フェルナンデスにとって、スケート・カナダはいい思い出の多い大会だ。

初めて出場した2011-12シーズンの大会(オンタリオ州ミシサーガで開催)は、彼がブライアン・オーサーと一緒に出た初めての大会でもあった。彼はここで忘れられない印象を残した。対戦相手たちに技術力の高さを見せつけ、おまけ的な存在から第一人者へと変身をとげた。スペイン出身の選手が、世界最高記録保持者のパトリック・チャンと、あの洗練された高橋大輔を負かすなんてことがあるだろうか?

でも、それは確かに彼がショートプログラムでやったことだった。SPでクリーンな4回転を降りたのはフェルナンデスただ1人だった。総合ではそれまでのパーソナルベストを約30点も更新して、銀メダルを獲得。彼はそのシーズン、一躍「新たな顔」「話題の人」となって、グランプリ・ファイルナルに初出場を果たした。

そのシーズンからデビッド・ウィルソンとジェフリー・バトルがフェルナンデスの振付を担当することになったのだが、その年、2人には衣装デザインまで考える時間がなかった。そこでオーサーが力を貸さざるを得なくなった。
だが、オーサーは衣装デザインなどやったことがない。フリーの衣装についてはペトラ・ブルカ(元カナダ選手のコーチ・解説者)の協力を得ることができたが、SP衣装のほうはそうはいかない。
オーサーはある晩、ベッドで寝ながら見ていた「So You Think You Can Dance」(FOXで放送されているダンスオーディション番組。邦題『アメリアン・ダンスアイドル』)という番組を見ていて、ある衣装が気に入り、スナップ写真を撮った。そこからフェルナンデスのSP衣装が生まれたのだ。

このフェルナンデスの姿を見て、現役選手だった若いころのオーサーによく似ていると、多くの人が思った。体つきも、髪型も、頭の動かし方もそっくりだった。

そして、これはその後も続いている。それ以来、オーサーはフェルナンデスの衣装をすべてデザインしているのだ。
今週ケロウナで開催される今年のスケート・カナダでもそれは同じだ。フェルナンデスのSPは「ブラック・ベティ」の曲を使ったセクシーなロックのプログラム。この曲はトム・ジョーンズや、ラムジャム、スパイダーベイトなどのカバーで知られているが、オリジナルは火打石銃のことを歌った18世紀の行進曲だったと言われている。
歌詞では「Bam-a-lam」【←銃を撃つ音なんだそうです】が何度もリピートされる。まさにフェルナンデスにぴったりの曲だ。【←ってよくわかりませんがw】

そこでオーサーは、このスペイン出身のカリスマ性たっぷりの教え子に、どんな衣装を合わせればいいのか考えていたのだが、ふと思いついた。オーサーはずっと昔、プロスケーターだった時代に「Black Dog」というセクシーな曲で滑ったことがあった。そのときに着たのが黒いTシャツだった。

昔の衣装ケースを探してみると、それはあった。あの黒いTシャツ。それを見ていると昔の楽しい思い出がたくさんあふれてくる。そして、それはフェルナンデスにぴったりだった。
ただし、意外なことに袖の部分はフェルナンデスにはちょっとゆるすぎた。これにはオーサーもびっくりだった。オーサーが着ていたときには袖はきつすぎるぐらいだったという。きっとこれが自慢のポイントなのだろう。【←何が自慢なのか謎ですが、きっと「僕のほうがたくましい二の腕をしていたんだね。ハビ、君もまだまだだね!」てなところでしょうか?推測ですが…】

それでもフェルナンデスはこのスケカナで、まさしくそのTシャツを着る予定だ。今回もオーサーそっくりに見えることだろう。ただし、フェルナンデスにはフェルナンデスの魅力がある。おおらかで、愛嬌たっぷり、率直な性格で、トロント・クリケット・クラブの女性たち全員を魅了してしまう。そして、初めてヨーロッパ・チャンピオンに輝いたときのように、鳥肌が立つような演技をすることでも知られている。

ソチ五輪ではメダルに手が届くところにいながら、トリプル・サルコウの数え間違いを犯して(4Sをミスしてしまったときに起こる事態だ)5位に終わった。その後、日本で開かれた世界選手権では2つ目の銅メダルを獲得した。それ以来、フェルナンデスは表に出ることなく沈黙してきた。オーサーによると、彼はこれまで以上に練習に熱心に取り組んでおり、調子はとてもいいのだそうだ。

