引退・高橋大輔へのメッセージ
大ちゃん、とうとう引退を表明されましたね。

 2000days FBより

私は大ちゃんの超熱烈なファンというわけではないですが、バンクーバーイヤーから男子フィギュアにどっぷりとハマるようになった私にとって、大ちゃんはいつもそこにいて当然の、いわば幼なじみとか、古い友達とか、モト彼(失礼!w)みたいな存在でした。
試合がどうとか、成績やメダルがどうとか、そういうのとは別なところで、今なんだかすごく喪失感…。引退はたぶんくるだろうなと思っていたのに、なんでしょうね。実際こられちゃうとけっこうこたえるものがあります。
でも、会見での大ちゃんは終始とってもいい笑顔でしたね。くだらない質問が飛んでも、ふわふわときれいな笑顔で誠実に答えてました。彼の心中は彼にしかわかりませんが、今は引退おめでとう!お疲れ様でした!と言いたいです。

・会見ノーカット動画(日テレNEWS24)→高橋大輔選手 引退表明会見をノーカットで
・記者会見ほぼ全文(毎日新聞・芳賀竜也記者)→「許してほしい」…高橋の引退会見詳報

【追記】↑この動画と記事がどちらもリンク切れしてました(涙)ので、今見られるものをリンクさせていただきます。
 ・「いいことも悪いこともいい思い出」高橋大輔 引退会見一問一答 →Sportsnavi
 ・ 引退会見テレビ生中継 →動画1 動画2

この大ちゃんの引退に対して、海外のスケーターやスケート関係者から続々とメッセージが寄せられています。拾えるものだけ拾ってみましたので、訳をつけてまとめてみたいと思います。
どれも尊敬とあたたかい気持ちにあふれたメッセージばかりですが、特にミーシャのがアツいです! 愛ですね愛!(;_;)

  ジョニー・ウィアー「高橋大輔、あなたの素晴らしいキャリアと美しい芸術をありがとう。次の新しい章に祝福を、そして黄金の幸運があらんことを!❤」

 
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I was never afraid to say that even competing with you, I cheered for you! Good luck in your next career! Skating world will miss a huge figure and personality!

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トマシュ・ベルネル「いつも遠慮なく口にしてきたことだけど、あなたと競っている時でさえ、僕はあなたを応援していたよ!次のキャリアの幸運を祈ります!スケート界にとってあなたは偉大な存在であり偉大な人間でした!」

 
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Daisuke you have been a huge role model for my skating career and I've met you twice in my lifetime and I wish there were more times but it was great to meet you for a while!! Thank you so much for inspiring me and good luck in your blessed future!! @d1sk_t

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ナム・ニューエン「大輔、あなたは僕のスケートのキャリアにとって偉大なお手本でした。あなたには2回しか会ったことがなくて、もっとたくさん会えていたらと思うけれど、2回だけでも会えてとても嬉しかったです!! 僕の励みになってくれてありがとう。あなたの輝かしい未来を祈っています!!」


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カテゴリ:高橋大輔 | 10:42 | comments(8) | trackbacks(0) | - | - |
高橋大輔 新エキシI'm Kissing Youを妄想で語る♪【追記あり・カザフ動画】
今日は独り言です。ポエム成分多めです。たいした意味もない記事になってしまうと思いますが、ここのところずっと気になっていたことなので。(なので、不快に思われる方はどうかスルーしてくださいね!)

そう、大輔さんが先日臨スポ(臨海スポーツセンター目標達成御礼フェスティバル)で披露した新エキシ「I'm Kissin You」のことです。この選曲を聞いたときから、私はずっと不思議に思っていました。なぜこの曲なんだろう。意図は何なのだろう、と。2007-08年に演じたロミオを、7年たってもう一度演じようというのかしら?



そして…たぶんフィギュアファンならほとんどの人が、羽生くんの2シーズン前のフリー「ロミオとジュリエット」を思い出してしまうと思うんです。ミシェル・クワンや、大輔さん自身が口にした中庭健介さんなど多くのスケーターが使ってきた曲だし、羽生くんの場合はメドレーの中の1曲でしかありません。でも、羽生くんのファンなら彼があのプログラムにすごく強い思い入れを持っていることを知っていますし、特にファンではない人だって、あの強烈な印象を残したニースワールドの記憶がまだ鮮明なはず。実際、北米系のフォーラムで、「この曲といえばミシェルと羽生を思い出す」と書いている人がいました。そんな“リスク”を犯して、なぜ大輔さんはこの曲をソチ五輪後初のプログラムに選んだのだろうと。

