もうだいぶ息切れしてきましたので、連続更新も今日までになると思います(^_^;)…が…これだけはどうしても…
織田くん、自己最高点での優勝、おめでとうございます!
これが正式なPBになるかどうかは、すみません把握していないんですが、SP・FSともクワドを完璧に決め、笑顔はじける、躍動感あふれるすばらしい演技でした!
ざっとですが、Icenetworkに9月28日付でアップされたネーベルホルン杯男子フリーについての記事です。
元記事はこちら→
Oda crowned 'King of the B's' at Nebelhorn
「織田、ネーベルで“B級大会の王”に」
ブラウンはシニアの国際大会デビュー戦で銀メダル、怪我が癒えたテンが銅メダル
織田信成はオーベルストドルフを国外での拠点にすることを検討したほうがいい。
26歳の織田は、ロッシーニのオペラ「ウィリアム・テル」を使ったフリーで175.64点をマークし、みごとに3度目のネーベルホルン杯優勝を飾った。総合262.98点は、彼の国際戦の最高点を大きく塗りかえる得点だ。
フリーの冒頭では、多くのジャッジがGOE+2をつけたすばらしい4T-3Tを決めた。ショートでもフリーでも、クリーンな4回転を跳んだ選手は織田だけだった。その後、2本の3Aを含む7つの3回転ジャンプをミスなく跳び、快活なステップと切れのいいスピンを次々と決めていった。この演技にジャッジは高評価を与え、多くのエレメントでGOE+3を連発した。
「この曲を選んでくれたのは、振付をしてくれたローリー・ニコルです。僕もとても気に入っています」織田はそうコメントした。「シーズンのいいスタートになりました。他の選手にこんなに大差をつけて優勝したことは今までなかったし、これほど得点が出たのも初めてでした」
「4回転を降りて、ほっとしました。その後、ほかのジャンプもうまくいきました」さらに、シーズン後半には3Tを4Tにしていく予定です、とつけ加えた。
織田は、3回のネーベルホルン杯優勝(2008、2012、2013年)に加えて、昨シーズンこのオーベルストドルフで開かれたバヴァリアン・オープンでも優勝し、すっかり「B級大会の王」になっている。今後の課題は、このB級大会での成功をGPSと全日本選手権に移しかえていくことだ。2011年以降、彼は世界選手権の日本代表の座を逃しているからだ。
「今度はグランプリ・シリーズでいい演技ができなくてはならない。そのためにしっかり練習していきたいと思います。日本にはいい選手がたくさんいて、全員が僕のライバルです。僕の最終目標は、もちろんオリンピックの代表に選ばれることです」
世界ジュニアで2度メダルを取った18歳の
ジェイソン・ブラウンは、華々しいシニアの国際デビューを飾った。フリーは149.02、総合228.43で銀メダルに輝いた。
フリーの曲は「リバーダンス」。まず2Aで体をあたため、次に質のいい3A-3Tのコンビネーションを決めた。2本目のトリプル・アクセルは着氷が前のめりになり両足着氷、ダウングレードを取られた。
このほか、3T-1Lo-3Sのシークエンスを含む5つの3回転ジャンプを成功。2つ目の3Lzは片手を上にあげる「タノスタイル」で跳んだ。ステップでは独特の魅力を放ち、複数のジャッジがGOE+3をつけた。
「今、シニアで戦えて、わくわくしています。とてもいいデビュー戦になりました」最近、コーチのコーリ・アデと共にコロラドに移ったブラウンは、そう語った。「このまま向上していけたらいいなと思います。これからも前進していきたいです」
フリーの振付はローヒーン・ウォード。自分のプログラムについて、ブラウンは次のように言った。
「僕にはアイルランド系の祖先はいないけれど、アイルランドの文化や音楽は大好きなんです。だからリバーダンスを選びました」
カナダの
ジェレミー・テンは、フリーでは5位だったが、総合205.56で3位を守り、銅メダルを獲得した。
冒頭の3Aでは転倒したものの、残る6つの3回転をほぼミスなく決めた。
「今回は緊張をうまくコントロールすることができました。数年間、怪我ばかりしていたので、復帰することができて嬉しいです。僕にとってすばらしい大会になりました。おかげで自信をつけることができました」
「コーチで振付師でもあるジョアン・マクロードが、アンドリュー・ロイド・ウェバーが作曲した、この忘れられた曲「Variations」を見つけてきてくれたんです。車を運転して家に帰る途中、この曲を初めて聞いてみました。すぐにとても気に入りました。それで、フリーに使おうとコーチと決めたんです」
テンは2011年に足首の手術を受けるなど、数回の怪我に苦しんできた。
「そんな苦しみも、もう過去のものという気がしています。今、人生で一番いい体調です。僕を支えてくれるチームのみんなもいるし、体調を維持するためのスケジュールもできています」
ロシアの元ペア選手アルトゥール・ドミトリエフの息子である
アルトゥール・ドミトリエフ・ジュニアは、201.74で4位だった。フリーはフィリップ・キャンデロロの有名なプログラム「ダルタニアン」に似たプログラムで、あの剣さばきも入っていた。(キャンデロロは1998年五輪でこれを滑り銅メダルを獲得したほか、世界中の100以上のショーでこのプログラムを滑っている)だが、キャンデロロの芸術性には欠けるものの、ジャンプが不安定という部分はキャンデロロと共通していた。
イスラエルの
オレクシイ・ビチェンコは、アメリカのニュージャージー州ハッケンサックでクレイグ・モウリーツィのコーチングを受けているが、総合197.46で5位だった。男子の五輪枠を争う国の選手のうち、彼が最上位だった。ルーマニアの
ゾルタン・ケレメンは194.08で6位。やはりソチの枠を勝ちとった。
この2人のほか、次の4人が五輪枠を獲得している:
マイケル・クリスチャン・マルティネス(フィリピン)、
ブレンダン・ケリー(オーストラリア)、
ヤコブ・ゴドロツァ(ウクライナ)、
ポール・ボニファシオ・パーキンソン(イタリア)
補欠第1位はポーランド。ブラジルの
ルイス・マネッラはフリー4位だったが、ショートの出遅れが響いてブラジルは補欠第2位となってしまった。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 記事のタイトルが「B級大会の王」って、ナニゲにひどいんですが(^_^;)…まあ、この好調をぜひ今後のビッグマッチに生かしてほしいっていう、エールですねこれは!
ドミトリエフとキャンデロロについてもちょっぴり辛口だし、けっこう海外の記事って皮肉をきかせること多いんですよね。
早速動画をアップしてくださった皆さま、ありがとうございます。上位3人と表彰式、そして織田くんのエキシの動画だけ貼りつけさせていただきます。