今季のプログラムは2本ともウィルソンの振付だ。【←先日のファンミ報告でも書きましたが、ハビ自身が「アイディアを出したのはウィルソン&オーサー&僕。振付の素案はほとんど僕自身がやった」と言ってました。きっと手直しをウィルソンがしたんだと思いますが、公式には“ウィルソン振付”ってことになるんでしょうかね?】
フリーの曲は「セビリアの理髪師」。まさにパーフェクトな選曲じゃないか? 夏には故郷のスペインで両親や妹のラウラとビーチで過ごしたり、カナダのマスコーカでオーサーのボートを運転させてもらったりしていたが、その後トロントに戻って本格的に練習を再開している。

フェルナンデスはGPS、ヨーロッパ選手権、そして世界選手権で、いずれもスペイン選手として初めてメダルを獲得した選手だ。今季はすでにジャパン・オープンに出場して男子2位となり、チーム・ヨーロッパの優勝に一役買った。

JOでのフェルナンデスのプロトコルを見たオーサーは、あまりにマイナスばかりで、「ひどいプロトコル」だと思ったという。オーサーはJGPに遠征していたため、JOには帯同していなかったのだ。
だがその後、彼の演技をYouTubeで見てみると、なかなかよくやったじゃないかと思ったという。また今回もサルコウを数え間違えてしまった上、スピンでもノーカンを食らってしまった。しかし、オーサーに言わせれば、スピンではすべてのポジションで2回転回りきっていなかっただけであり、修正可能なミスばかりだという。
「PCSの出方を見ると、ジャッジは気に入ってくれたと思うよ」とオーサーは言う。

そういうわけで、フェルナンデスのシーズンは今週、本格的にスタートすることになる。
シーズン前半の終わりには大きなニンジンがぶら下がっている。初めてバルセロナで開かれるGPFだ。故郷スペインのために、フェルナンデスは絶対にそこへたどり着かなくてはならない。おそらくオーサーのTシャツがそれを手助けしてくれることだろう。

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エルモ オーサーの「Black Dog」の衣装ってどんなんや?とYouTubeで探してみたんですが、残念ながら見当たらず。そこでオーサーの公式サイトの"Black Dog"の欄を見てみると、衣装の説明にこうありました。

「パンツは後ろがテカテカの革、前がスエードの黒い革パンツ。上着はパンツに合わせたぴっちりした黒いシャツに、柄つきの紫色のスエードベスト」

うーんと…これ読むと悪い予感しかしないんですが(゚∀゚;) たぶんベストまでは「おさがり」ではないと思われますが、とにかく「ぴっちりした黒T」であることは確かな様子(゚∀゚;) しかも1996年のプログラムってことは18年前の衣装…ええっ?18年前のTシャツをおさがりに!?(゚∀゚;)

 
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カテゴリ:ハビエル・フェルナンデス | 02:37 | comments(10) | trackbacks(0) | - | - |
ハビエル・フェルナンデスくん 第2回ファンミ!
去年、参加者わずか7名という、今考えると贅沢極まりないハビくんファンミに、幸運にも参加させていただいたワタシ…【去年のファンミの簡単レポは→こちら

今年は一気に5倍近い32名の参加者を集めて、きハビエル・フェルナンデス選手 第2回ファンミ―ティングきが堂々開催されました!
主催は
Javierfernandez_japanese_fans」さん(←こちらのFBページで去年のレポや写真をまとめてくださってます)去年と同じく、ハビとの連絡から会場の手配、参加者との連絡まで、ほぼ1人で取り仕切ってくださいました。本当にありがとうございます<(_ _)>
 
じつは私、今年は主催者さんのお手伝いとして通訳をやらせていただくことになりまして。本当は通訳なんてできるような会話力ではないのに、ほんとおこがましい…。去年はただキャーキャーハビハビしていればよかったんですが、今年は参加人数の大幅増もあって開催直前には胃が痛くなっちゃいまして(汗)。
でも、来てくれた
ハビの笑顔を見たら胃痛なんていっぺんに吹き飛んで、パラダイス!なひと時となったのでありました。