中庭くんの曲」という言葉には、もしかするとほんのちょっぴり羽生くんへの対抗意識のようなものがあるのかしら? それとも、大輔さんにとってそれは“リスク”なんかではまったくなく、ただ純粋にこの曲で滑りたかったのでしょうか。とにかく、大輔さんの意図が知りたくて、ここのところすごく気になっていたんです。

実際に臨スポで演技を見た方は、ディカプリオのロミオを演じるというより、純粋にこの曲を表現するプログラムだったとおっしゃっている方が多いようですね。私も実際に演技を見ればちょっとはわかってくることもあるかもしれないと思い、今日から始まるデニス・テンのショーで演じてくれないかなと、すごく楽しみにしているんですが。(そもそも、このショーのテレビ放映情報が全然入ってこないので、ストリームや動画で見れるかどうか怪しいんですが!)

でもその前に、昨日のニュース番組でこの「I'm Kissin You」の演技をほんの少し、断片だけですが見ることができました。(動画主さま、さっそくありがとうございます。大輔さんの演技は0:35あたりから)



これは…やっぱりロミオではなさそうかな? 少なくとも一般的なロミオ像を演じているわけではないような気がします。なぜなら、ここで演じられているのは「恋い焦がれ、恋に苦しむ中世の若者」ではなく、「葛藤をかかえた現代の大人の男」のようだから。

そこで、この曲の歌詞を男性の言葉で訳してみました。自己流なのでネットなどに出回っている訳詞とは違う部分もあるかもしれませんが、そのへんはどうかご容赦ください。


"I'm Kissing You"

Pride can stand a thousand trials
The strong will never fall
But watching stars without you
My soul cries


プライドは千もの試練に耐え
強い意志はけっして倒れはしない
でも、あなたなしで、たった1人星空を見つめていると
僕の魂は泣いてしまうんだ


Heaving heart is full of pain
Oooh, oooh, the aching
'Cause I'm kissing you, oooh
I'm kissing you, oooh


高鳴る胸が苦しくてしかたがない
ああ、そうだ、この痛み
だって僕は今、君に口づけしているから
君に口づけしているから


Touch me deep, pure and true
Gift to me forever
'Cause I'm kissing you, oooh
I'm kissing you, oooh


僕に触れてくれ、深く、純粋に、心の底から
永遠に僕のものになってくれ
だって僕は今、君に口づけしているから
君に口づけしているから


Where are you now
Where are you now
'Cause I'm kissing you
I'm kissing you, oooh
 

君は今どこにいるの
君は今どこにいるの
だって僕は今、君に口づけしている
君に口づけしている



冒頭の「プライドは千もの試練に耐え、強い意志はけっして倒れはしない」…これ、まるで大輔さん自身を表しているみたいじゃないですか? もちろん大輔さんだけでなく、トップ選手はみんなプライドと強い意志を持って戦っているんだと思いますが、その後の「涙」「苦しみ」「痛み」。
キャリアを終えるかどうかという大切な時期に、次々と不運や不調が重なって、不本意で苦しい自分。プライドはある。ちょっとやそっとじゃ倒されない意志の力もある。それでも愛するスケートから手を放したくない。求め続けていたい。だからこそ、大輔さんはこの曲を選んだのかもしれないな、と。

…これ以上妄想でポエムってもしょうがないですね!(汗)
大輔さんの意図は大輔さんにしかわからないですし。いつか自分の目でこのプログラムが見られる日まで、ああでもないこうでもないと妄想し続けることになりそうです。いや、もしかすると演技を見ても永遠にわからないのかもしれないけど…。


【追記
デニスショーでの大輔さんの「I'm Kissing You」の動画を撮影・アップしてくださった方々がいらっしゃいました! すばらしい画質とアングル! 動画主さま方、どうもありがとうございます<(_ _)>





早速リピートさせていただいて思ったのは…これはやはりロミオではないんだな、ということ。そうではなく、高橋大輔という人そのものなんだなあと。
そして、臨スポでは「色気ダダ漏れ」という感想が多かったようですが、私はもっと内面的な演技のように感じました。人を誘いこむ色気よりも、人を(あるいは何かを?)求めずにはいられない「孤独」というか…。
羽生くんのロミジュリとはまったく別物だと感じました。どちらが上とか、どちらが優れているとかではなく、表現したいもの、演技の方向…すべてが違うもの。
まだ若干滑り込みが足りない気もしますが、動きの美しさとこの存在感はさすがですね。これからショーのたびにどう深みを増してくるのか、楽しみにしたいと思います。