というわけで、公式なご報告というわけではないですが、ファンミの間録音していた音声をもとに、ざっとレポをしてみたいと思います。もう参加者の方がツイッターやブログなどでたくさんレポをされていると思うので、新情報はほとんどないと思いますが、会の雰囲気だけでもお伝えできたら幸いです。
 
開催されたのは今年もJapan Open前日の10月3日(金)の夜。じつはハビが指定してきた時刻は夕方だったそうなのですが、彼が公式練習の時間を間違えていたか、時刻を知らされていなかったらしく、当日になって急きょ夜に変更、というハプニング。ハビくん、ものすごーく申し訳ながっていたのだそうです。いやいや、もともと彼の希望でこの日になったとはいえ、こちらこそJO前夜に大変申し訳なかったです…><
でもファンミをとても前向きに考えてくれて、2時間たっぷり最後まで笑顔で接してくれたハビに、一同感謝感謝でした。


ハビ登場!

会場はJOのオフィシャルホテル近くの某お店。時間変更をものともせずに集まった32名は、小学生ぐらいの女の子とお母様、制服姿の女子高生から、ファン歴長そうなベテランファンまで、当然(?)全員女性。
そこへふらりと現れたハビくん! デニムに、あざやかなオレンジの半袖ポロシャツ。胸にラルフローレンの青いロゴ、袖には「3」のマーク。氷上では体が大きく見えるけれど、実際見ると意外に小柄で華奢。でも腕や首まわりはがっしりして、去年よりさらにたくましさを増している感じが。

とびっきりのハビスマイルとともに、「ハーイ!」「ハロー!」と両手をふりながら登場。ほかのお客さんもいる場所なので、みなさん歓声や拍手はひかえめにしてくださっていたものの、ついおさえきれず「ひゃっ!」「うわっ!」「ほわー!」みたいな悲鳴があちこちから。
ちなみに、ヒゲはそんなに目立たなかったです。JOではかなり濃かったですよね。一晩でけっこう伸びるほうなのかも。【←いらん情報w】


はじめのあいさつ、Q&A

まずは、ずらりと取り囲んだファンの中央に立って、自己紹介。
「Hi, everyone! I'm Javier Fernandez. Nice to see you!」
…といったあっさりした感じだったかと。【このときはまだ音声を録音していなかったため記憶が…すみません】ハビの英語はネイティブに近い会話能力だと思うのですが、ものすごいスペイン語なまり。聞き取りにくいこともありますが、相手に合わせてゆっくり話してくれるのでかえって外国人にはわかりやすいと思います。

ここでさっそくQ&Aコーナー。参加者でハビに聞いてみたいことがある方は、あらかじめ質問を紙に書いて袋に入れておき、ハビがその袋から自分で質問を抜いて答えてもらう、という形式です。

で、一番はじめに当たったのが、なんと私が書いてきた質問でした。まさか読んでもらえると思わず、すごく長い質問を書いてきてしまった…時間をとってしまって、ほんとすみません。でも、全部丁寧に答えてくれたハビに感謝です。

Q:新SPの「ブラック・ベティ」はすごくかっこよくてセクシーですね!あなたとスペイン人コーチが2人で振付したと記事で読みましたが、曲を選んだのは誰? 自分で自分のプログラムを振付するのはどうでした? ジャンプ構成はどうなる予定? ノースリーブの革ベストがすごく素敵ですが、衣装は変わるの?【ね、くどすぎますよね。ごめんなさい><】

ハビ:曲を選んだのは、僕とブライアン(オーサー)、そしてデビッド(ウィルソン)…みんなの意見で決まったんだ。プログラムを作ったのはちょうどスペインに帰っているときだったから、スペイン人コーチに見てもらった。振付のほとんどは僕が自分でやったんだ。今まで「スーパーハビ」とかいろんなプログラムを滑ってきて、観客を楽しませる振付なら自分にもできると思ったから。
ジャンプ構成は去年と同じくクワドとアクセルと3-3だけど、内容はもっと楽しいものになってる。去年のSPに似ているけれど、もっとヘビーな感じだね。じつはあれから振付もだいぶ変えたし
【←日本で夏に披露してから、という意味だと思います。CaOIで滑ったのは新バージョンかな?】、衣装も変えることになっているんだ。まだ衣装デザイナーから仕上がってきてないんだけど、色は黒で、シースルー(スケスケ部分)があったり、ところどころ裂け目があったりする。ブライアンが昔着ていた衣装をヒントに作ったものなんだ。

Q:ハビと(羽生)結弦のファンです。2人が同じリンクにいるのは奇跡のようだと思っています。2人の初顔合わせはいつですか?