【追々記】
デニスショー2日目の大輔さん「I'm Kissing You」のリンクです(動画主さん、ありがとう〜)→
格段に力強さとキレを増して、初日とはまったく違う印象ですね! 1日でここまで持ってくるとは、う〜ん、さすがだわ。
 
カテゴリ:高橋大輔 | 05:31 | comments(54) | trackbacks(0) | - | - |
高橋大輔 CNN "Human to Hero" に登場!
"My name is Daisuke Takahashi. I'm 27 years old. I'm a figure skater from Kurashiki in Japan. I won Bronze at the Olympics and was also World champion in 2010."

ですって〜! 英語、とってもきれいな発音じゃないですか!(しかも、日本語のときより噛んでないぞw)

高橋大輔さんご出演の "Human to Hero"、 もうご覧になったでしょうか?
これはCNNワールド・スポーツの中の、苦難を乗り越えて栄光をつかんだアスリートたちを紹介するコーナーのよう。
この動画がもうあがっているんですね。(動画主さま、本当にありがとうございますm(__)m)



インタビューは新横浜スケートリンクでおこわれた模様。先日のプリンス・アイス・ワールドの練習の合間を縫って、という感じでしょうか? 照明がなかなかかっこよくて、氷上のシーンも素敵〜! 本田武史さんの姿もちらっと見えます。

取材ではこの映像よりずっと多くのことを語っていたようで、それがCNNのサイトに記事としてアップされています。映像になっている部分は大輔さんの実際の言葉を取り入れつつ、ざっと訳してみましたので、どうぞ〜。

元記事はこちら→CNN Human to Hero  Daisuke Takahachi: Japan's golden boy on the importance of being 'gorgeous' by Gary Morley, CNN


大輔語録:「演技すること、自分を見せようとすることはとても大切だと思う」(どうしてトップがよりによってこの写真なの〜泣)

「日本のゴールデンボーイ、高橋大輔。“華やかであること”の大切さを語る」

「フィギュアスケートにおいて一番必要な資質……それは華やかさかな、と思います」
日本の高橋大輔はそう言うと、頭をのけぞらせて笑った。だが、彼は大真面目だ。
彼の競技では、派手な動作から、きらびやかな衣装、観客とのコンタクトまで、演技がすべてなのだ。

「フィギュアスケートの一番いいところは、お客さんを独り占めできるところです」
世界チャンピオンにも輝いた高橋は、CNNのHuman to Heroでそう語った。
「演技すること、自分を見せようとすることは、とても大切だと思うんです。でも、自分に酔うことだけは避けようといつも心がけてます。もしも独りよがりで演技したら、お客さんは感動しませんから」
「いわば“キャッチボール”をしているようなものですね。僕もミュージカルや舞台を見ていて、俳優が自分に陶酔しすぎているとちょっと居心地悪く感じてしまう。空気を敏感につかみながら演技できる人が好きですね」

高橋が国民的英雄というステータスにのぼりつめたのは、2010年のことだ。この年、彼はフィギュアスケート日本男子シングル史上初めて世界選手権で優勝し、その1か月前にはバンクーバー五輪で銅メダルを獲得して、日本男子初のオリンピックメダリストとなっていた。
こうした成功にもかかわらず――昨年の世界選手権では銀メダルを取っている――27歳の高橋は、今もなおライバルたちに敬意を持っているのだと告白する。
「自分に特別なものがあると思ったことはないですね。いつも他の選手と比べて自分に足りないもののことを考えてしまうんです」
「他の選手のほうが自分よりお客さんの声援が多いんじゃないかと、つい思ってしまうんです。僕は常に、自分がどうやったらレベルアップできるか考えているし、しょっちゅう他の選手に嫉妬しちゃうんですよね」 彼は笑いながらそう言った。「他のだれかがかっこいい演技をしたら、自分も真似したいと思ってしまう。それが自分のモチベーションになっています」

フィギュアスケートにおいて大きな要素のひとつは、その衣装だ。多くの場合、入念に仕立てられた合成繊維製のもので、ミュージカルの舞台にこそ似合うようなものが多い。
「僕は手足も長いわけじゃないですし、身長も…低いので」 高橋は自嘲気味に言う。「だから、より背が高く、手足も長く見えるような衣装にしたいんです」
「自分自身がちょっと大きく見えるようなもの。腕の動きに余韻が見えるようにヒラヒラをつけてみたりとか」
薄いブレードのついたスケート靴は、さらに重要なものだ。
「スケート靴がなければスケートはできませんから、心臓のようなものですね」
「靴については選手はみんな苦労していると思います。特に僕の場合、スケート靴が長くもたないので。ひと月ごとに替えたり、ひとつの試合が終わるたびに替えたりすることもあるし、ぴったりな靴を見つけるのはなかなか大変なんです。靴がいいかどうかは、演技に影響します。だからとても大切ですね」