ハビ:ええと、どこかの試合だったことは確かだ。僕はもうずっとシニアでやっていて、ユヅルはシニアに上がってきたところだった。何かの試合で初めて会ったのは確かだけど、どの国の、どの試合だったかは覚えていないなあ。以前から彼のスケートは楽しみに見ていたんだ、すごく才能のあるスケーターだと思っていたからね。でも初めてちゃんと会って、ちょっと言葉をかわすようになったのは、彼がトロントに来る1年ぐらい前だった。
ブライアンが僕に「羽生がここに来ることになるけど、問題はあるかな?」と聞いてきたのは、ユヅルがトロントにやってくる1〜2か月前だった。スケートは競争だから、新しい選手がやってくるときにはブライアンは必ず聞いてくれるんだ。僕は「いいアイディアだね。 彼がここにやってきて練習するのはすばらしいことだよ」って答えたんだ。


Q:メガネはどこで買ったんですか?

ハビ:今年の夏、日本で「Stars on Ice」のショーに出た後だったかな、スペインに帰っていたときにスペインの店で買ったよ。もう1個質問いこうか?【じつは主催者さんはけっこう時間を気にしていたんですが、ハビは「いいよいいよ〜」という感じでどんどん答えてくれました】
 
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カテゴリ:ハビエル・フェルナンデス | 15:18 | comments(27) | trackbacks(0) | - | - |
ハビエル・フェルナンデスのお気楽インタビュー in ブダペスト

ロシアの男子はやはりプル様に決まりましたが、いろいろあった各国の選考騒動で疲れ切った心に、一服の清涼剤はいかがでしょうか?
というわけで、ヨーロッパ選手権の公式サイトにアップされたハビエルくんのインタビューです。これがなんともいい具合に力の抜けたインタビューで、ハビちゃんのラテン男な魅力と癒しパワーがいかんなく発揮されているんですよ〜。ではエンジョイ!

元記事はこちら→SUPERJAVI USES HIS GOLD WINNING SKATES IN SOCHI AS WELL



「スーパーハビ、ユーロで金メダルを取ったスケート靴でソチにのぞむ」

日曜日の朝、3人のスペイン人と3人のハンガリー人が、1台の車に乗って出かけた。スペイン人の1人は、ヨーロッパチャンピオンのハビエル・フェルナンデス。同じくスペインの女子選手で、フェルナンデスと仲良しのソニア・ラフエンテも一緒だ。私たちはこの美しい都市ブダペストを観光してもらいながら、この1週間のことやこの街の印象、彼の個人的なことなどを聞きたいと考えていた。
その日は小雨模様で、屋外リンクでスケートするにはあまりいい日ではなかったが、ハビエルはこのツアーを楽しんでくれた。ただし、前夜の疲れから少々眠たそうではあったが。
ツアーに同行したのは他にスペイン人ボランティア、カメラマン2人、それに運転手だった。

Q:ヨーロッパ選手権に出場したこの1週間はどんな印象でしたか? 金メダルに輝いたこと以外に、何かご感想は?

ハビエル:僕にとってすごくいい1週間だったよ。金メダル以外で最高だったのは、お客さんだ。熱心に応援してくれたし、スペイン人のファンもたくさん来ていた。大会前は緊張していて、それを克服できたことは個人的にもうれしかった。それを含めて、すべてが完ぺきだったよ。



Q:2年前にシェフィールドで行われた2012年ヨーロッパ選手権と比べてどうでしたか? あの時は緊張してうまく演技できなかったんですよね。でも、今回は緊張を乗り越えて、ショートもフリーもいい演技ができましたね。何か練習方法を変えたのでしょうか? フィジカルだけでなくメンタルな面でも?