岡山県倉敷市に生まれた高橋は、子供時代は体操選手になりたかったという。
だが、そういう運命だったのだろう、自宅の近くにスケートリンクができた。よく体操の練習に行っていた体育館より、リンクのほうが家に近かったという現実的な理由から、彼の未来は決まった。
「母の同僚でスケート大好きな人がいて、その人がリンクに連れていってくれたんですが、そこで目覚めたんです、僕はこれが本当にやりたいんだって」
「僕が育った街ではフィギュアスケートは盛んではなかったですし、リンクはできたばっかりで、プロのコーチもいない小さなクラブしかなかった。だからスケーターの数は本当にわずかでしたね。でも、みんなで力を合わせて、お金をやりくりし、こつを学んでなんとかやっていたんです」

中学のとき、それ以降ずっとコーチをつとめることになる長光歌子と出会った。長光は現在、ロシア人のニコライ・モロゾフと共に高橋のコーチングをしている。モロゾフは2008年にいったん高橋と袂を分けたが、今は再び彼のチームに戻っている。
「僕らは一緒に世界中を回ったんですよ。他のコーチでは珍しいことです」 高橋は長光についてそう語る。「今、正式には僕らはチームなんです。栄養士もいるし、トレーナー、マネージメント会社の人、衣装担当、曲編集、レベルチェック担当、そして振付師もいる」

2010年の成功は、膝の怪我によって1年間競技を離れた後、第一線に戻ってきた直後だっただけに、いっそう嬉しい結果だった。
2007年の世界選手権で銀メダル――これも日本男子初だった――を取った後、前十字靭帯の怪我により、選手としての停滞を余儀なくされたのだ。
「怪我はほんとうに怖いですよ。手術したことは精神的にはプラスになりましたが、自分本来の動きの流れを取り戻すまで約3年かかりましたから」
「オフアイスとオンアイスのバランスですか? 今はあえてバランスを取らないようにしています。なぜならそのすべてが僕個人のライフスタイルの一部だから。体を休めるために休息は取るけれど、休日を取りたいという気持ちにはあんまりならないですね」
 
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カテゴリ:高橋大輔 | 11:30 | comments(10) | trackbacks(0) | - | - |
高橋大輔、シーズン後半へ GoldenSkate記事より
「ミニ全日本」と言われたグランプリファイナル男子からわずか2週間。全日本の直前というこの絶妙(?)な時期に、ファイナルを制した高橋くんのインタビューがGolden Skateにアップされまた。ライターはおなじみのタチアナ・フレイドさん。12月19日付の記事です。
 

「高橋、シーズン後半に向けてギアを上げる」



日本の高橋大輔は、史上最も華やかな経歴をもつ男子スケーターだ。そのすばらしい履歴に、今また新しい歴史的なタイトルが加わった。今月はじめ、ISUグランプリ・ファイナルを制した初めての日本男子になったのだ。そのほかの「初」には、日本男子初の世界選手権優勝(2010年)、オリンピックメダル(2010年銅メダル)、世界ジュニア優勝(2002年)がある。

オリンピックの舞台となるソチで、26歳の高橋は、自身の究極の夢であるオリンピック金メダルに向けて、新たな一歩を踏み出した。ファイナル優勝は彼にとって大きな自信になっただろう。しかし高橋のコメントは、例によって一筋縄ではいかないものだった。
「これが自信になったかどうか、はっきりとは言えませんが、自信につなげていけたらいいなとは思います。もちろんこの順位と結果はうれしいです。またひとつ、日本男子初というものに関わることができたので」
だが、オリンピック銅メダリストである高橋にとって、フリーで一番重要だった瞬間は、ふたつ目の4Tを降りた瞬間だったという。
「今シーズン、そしてあの怪我以降、ふたつ目のクワドを着氷できたことは練習でもなかったんです。それができましたからね。これでさらにのっていけるかなと思うし、自信になるといいですね。自分は降りられるってわかりましたから。一歩前進したんじゃないかと思います」

ファイナル男子には史上初となる日本選手4人が登場した(残りはカナダのパトリック・チャンとスペインのハビエル・フェルナンデス)が、高橋はその中の最年長だった。ショートで首位に立ったあと、彼は「若手」には負けたくないと冗談めかして語っていた。実際、負けはしなかったものの、本当に勝ったわけでもないと感じているという。
「優勝はしましたけど、フリーで3位でしたからね。勝てたわけじゃない。自分の課題や問題が見えたので、ここで学んだ教訓が自分をもっと成長させてくれるといいなと思っています」
過去何度も全日本選手権を制してきた彼にとって、大事なのは勝ち負けだけではないらしい。
「むしろ男子シングル全体の流れ、波ですね。置いていかれたくないんです。しっかりついていきたい。追いつけなくならないように、出遅れないようにしたいです。今はほかの選手たちと同じラインに立っていると思うので、自分もまだついていってるんだぞ、というところを見せたいですね」

彼の次の試合は、今週札幌で開催される全日本選手権だ。
「ちょっとスタミナに不安があるので、追い込みすぎないようにしたいです。演技をうまく調整して、ふたつのクワドを着氷し、アクセルをよくしていきたいと思っています」
「全日本では会場とその雰囲気を楽しみたいですね」全日本に向けた準備について聞かれて、彼はそうつけ加えた。
全日本では、ファイナルでともに戦った羽生結弦、小塚崇彦、町田樹、そしてそのほかの選手たちと合いまみえることになる。高橋は世界選手権のメンバー入りを確実にしたいだけでなく、2月の四大陸選手権にも出たいと考えている。四大陸は彼の地元の大阪で開催されるからだ。

今年3月、ニコライ・モロゾフと共に、二人が再び手を組むと発表したときには、ちょっとした騒ぎになった。高橋は2008年までモロゾフをコーチとしていたが、あまり友好的とは言えない別れ方をしていた。
「もちろん、きれいな別れ方ではなかったですね。でも、今一緒にやっていると、本当に気まずいことがあったのかなって時々思ってしまうんです。僕らは今、自信をつけようとしているところです。もちろん、彼に対しても自信をもって信頼できるようになりたいですし、僕らはお互いへの信頼感も築こうとしているところなんだと思います。今はそれがちょっぴり形になり始めたところかな。それが僕らに見えてきたところだと思います」
高橋は長年一緒に組んでいる長光歌子をメインコーチにしているが、練習や試合ではモロゾフのコーチングも受けている。
「練習ではちょっとした変化もありますね。僕は彼(モロゾフ)に、何か具体的なものとか課題とかを求めているわけじゃなくて、肝心なのは一緒にやるってことなんです。彼は僕に、オリンピックの金メダルを目指して一緒にやる気はあるかと聞いてきました。もしもそれがうまくいかなくても、それでいいんです。実際に挑戦してみない限り、うまくいくかどうかなんてわからないから。」
高橋はモロゾフとのことについて、さらに言葉を続けた。
「彼は僕が金メダルを取れると思っているんです。彼のほうから僕にアプローチしてきた。つまり、僕に対して期待しているってことです。少なくともその期待には応えたいと思っています。お互いの関係の中で僕は試されているんだと思うし、そういういい緊張感は自分にとって必要なものです。この緊張感が自分に役に立つでしょうし、今後も続いていくといいなと思っています」

今、自分に何パーセントの力があるのか、自分ではわからないという。
「うーん、自分がどこまでやれるかわからないので、その質問には答えられませんね。いつも、これが限界だ、ここまでだって思うんですが、周りの人がみんな言ってくれるんです、“いや、もっといけるはずだ、限界を押し上げなさい”って。それを聞いて僕も、もっといけるかもしれないぞと。練習をしていると、今やってることよりもう少しやれるぞ、という感覚が欲しくなるんです。僕は今どこにいて、どこまで来ているんでしょうね」
ソチではオリンピックの会場を経験することができてよかったと、高橋は言う。
「まずはオリンピックのリンクと会場を知りたいと思っていました。もしオリンピックに出場できることになったら、これがプラスに働くだろうなと。たとえウォームアップ・エリアとほかのエリアが違ったとしても、少なくとも(この場所を)知ることはできました」
ソチに来たことは刺激になったという。
「この会場を知ったことで、もう一度ここへ戻ってきたいとちょっぴり思い始めました。これ(この気持ち)が自分の中にあることは否定できないですね」