ハビエル:うまくいく試合もあれば、そうはいかない試合もある。シェフィールドのときは、スケジュールにもリンクの氷にも最後まで慣れることができなくて、悲惨な出来になってしまった。でも僕は、過去の悪い試合のことは忘れるようにしているんだ。いつまでも覚えていたら、次の試合ではもっと悪くなってしまうからね。過去のことは忘れて、ただ前へ進むようにしているよ。

Q:昨日(土曜日)はあなたの両親がスペイン人ファン全員を招いて、金メダルを祝ってシャンパンで乾杯したんですよね。なるほど、スペイン人の選手とファンとジャーナリストは、ほかの国とは違う関係で結ばれているというのは本当だったんですね。なぜなんでしょう?

ハビエル:それが僕らの性格だからだと思うよ。僕らはほかの国の人々よりオープンで、何かパーティーがあればすぐ参加してしまうんだ。それに僕らはみんな知り合いだからね。スペインではフィギュア選手やファンはそう多くないし、誰か新しい人が入ってきたら、元からいたファンが僕らに紹介してくれる。そうやってみんな家族みたいになるんだ。もし僕がスペイン人じゃなかったら、こんな性格ではなかっただろうな。

Q:「英雄広場」に着きました。あなたはエキシビションで「スーパー・ハビ」、スペイン国旗の色をまとった正義の英雄を演じていますよね。自分が英雄だと思う点はありますか? あのエキシのプログラムを選んだ理由は?

ハビエル:自分が英雄だなんて全然思わないよ。あのプログラムは自然にあんな形になったんだ。最初は、プログラムの途中で正義のヒーローに変身する予定はなかったんだ。ところが、ボニー・タイラーの「I need a hero」の曲を聴いてから、そう変更することになった。そのときには振付はもうできあがった後だったんだけどね。
「正義のヒーローはどんな衣装を着るべきか?」これについてはたくさんのアイディアが出てきて、ひとつにまとめていった。振付はカート・ブラウニングだけど、顔の表情やナレーションは俳優に指導してもらったんだ。録音スタジオで曲を編集したり僕の声を入れたりするのは、すごく楽しかったな。すばらしい体験だったよ。




Q:あれはあなたの声なんですよね。スペイン人が英語で話す場合、強いスペイン語なまりになることが多いですが、あのナレーションでもそうですよね。わざとなまりを強調したんですか?

ハビエル:あれは僕の自然ななまりだよ。変なのはわかってるけど、あれを気に入ってくれる人が多いからさ。だから僕らは、あれをエキシビションに使ったらおもしろいだろうなって思ったんだ。まあ、もっと練習すればもっときれいな発音になれるんだろうけど、これを変えるつもりは全然ないんだ。僕のアクセントはいろんな人やほかの選手たちによく笑われるけど、でもカワイイって言ってくれるからね。

――ハビエルはヨーロッパで最大の屋外リンクに行き、見物人やカメラマンの前でスピンを回って見せてくれた。

Q:どうでした? 氷の具合はどうです? こういうリンクで試合をしたいとは思いませんか?

ハビエル:とてもよかったよ! 本当に大きいね、びっくりしたよ。こんなリンクが身近にあったらいいだろうな。屋外リンクにしては氷の状態もかなりよかったし。でも、こんなに大きなリンクで試合はしたくないよ(笑)。きっと疲れ果てちゃうだろうから。でもエキシビションにはすごくいいと思うし、練習にもいいだろうね。

――ハビエルはスケート靴を脱いだ。それをカメラマンのトーマスが手にとって眺めている。

ハビエル:近づきすぎないほうがいいよ。死んでしまうよ。

Q:臭い消しに何か使っているんですか?

ハビエル:いいや、何も。それにその靴は使い込んだものだからね。ふだんは1年に1回靴を替えるんだけど、今年は新しい靴になじむことができなかったんだ。それで前に使っていた靴をもう一度使ってみた。そしたら思っていた以上に具合がいいんだ! たぶんソチでもこの靴を使うと思うよ。

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カテゴリ:ハビエル・フェルナンデス | 13:16 | comments(15) | trackbacks(0) | - | - |
ハビエルくんファンミ ちょこっとご報告です^^
以前のハビくん新プロ記事にちょっと書き込んでおりましたが……
先日のJapan Openのときにハビエル・フェルナンデス選手のファンミーティングというのが行われまして、私、幸運にも参加させていただいていたんです!