「もちろん理想ですが、ここ(ソチ)で引退できたらいいなと思っているんです」
彼はそう明かした。その理由は、彼にとってロシアが特別な意味をもつ場所であるからに違いない。
「僕にとって、ロシアはターニングポイントだったんです。2011年のモスクワの世界選手権で、僕は大失敗をしてしまい、散々な演技をしてしまった(スケート靴のねじが取れたせいで演技の中断を余儀なくされ、結果は5位だった)。オリンピックに出たいと心から思ったのはそのときだったんです。“よし、ソチを目指そう”…モスクワでそう言ったのが2年前です。この場所がこれからも僕にとって特別な意味を持つ場所であるといいな。“最後の演技はあそこだった”と言えるようにね」
では、引退後、彼は何をしたいのだろうか?
「コーチか先生になりたいですね。なんらかの形でスケートにかかわっていきたいです。」
とはいえ、自分をショースケーターとしては見ていないらしい。
「(引退したら)きっともう自分のスケートにはあまり興味がなくなるんじゃないかな」


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 「大ちゃんの口調じゃない!」と思われた方、ごめんなさい〜・゜・(ノД`)・゜・
大輔さんの言葉を英訳し(この時点でかなり苦労があったものと思われますがw)、それをさらに日本語にするという苦行ゆえ…内容だけ読み取っていただけましたら幸いです。

よけいなコメントはいたしませんが、ひとつだけ気になったのは…大ちゃん、東京ワールドは!!??
ソチ五輪のあとの世界選手権は東京(または埼玉)ですよね?それが最後の舞台かと勝手に思い込んでいたのですが(あ、もちろん五輪もワールドも出場未確定であることは大前提ですけどね)……。
って、今の時点で心配するのは早すぎですね。まずは全日本!!!



JUGEMテーマ:フィギュアスケート
カテゴリ:高橋大輔 | 11:36 | comments(7) | trackbacks(0) | - | - |
高橋大輔&ニコライ・モロゾフ、復活!? 【追記】ああ、やはり事実でした!!
もうご存知の方も多いでしょうけど、昨日、フィギュア界に激震が走りました。
私が知った第一報は、ドイツ人記者の方がやっているロシア語のフォーラム(→こちら)でした。そこで、記者のWerner氏が6月14日付でこんなことを書いたのです。ロシア語からの自動翻訳ですが、

  「高橋大輔は今日からソチ冬季五輪までニコライ・モロゾフとともにトレーニングする」

ええっ!まさかそんな…モロゾフ・コーチは、確かに高橋選手を世界的なスケーターへと成長させた功労者ではありますが、ご存知のようにあまり後味のよくない別れ方をしました。その後、高橋選手はモロゾフ以外のコーチ、振付師のもとで世界王者、オリンピックメダリストにまでなったわけで、最初は「今さらモロゾフはないでしょー、デマじゃないの?」というのが正直な感想でした。それに、モロゾフはソチ五輪にむけてロシア選手強化に専念していくはずで、新たな外国人選手はとらないのでは?と。

ところが、今日(6月14日付ですが日本時間では今日ですね)になって、ロシアのスポーツ紙「R-Sport」のサイトにこんな記事が出ました。(→こちら
(すみません、ロシア語から英語への自動翻訳です。日本語に変換するとわけわからない文章になってしまうので英語のほうがまだましかなと…。また、かなり直訳調ですが、お許しくださいm(__)m)



Figure skater Takahashi returned to the Russian coach Nikolai Morozov


Little Falls (USA), June 14 - RIA Novosti, Alena Leonova. Ex-world champion in figure skating Japanese Daisuke Takahashi will be prepared for the Olympic Games in Sochi in 2014 under the leadership of Nikolai Morozov, the Russian coach said the agency "R-Sport."
Takahashi up to May 2008 has already trained with Morozov. Japanese figure skater - the world champion 2010, world championships silver medalist in 2007 and 2012, bronze medalist of Olympic Games 2010 in Vancouver.
"We, along with Daisuke decided to resume cooperation, - said Morozov told" F-Sport. "- I would be interested to work again with the skater. In addition, I believe that the presence of such a master in our group will benefit other students in my preparation for the Olympic Games in Sochi. "
Morozov's group, which includes members of the Russian national team Alena Leonova and Sergei Voronov, dancers Elena Ilinykh / Nikita Katsalapov, as well as other well-known Russian and foreign skaters, is currently in training camp in America.