開催されたのはJO前日の10月4日夜。
JOとはいえ試合。しかもハビくんにとっては大事なオリンピックシーズンの初戦ということで、開催日時がなかなか決まらず、正直難しいかなあと思っていました。ハビくんから4日がベストという意向はいただいていたものの、正式に決まったのは、なんと当日朝。参加できた方わずか7人というごく小規模なファンミになってしまいましたが、主催者の方がハビくんに気を遣いながら丁寧に連絡をとってくださったのと、何よりもハビくん自身がとても前向きに考えてくださったおかげで、とっても温かいフレンドリーな雰囲気の会になりました。



主催者の方「Javierfernandez_japanese_fans」さんが、このファンミのレポや写真をfacebookにあげてくださいました。アカウントさえあればどなたでもご覧になれますので、ぜひどうぞ〜。
レポ(←じつは私、この翻訳をお手伝いさせていただいてます) 写真

詳しくは上のレポをご覧いただくとして、こちらではざっと会の様子だけご報告してみますね。

…そんなわけで、急きょ粗品ですがプレゼントなぞ買い、駆けつけてみると、ハビくんはJOのリハーサルがおしていて、到着が遅れている模様。集まった方々と、「もし来られなかったらファンだけのミーティングにすればいいよね!」などと半ばあきらめかけていたところへ、ふらりと、本当にふらりとさりげなく、ハビエルくん登場!
薄いグレーのプリントが入った白いTシャツに、シルバーのネックレスとブレスレット、黒系デニムというカジュアルめのいでたちに、いつもの人懐っこいハビちゃんスマイル❤ 氷上では大きく見えますが、意外に小柄。でも腕や首はがっしりしていて、よく鍛えられている感じがします。ごく普通にみんなの間に座って、「昨日は時差ボケでよく眠れなくてさあ…」と話し出すあまりの自然さに、思わずファンミであることを忘れそうな私たち一同。

ディナーまでの小一時間で、というごく限られた時間でしたが、新プログラムのこと(フリーはカート・ブラウニング振付という情報がありましたが、やはりショートもフリーもデビッド・ウィルソン振付だそうです)、衣装や新エキシのアイデアのこと、カナダでの生活やガールフレンドのことなど、いろいろ話してくれました。(詳しくは上のレポをご覧ください!)
最初はちょっぴりよそゆきな感じでしたが、すぐにめちゃくちゃ打ち解けて、軽〜いブラックジョークなども飛ばしてくれるように。さすがオーサーが社交的と言うだけあって、人に緊張感を抱かせないフレンドリーさ。それでいて上品で繊細で、さりげなーくまわりに気を遣ってくれる頭のよさ。ほんとに想像していた以上にステキな人でしたよ、ハビくん!



さて、あっという間に時間がきて、1人ずつのプレゼントとサインタイム。手紙やプレゼントを受け取るたびに「Thank you~~!」「今開けていい?」「へえ、何これ?」と子供のように目を輝かせてくれるハビくん。私はスペイン国旗にサインをしていただいたのですが、そばに行くと甘〜い香りがただよってます。「One Million」というコロンを使っているんだそうです。サインの後に「with love ❤」なんて書いてくれましたよ! 時間がおしているにもかかわらず、1人1人に丁寧に対応してくださるハビくんに、本当に感謝の気持ちでいっぱいでした。

最後にハビくんの今季の活躍を一同で祈り(福岡のGPFには「出られるならぜひ出たい」と言ってました)、1人1人軽くハグ(!)してから「ありがとう! バイバーイ!」でお開き、となりました。
後から考えると、もっと競技の話やオリンピックの話、ソチ後のプランなど聞けばよかったなあと後悔しきりでしたが、そんな私たちのゆる〜い質問にも終始とびきりの笑顔で答えくれたハビエルくんに感謝感謝、のひとときとなりました。

どうでもいいことですけど、こぼれ話的なネタをひとつ。ファンミの模様は参加者の方が動画で撮ってくださっていたんですが(残念ながら画像は真っ暗でした…)、音声を聞き直してみると、ハビくん日本語で「なんだろ」って言っているようなんですよ。上のレポにある「たくさんの人と付き合ったり、会話したり…なんだろ、いろんなことをもっとおもしろくしたいんだよ」という箇所。こ、これはもしかすると某リンクメイトさんの口癖がうつったんでしょうかね? その場で聞けなかったのがとても残念だった小ネタでした〜。

多忙なスケジュールの合間をぬって来てくれたハビエルくん、翌日の試合に響いたらどうしようとじつは心配だったんですが、JOではみごとな3クワドで男子トップの好演技!でしたね。今季の活躍、そしてソチオリンピックで夢をかなえられるよう、心からお祈りしています。 



*写真はすべて私撮影です。無断複製・流用はご遠慮願います。
Please don't copy or repost the photos.