「フィギュアスケーター高橋、ロシア人コーチ・ニコライ・モロゾフの元へ戻る」

フィギュアスケートの前世界王者、日本の高橋大輔は、2014年ソチ五輪に備えてロシア人コーチのニコライ・モロゾフにつくことになる――R-Sportの記者にモロゾフがそう語った。
高橋は2008年5月までモロゾフについていた。2010年の世界選手権で優勝、2007年と2012年には銀メダル、2010年のバンクバー五輪で銅メダルに輝いた日本人フィギュアスケーターだ。
「我々は協力を再開することを、大輔とともに決定した」モロゾフはそう語った。「彼と再び組むのを楽しみにしている。その上、彼のような熟達した選手がうちのグループにいるのは、ソチ五輪への準備において、ほかの選手たちのためにもなるだろう」
モロゾフ率いるグループには、ロシア代表チームのメンバーであるアリョーナ・レオノワとセルゲイ・ボルノフ、アイスダンスのエレーナ・イリニフ&ニキータ・カツァラポフのほか、ロシアや海外の有名選手たちがいるが、現在はアメリカの練習拠点でトレーニングしている。



じつは私…上のロシア語フォーラムのことを知ったときに、記者のWerner氏にあつかましくもメールで問い合わせをしていたんです。事実なのかどうか、本人たちはコメントしているのか…。たぶん返事はもらえないだろうと思って、なかば勢いだったんですが、その後すぐにご返事が! こんな内容です。

"yesterday Nikolay Morozov told me by phone that he'll fly today to Japan where this decision will be announced by Japan TV."
「昨日、ニコライ・モロゾフが電話で私に話したところによると、彼は今日、日本に向けて飛行機で発つそうです。そして、この決定は日本のテレビでアナウンスされるだろうとのことです」

事実かどうかは確信はありません。でも、勢いで記者の方にメールしてしまって、こんな情報をもらってしまい、私のところで止めておくのもどうかと思ったので、ここに書かせていただきました。もし万が一誤りがありましたら大変申し訳ありません。
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高橋大輔@AOI上海2012

中国・上海でおこなわれていたアート・オン・アイス上海2012で、大輔さんが新しいEXを披露しました!なんとピアソラ「ブエノスアイレスの四季」の新バージョン!
…なんてことは、もうファンのみなさんはとっくにチェック済みかと思いますが、会場のファンの方が高画質の動画を撮影&アップしてくださったので。

新EXピアソラ
 *youtube版のリンクは→こちら (toudou.comの動画は時々不安定になるようなので貼っておきますね)


これは…すごい世界ですねえ。振付は宮本賢二さんらしいですが、パートナーを抱くような冒頭の振りから一気に濃密なタンゴの世界へ。最初のジャンプの入りが、もうあっけにとられるほど短い! 途中のステップはちょと無良くんの今季のフリーを彷彿とさせるでしょうか。なんといっても見せ場は中盤、リンク中央で動きを止め、自分を抱きしめるように揺れてから、ゆっくりと氷上に横たわる…こんな演技を(しゃあしゃあと)やってしまうとは、まったくねえ…。

上海では「ロクサーヌ」も滑ったようですね。(上海のお客さん、幸せ者だぞ!)
 *youtube版のリンクは→こちら


この新ロクサ、「スターズ・オン・アイス」で初お披露目だったころは、もっとさらりとした上品な感じでしたが、昔の濃厚ロクサにちょっと戻ったでしょうか。しかも滑りは上質、ジャンプは完璧なのだから、ピアソラでは若干おとなしめだったお客さんも、これはキャーキャー言わざるをえませんわまったくもう。

ところで、このAOI上海では確か撮影は禁止だったはずなんですが…イケない熱心なファンの方々のおかげで、中国版ツイッター「微博(ウェイボー)」には、次から次へと動画や写真があがっています。中国ファンの方々、ほんとありがとうございます〜。

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カテゴリ:高橋大輔 | 10:51 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
今季を終えて 高橋大輔インタビュー@goldenskate

国別対抗戦では、圧倒的な演技を披露して、1年半無敗だったパトリック・チャンにとうとう土をつけた
おばさまたちの恋人www高橋大輔
その国別を終えた時点でのインタビューが、4月25日付のgoldenskateにアップされていました。聞き手は、フィギュアファンにはおなじみのスポーツライター、タチアナ・フレイドさんです。

もと記事はこちら→Takahashi gets a confidence boost by Tatjana Flade

「高橋、自信を深める」

















  2012年世界選手権にて
 「ブルース・フォー・クルック」で演技する高橋大輔



東京で開催された2012年国別対抗戦で、日本の高橋大輔は男子シングルを制し、最高の形で今シーズンをしめくくった。ショートでは94.00という世界記録を樹立し、フリーでもパーソナルベストを更新した。