JUGEMテーマ:フィギュアスケート
カテゴリ:ハビエル・フェルナンデス | 13:57 | comments(10) | trackbacks(0) | - | - |
インタビュー「ブライアン・オーサー 新しい世代を駆り立てる」その1
さて、もうすぐフィンランディア杯、そしてJapan Openですが、フィン杯に羽生結弦、Japan Openにハビエル・フェルナンデスという、超強力な2人の教え子を出すブライン・オーサーインタビューが、アメリカのフィギュア雑誌『International Figure Skating』10月号に掲載されていました。
かなり長いので、3回に分けてアップしていこうと思っています。ハビ&ゆづ以外の話もたくさん出てきますが、最後までおつきあいいただければうれしいです。ではどーぞ!

 元記事:
 International Figure Skating
 (volume 20, issue 5, October 2013)
 "Brian Orser  Inspiring a New Generation












「ブライアン・オーサー、新しい世代を駆り立てる」その

ブライアン・オーサーは、ごくわずかな者しか手にできないキャリアを築いてきた。五輪銀メダルに輝くこと2回、カナダ男子として初めて世界的な名声を獲得した彼は、現役時代は「ミスター・トリプルアクセル」と呼ばれていた。2010年にはキム・ヨナを五輪金メダリストへと導いたが、今は次の五輪の有望選手である新しい世代を支える立役者となっている――。


 2005年、「トロント・クリケット・スケーティング&カーリング・クラブ」のスケート部長だったトレイシー・ウィルソンが、自分の後を引き継いでくれないかと初めてもちかけてきたとき、ブライアン・オーサーは断ったという。
「そしたらトレイシーは言ったんだ。“じゃあ、あなたと私が一緒にやるなら、考え直してくれるかしら?” 僕は“いいとも”と答えたんだ」オーサーはふりかえって語った。
「もともとは、正式な人が見つかるまで6か月だけ、という契約だったんだよ。ところが僕ら2人とも夢中になってしまってね。当時、僕はオタワに住んでいて、(この仕事を引き受けることは)トロントに戻って、自分の人生や仕事をまるっきり変えなきゃならない、ってことだった。それがすべての始まりさ」

 翌年の夏、韓国のキム・ヨナが、デビッド・ウィルソンにフリーの振付をしてもらうためにトロントにやってきた。彼女はクリケットの雰囲気がとても気に入ってしまい、オーサーをメインコーチとしてトロントにとどまることを決断した。「それで僕もいよいよ本気でやらなきゃいけなくなったのさ」オーサーはそう言って笑う。
 それまで放浪者的なライフスタイルを送ってきたオーサーだが、同じ場所に暮らし続ける生活に、自分でも驚くほど自然に移行できたという。
「17年間、ツアー続きの生活を送ってきたけど、引退後そんな生活に戻りたいと思うことは全然なかったね。親しい友達や家族はみんな、僕がもとの暮らしやスポットライトを浴びる生活が恋しくなるだろうと考えていたけど、今日にいたるまで、戻りたいと思ったことなんて一度もないよ」
「長いことツアー続きの生活を送っていると、マンネリ化しやすいと思うんだよ。華やかなシーンもたくさんあるし、収入もいい。でも、そういう楽な場所に安住してると、人生において前進しにくくなってしまうんだ。自分があの時、変化を決断したこと、そしてここで成功をおさめてきたことに、僕はすごく満足してる。今は毎日がチャレンジでいっぱいだよ」
「今ふりかえってみると、わかるんだ。僕は当時まだツアー生活を楽しんではいたけれど、あのころ人生の岐路に立っていたんだなってね」