高橋が2年連続世界王者のパトリック・チャンに勝ったのは、2010年の世界選手権で金メダルをとって以来だった。
ずっと1位でい続けなくてはならないという気持ちは特にないですね」今後チャンに勝つには何が必要か聞かれて、高橋はこう答えた。「パトリックは完ぺきじゃなかった、ミスをしましたからね。僕ら2人とも完璧ではなかった。もし彼がノーミスだったら、パトリックのプログラムのほうが点が出ただろうなと思います。僕はただ、今季やってきたことをまたやって、さらにそこに上積みしていくだけです。その結果、最終的に勝てればいいなと
 
26歳の高橋にとって、今季は重要な足がかりになったという。
「最初は(チャンに勝てる)見込みなんてまったくないところからのスタートだったけど、ちょっとずつ近づいてきました。このことは自信につながると思います。でも、ここで満足はできないですね。来シーズン、パトリックはすごく上げてくるだろうし、僕もがんばらないと

課題のひとつは4回転ジャンプらしい。
「4回転の必要性はよくわかりました。がんばって練習しなくちゃいけませんね」
まずは4回転トゥループを確実なものにしなくてはならない。
「それをまず練習したいと思います。状況によって違う種類の4回転にするかもしれませんが、勝つためには4回転が絶対必要だってわかりましたから」
グランプリシリーズ中以来、4回転フリップの練習はしていないが、また挑戦する可能性はあるという。

4回転に加えて、高橋が注視しているのが演技構成点だ。
「試合のとき、自分とほかの選手のファイブコンポーネンツを見比べるたびに、ここで非常に高い点をもらわないとだめだと実感するんです。国別対抗戦のジャッジはちょっと気前がよかったのかもしれませんけど、あの点がいただけて嬉しかったですね。自信になるし、自分が進んでいる道は間違っていなかったとわかりました。あんなに9点台が出たことは今までなかったですからね!」

来季の振付については、まだわからないという。今季はデビッド・ウィルソン、パスカーレ・カメレンゴとすばらしいプログラムを作ったが、何しろ高橋は変化を歓迎し、今までとは違う新しいことに挑戦するのが好きな選手である。
「今のところ、何の予定もないんですよ。だから困ってるんですけどね(笑)。ソチまであと2年しかないので、できることは全部挑戦していかなくては」
彼がまだ振付をしてもらっていない大物振付師にローリ・ニコルがいる。どうやらチャンが彼女と組むことがなくなった今、高橋がチャンスをつかむのだろうか?

現在、高橋の体調はいいが、そろそろ休みたいと思っており、休暇を楽しみにしているという。
「ちょっとひと休みして、リフレッシュして再開しますよ」そういいながらも、アジアで数多くのアイスショーに出演する予定だ。「休みたいです。ストレスのない練習、それが自分がやりたいことですね。(プログラムなどの)予定や、どんな方向に進むのかについては、まだ考え中です。今はまだわかりません。たぶんそう長くは休まないでしょうけど、精神的にリラックスしたいですね」
2010年に怪我した膝は、もうだいじょうぶだという。
「もう完全に治りました」と彼は確かに言った。 

全体的に見て、今季は来季につながるよい年だったと感じている。
今シーズンは自信を取り戻すことができたと思います。オリンピックや世界選手権でメダルは取りましたけど、(以前は)それほど自信がなかったんです

自分にとって今季のハイライトは世界選手権だったという。
「そこに向けてものすごく練習してきましたから。自分のベストの演技ができました。ショートではミスもあったけど、あれほど注目を浴びている中で4回転を降りましたからね。練習のおかげで自信をもってすべてを吸収できるようになった。すべてが必要なプロセスであり、それが今シーズンのハイライト、ピークにつながったんだと思います」

今後はどの選手と戦いたいかという質問に、高橋ははっきりとは答えなかった。
「ひとりだけ選ぶなんてできません。今の試合はとてもハイレベルですし、選手はみな強い個性を持っていますから。全員と戦いたいですね」
 
確かに言えるのは、来季が始まり、彼が新しいプログラムをひっさげてチャンをはじめとするライバルたちと戦う姿が見られるのを、世界中のファンが今か今かと待っていることである。



フリーの演技に向かう前のシーン。本田テケシ先生と固い握手。いい写真ですね(;_;)




会場で見ていて、このときはぐっときました。こんなキスクラ、見たことない!
まさに「世界はひとつ」、でしたね〜(;_;)

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カテゴリ:高橋大輔 | 16:46 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
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