 それから7年、この新しい生活がどれだけ価値あることを教えてくれたのか、自分で驚くほどだという。「僕が学んだ中で一番重要なことは、成功を手にするにはたくさんの方法があるんだということ、そして成功というのはメダルを取るだけじゃないってことなんだ。選手はみんな個性ある人間だ。それぞれ何を目指しているのか、どんな力を持っているのか理解すること。それが新しい生徒を受け持つときの、僕のもっとも大切な任務だと思っているよ」
「トレイシーと僕が2人とも学んだことがあるんだ。それは自分たちがある方法をとったからといって、それが唯一の方法とは限らないってこと。人にはそれぞれ違いがある。僕らは選手たちを1人ずつ個別に見て、その子が毎日の練習が楽しくなるにはどんな方法をとればいいのか、そこから考えるんだ」
「どんなレベルであっても、選手たちが何かを達成したささやかな瞬間や、彼らがそんな自分をとても誇らしく思っている様子を見ると、とても勇気づけられるものだよ。僕にとってはそれがとても重要なんだ。そんな努力の先に、たまたま地区大会で勝ったり、夏の試合で優勝したり、オリンピックで金メダルを取ったりできたら、それはすばらしいことなんだ」



バランスを維持すること

 このシーズンを迎えるにあたって、オーサーは新しい選手はとらず、今抱えている教え子に専念することを決断した。トップ選手の教え子にはスペインのハビエル・フェルナンデス、日本の羽生結弦、カナダのナム・ニューエンとその妹のキミー、南アフリカ代表として競技しているミカエラ・デュトワ、ロシアの若いAnna Petsovaなどがいる。
「ふだんのシーズンには、僕は自分に負担をかけすぎてしまうことに気づいたんだ。いつも誰にでもYESと言ってしまうんだよね。でも今年はNOと言えるようになったよ」過去8回カナダ・チャンピオンに輝いたオーサーは言う。「みんなにはオリンピックの後まで辛抱強く待ってもらわなくちゃいけない。今年は毎日、ハビとユヅに多くの時間をかける必要があるし、それができるよう時間を空けなくてはならないからね」

 2人の外国人選手をコーチングしていることは、これまでもカナダメディアの記者の間でよく話題にされてきた。だが、自分の仕事はチャンピオンを育てることであり、どの国の選手でも関係ない、とオーサーは言う。
「僕が直接そういう話をされたことは一度もないな。でも僕はビジネスとして考えているんだ。スペインでも日本でも、どの国の選手でもいい、僕と僕のチームで学びたいという選手がいれば、僕らは両手を広げて歓迎する。カナダ人選手でも同じことさ」
「フランク・キャロルを見てごらんよ。海外の選手であっても、やる気があって自分の目標に向かってがんばる選手なら、彼はいつでも受け入れ続けてきた。それでも、ナムというカナダのトップ選手をコーチングできるのはうれしいけどね」

 生徒にはどのくらい厳しく指導するのかと聞くと、ちょうどいいバランスを発見したんだよ、とオーサーは言った。「僕はすごくものわかりのいいほうだと思うけど、子守をしてるわけじゃないんでね。僕は彼らが目標を立てる手助けをするんだ。まず長期的な目標があったとしたら、僕がそれを小さな目標、週単位の目標、その日の目標に分解してあげるんだよ」オーサーは笑いながら言う。「もっと差し迫った状況にあるときには、選手と一緒に腰を落ち着けて、目標達成のために何をしなくてはならないか、日々相談していく。生徒たちが毎日調子を維持し、やる気を保てるよう、考えているんだ」
 試合の結果については、教え子たちに対して率直に気持ちをぶつけるほうだという。「結果について僕がどんな反応をするかは、そこに至るまでのプロセスがどうであったかによるんだ。もし選手がやれることをやらなかったり、目標からブレたり、努力不足だったりした場合は、僕はきわめて率直に彼らに言うね」
「でも同時に、彼らが好調を取り戻せるよう手伝ってやりたいんだ。確かに僕もがっかりするけど、彼らはもっとがっかりしているんだからね、そっちのほうが肝心だ。なぜミスが起きたのか、よくするには何が必要なのか、選手と一緒に検証する。それから、彼らに言うんだ。“じゃあ前に進もう、一緒にやり抜こう”ってね」
 
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